地球防衛軍戦記   作:第一連合艦隊

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今後の展開的に必要だと感じたので彼らを登場させます。





かなり短いです


暗躍者達

 防衛軍司令部にある一室の会議室に複数の男達が集まり会議をしていた。

 

 その顔触れは防衛委員会委員長や芹沢参謀長、その他にも有力な政治家や司令部付きの参謀、技術者など様々だった。だが彼らは元々この世界の住人でなく、この世界に転生してきた者であり、原作ヤマト世界が前世の者やヤマト作品のファンなど多岐にわたっている。

 宇宙艦隊で艦隊司令をしているティアンム中将やレビル中将、ワイアット中将など他作品のアニメキャラも転生してきていた。そして他作品から転生してきた彼等や芹沢参謀長は転生者達の協力者だった。

 

 転生者達はこの世界にマゼラン級などのガンダム世界の艦艇が存在していることに転生直後の彼らは驚いたが、それらが先代の転生者の置き土産であることを知ると、それらを有効活用しながら内惑星戦争での被害を軽減させ、ガミラス戦争を戦い抜くと同時にヤマトに援軍を差し向けドメル将軍の自爆を防ぐなど原作の歴史改変をしたり、地球連邦の結成、防衛艦隊の再建などに大きく貢献していた。

 

「ティアンム中将はよくやってくれましたな。」

 

 先の戦闘結果を見ながらそう一人の転生者が発言する。

 

「ですな」

「だがまさかガトランティス艦隊が2個艦隊も来るとはな。これは原作にはなく想定外だ」

 

 一人の転生者がそう言った。幾ら原作の知識があるといっても想定外のことが起きたので皆が不安になっていた。

 

「たしかに原作にはなかった展開だ。この先が不安だよ」

 

 そう委員長はぼやいた。

 

「そうだな。ヤマトが確認した白色彗星が旧作版なのか2202なのかが不明なのが不安だ。ヤマトからの情報から推測すると少なくとも旧作版のガトランティスではないのは確実だ。だが2202版である確証もない。白色彗星がリメイクに比べて小さすぎるし観測した白色彗星内の艦隊もカラクルム級だけでなくラスコー級やククルカン級が多数居る」

 

 副参謀がそう続けて発言する。

 既にヤマトが白色彗星内で確認した情報は防衛軍全体で共有され対策が練られていた。

 

「問題は時間断層が2202と同じではないのを考えるとガトランティスが2202と同じもしくはそれに準ずる規模だと戦力的にきついな」

 

 一人の転生者が言ったこの問題は転生者達にとっても厄介な問題だった。

 コスモリバースシステムの副作用によってこの世界でも時間断層は出来ていたのだが、その性能が原作の10倍ではなくこの世界では3倍だったのだ。つまり原作のガトランティスなら兎も角、2202のガトランティスだと間違いなく苦戦するどころか敗北する可能性すらあったのだ。

 無論原作同様、深く深くいけば時間の流れが速くなることは確認済みのため、拡張作業は続いているが先の長い話であった。

 

 また通常の工業力も転生者達の努力によってガンダム世界の一年戦争時の地球連邦を遥かに超える規模になっており、ジャブローを始めとする各拠点が幾つもある為、造船能力はすさまじい物にはなっていたがやはり時間断層の存在は大きかったのだ。

 

「そうだな」

 

 委員長はそう短く呟いた。

 

「しかし防衛艦隊の指揮官達もよくやってくれています。我々は裏方に徹しましょう」

 

 防衛軍司令部付きの転生者がそう言う。事実、防衛艦隊の指揮官達は各地でガトランティス艦隊相手に善戦していた。

 

「土方司令も今頃タイタンで作戦を立てているだろうしな」

 

 副参謀も続けて発言した。

 

「そうですな」

「そうだが…」

「どうしました委員長?」

 

 副参謀はなぜか黙った委員長にそう尋ねる。

 

「こうなれば私も艦隊を率いて戦いたいと思うよ」

「なるほど。意気込みはいいですが委員長にしかできない仕事も多いのですから、戦艦に乗りたければ観艦式で観閲官でもしてください」

 

 そう言われると委員長は大きなため息を付き「わかったよ」と言った。ただ内心では『黒コート着たいなぁ』と思っていた。

 

 そして話題は戦力増強に移る。

 

「ところで芹沢参謀長艦隊増強の方はどうなんですか?」

 

 話を振られた芹沢はどっしりと構えた雰囲気で答えた。

 

「順調だ。あと数週間もすれば新艦隊が編成でき数か月以内に一気に戦力は増強できる」

「それはありがたいな」

「で、新艦隊の司令は?」

 

 そう聞かれた芹沢は二人の中将の名前を出した。

 

「ムバラク中将とアンダーセン中将ですぞ」

「なるほど。あの二人か」

 

 二人とも転生者仲間であり、彼らはその話を聞き活躍と無事を願った。

 この二人の中将はガミラス戦役でも戦果を挙げており、月に攻撃を仕掛けてきたガミラス艦隊を撃破した実績をもつ優秀な指揮官であった。

 

「それと新兵の訓練は?」

「ブライト司令に任せてます」

 

 芹沢はそう言う。

 ブライト指揮の部隊には新兵の練度を少しでも上げるために猛訓練をするようにと防衛委員会から命令が下りていた。

 

「了解しました」

「あとはデスラー総統の動きに警戒だな」

 

 委員長は懸念事項を口にした。それに対して芹沢参謀長が答える。

 

「ですな。ですがそれについてはヤマトの連中に任せましょう」

「そうですな」

 

 委員長も芹沢の意見に賛同する言葉を言うと、芹沢にガミラス共和国からの援軍について尋ねた。

 

「あとガミラスの援軍は?」

「ドメル将軍麾下の艦隊が来てくれるとのことです」

 

 そう芹沢は委員長の質問に答えた。すると周りからは「おぉ」と驚きの声が上がる。

 

「ドメル艦隊が来てくれるのか!」

「これは心強い!」

 

 転生者達は口々にそう言った。

 こうしてガミラスの援軍の話題で盛り上がった会議はその後も今後の対策を協議し2時間後には終了した。

 

 そして会議終了後は各々の仕事に戻っていた。

 




ガンダムキャラを登場させたかったんです。

それと古代守は原作と違い地球に居ます。いずれ登場するかも。
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