一日千秋の思い   作:ささめ@m.gru

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あとがき:補足説明

最後までお目通しありがとうございます。

これでプラチナゲーム設定での連載は終わりとなりました、次はアニメ&映画設定を交えて新たな展開へと続きます。

最後の方で難しい展開に頭を悩ませた方もいらっしゃると思いますが別の設定に行くと思って頂ければ嬉しいです。

 

連載の設定をざっと説明してみる。

 

未来が変わる、というのを前提として最初からお話を書いていました。なのでシンヤさんの記憶が曖昧になった頃からすでにギラティナ達によって変わってしまった未来の影響をシンヤさんが受けていた事になります。

元々シンヤさんが居た世界にヤマトは居ません、ですがギラティナ発案で変わった未来にヤマトは居ます。シンヤさんが夢などでヤマトの声を聞いた時"すでに未来は変わっていた"という事なのでシンヤさんは眠る自分に話しかけるヤマトの声が聞こえていたわけです。

 

そして、元々シンヤさんが居た世界と、変わってしまった未来とではシンヤさんの自殺動機が違うのですが書く場所が無いのでここで説明します。

まず元々居た世界でのシンヤさんの自殺動機は極度の鬱(うつ)。優秀過ぎた自分へと掛かる周りからの重圧に、夢を持てない周りとは違う自分への劣等感……。生きる意味も理由も見出せず全てがどうでもよくなった……、というのが自殺動機です。連載当初のシンヤさんはその鬱でネガティブのままでした。

 

そして変わってしまった未来のシンヤさんの自殺動機はシンヤさん自身も思った通りストレスです。仕事人間で冷徹な男であるシンヤさんには親しい人間といえばヤマトくらい、そんなシンヤさんに必要以上に関わろうとする社長や周りの人間はシンヤさんからすればストレスの原因そのもの。

ストレスが溜まりに溜まったシンヤさんは過度な睡眠不足に陥り、苛立つまま会社に辞表を叩きつけ欲するがままに睡眠薬を大量に摂取して無理に眠ろうとした……とそういう動機です。自殺しようとしたかというと微妙な感じですが危険を承知のうえで死んだなら死んだで良いと思っていたので自殺になると思います。

 

この自殺動機の違うシンヤさん、勘の良い方はお気づきかと思いますがこれはパラレルワールドです。

矛盾点など探せば沢山あるのですが、鬱だったシンヤさんと冷徹なシンヤさんが合体したと思って下さい。世界が混ざった状態です。

今のシンヤさんの主体は鬱だったシンヤさんですが、変わってしまった未来に居るヤマト達からすれば主体は冷徹なシンヤさんです。なので今のシンヤさんにヤマト達がいくら過去を説明しても今のシンヤさんにとっては別人の話なのでピンと来るわけがありません。

今のシンヤさんに記憶はありませんが記憶があったとしたら、変わってしまった未来で出会ったヤマトを別人と判断するでしょう。同じだけど同じではない人間が存在する、それがパラレルワールドです。

と、長々と説明しましたがこれ以上話すとキリが無いのでこれくらいで止めておきます。

 

*

 

続編のネタバレを含みます。

 

世界観について、挿絵を使い、補足説明を致します。

ささめなりに分かりやすい(?)説明を作ってみました。

まあ、最終的には「なんでもありな世界になった」と思って下さればお話は進みますが。

では、長ったらしく説明しますので興味のある方だけお付き合い下さいませ。

 

主人公は本来、「シンヤ」という名ではありませんでした。

生まれた時は別の名前でヤマトたちもポケモンも居ない世界で生きて自殺をしたのです。

その自殺が原因でポケモンの居る世界へと「精神だけ」で飛ばされました。

その飛ばされた世界で主人公は「シンヤ」という名前を貰い、「シンヤ」になりました。

 

【挿絵表示】

 

 

しかし、主人公にはこの世界で生きていける体がありませんでした。

体は飛ばされる前の世界に置き去りになっています、このままでは眠っている体の方も精神だけの今の状態も危険だとパルキアとディアルガは主人公を元々の世界……。

ポケモンの存在しない、ヤマトたちも居ない、主人公が「シンヤ」ではない世界に戻そうとします。

戻ってしまえば主人公の「シンヤ」は消えてしまいます。

それを阻止しようとミロカロスたちがパルキアとディアルガに「俺たちのシンヤを消すな!」と訴えたわけです。

とても無茶な訴えにパルキアとディアルガは困りました。

自分たちの世界の人間ではない男を自分たちの世界に「シンヤ」として存在させろとミロカロスたちが言うからです。

しかし、彼は元々「シンヤ」ではないので「シンヤ」ではない彼の体を無理やり連れて来たとしてもミロカロスたちの言う「俺たちのシンヤ」には戻らないのです。

だから、「シンヤ」の為の世界を作ることにしました。

もしも自分がこうだったら、というパラレルワールドとして存在する世界を無理やり繋ぎ合わせたのです。

「シンヤ」という名前の男が存在する世界をいくつか繋げました。1つの世界だけでは補えない欠陥も2つ、3つと繋げればなんとかなります。

とある世界では「シンヤ」はポケモントレーナーでした、ある世界では「シンヤ」はポケモンコーディネーターで……またある世界では「シンヤ」はポケモンブリーダーだったのです。

その繋げられた世界の何処かに「ヤマト」が居たり、「ツバキ」が居たり……と、完全に一緒というわけではないけれど穴が出来ないようにパルキアは世界を埋めていきました。

 

【挿絵表示】

 

 

「シンヤ」の為の世界が出来ました。

でも、そこにミロカロスたちの言う「俺たちのシンヤ」は居ません。

本来「シンヤ」という名前ではない彼を「シンヤ」という名前にして連れて来ないといけないのです。

なのでパルキアは主人公である彼と同じような境遇に立つ「シンヤ」を探して、混ぜ合わせました。

 

【挿絵表示】

 

 

混ぜ合わせたことによって主人公は「シンヤ」という名前になりました。

主人公が「シンヤ」になって、ミロカロスたちの言う「俺たちのシンヤ」が存在するようになったのです。

パルキアとディアルガは「シンヤ」をミロカロスたちの居る、自分たちが作った「シンヤ」の為の世界へと連れて来ました。

 

【挿絵表示】

 

 

パルキアとディアルガの繋ぎ合わせた世界は主人公の「シンヤ」が知る世界とは全く違っていました。

本当の家族では無かった人たちが血の繋がった家族になっていたり、仲良くなった研究員が幼馴染のポケモンレンジャーになっていたり……。

繋ぎ合わされためちゃくちゃの世界で主人公の「シンヤ」は生きていくことになりました。

自分自身も以前の「シンヤ」だった自分とは違いますが。

世界の変化と自分と繋ぎ合わされた「シンヤたち」を受け入れた主人公の「シンヤ」はミロカロスたちと共に今を生きていくのです……。

 

【挿絵表示】

 

 

そんな感じで説明はおしまいです。

理解出来た人も出来なかった人も、なんとなーくで良いので主人公の「シンヤ」達のお話を楽しんで頂けたらと思います。

それでは、お付き合い下さってありがとうございました。

 

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