最近ハーメルンを見ていたら、自分も何か書いてみたいなと思い書いてみました。
処女作ですので、つたない部分が多々あると思いますが、よろしくお願いします。
それでは本編に行きましょう。
??視点
「シリウス様。起きていらっしゃいますか?」
と言いつつドアをノックしてみる。反応は・・・ない。寝ていらっしゃるのだろうか。
「失礼します、シリウス様。」
部屋に入ってみるとやはり寝ていらっしゃった。シリウス様がこんな時間まで寝ているのは珍しい、いつもは私が来るより早くおきていらっしゃるのに。でも、おかげで可愛いシリウス様の寝顔を拝見できたのだから私としてはうれしいのだけど。もっとも本人に可愛い寝顔でしたと言ったら怒るだろうなと思っていると、
「シリウス、起きていますか?」
そういって、部屋に入ってきたお方は
「ソフィーア様、おはようございます。」
「やっぱりいたのね、咲夜」
ソフィーア・クリサリス様。このお方は我らがクリサリス皇国の第二皇女であらせられるお方で、私が仕える主人のうちの一人だ。
「私が一番に来て、シリウスの可愛い寝顔を見てから、起こそうと思ったのになぁ」
それと同時にライバルでもあるのだけど。
「ソフィーア様、ご留学の準備はよろしいのですか。本日出発ですが。」
「大丈夫よ。昨日のうちに全て済ませてあるわ。そんなこと言って、私をここから動かそうとするのは無駄よ、咲夜。私わかっているのだから。」
やはりばれてしまいますか。ですがここは
「そのような邪な感情はありません。私はソフィーア様とシリウス様のメイドとして当然の仕事をしているだけです。」
「素直じゃないわね、いつまでもそんなんじゃ、私がシリウス貰っちゃうわよ」
「・・・」
やはりシリウス様といい、ソフィーア様といい、どうしてこんなにもお優しいのだろう。そんな警告しないほうがご自身のためにはいいでしょうに。
「ううん?なにか騒がしい?」
あ、シリウス様がお目覚めになったわ。早く挨拶しないと。
「おはようございます、シリウス様。本日はお目覚めが遅かったようですが、昨晩はあまり寝付けなかったのですか?」
「ああ、おはよう咲夜。うん、昨日はいろいろ考えてしまってね、中々寝付けなかったんだよ。わざわざ起こしに来てくれてありがとう。」
「いえ、それがメイドとしての務めですから。というか、シリウス様はいつも早起き過ぎます。私の楽し・・・おほん、仕事を取らないでください。」
「今、楽しみって言いかけなかった?」
「気のせいです。」
などと話していると
「シリウス、さっきの話聞いてた?」
あ、ソフィーア様さっきの聞かれたか、気にしていらっしゃるのですね。あと顔赤いですよ。
「おはよう、ソフィーア。なにか話してるのは知ってるけど、詳しくはしらないよ?」
「そう、ならいいのよ」
そういいつつ、ソフィーア様は部屋から出ていかれた。シリウス様の前になると初心なんですから。尤もわたしも人のことは言えないけど
「シリウス様、そろそろ支度を」
「そうだなぁ、支度しないと。一人で出来るから、咲夜は出て行ってね(笑)。」
「・・・、はい、かしこまりました。」
シリウス様の着替え見たかったなぁ
こうして私、十六夜咲夜と主、シリウス・クリサリスのクリサリス皇国での最後の一日は始まった。
今回は魔法使いぽいことが一切ない前置きのようなものです。次回からは魔法使いらしい描写を出していけたらなぁと思っております。