ありふれない怨霊こそ世界最愛   作:白紙

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6.友人たちの話⑤

△月●日

 

 前回の日記に記した【南雲ハジメに白崎香織さんが絡むのをなんとかしようの会(仮称)】から数日後、俺は【白崎香織が南雲ハジメ君と仲良くなる為に頑張ろうの会(仮称)】にお呼ばれしていた。なんで?

 

 その日の放課後、雫に「今日の放課後、何時も貴方達が集まっている空き教室に来て」と言われた俺は何も考えずノコノコと指定された場所に向かい、そこにいた白崎さんと雫に捕まった。

 

 面倒ごとであると確信しつつも、2人の友人(ハジメと雫)の絡んだ問題のため仕方無しに話を聞く。何でもハジメと仲良くなる為に、ハジメと1番仲が良いと思われる俺に話を聞きたいと思ったらしい。俺を呼んだのはともかく、ハジメを異性として選ぶ辺り、白崎さんは男を見る目があるのではなかろうか。

 

 何か怪しいと感じた為に色々と聞いてみると、俺を引き込む事を提案したのは雫だとか。雫曰く「私だけが苦労するくらいなら、社の事も引き摺り込んでやるわ」との事。誰だコイツのこと真面目って言ったの。

 

 道連れじゃねーか俺を巻き込むんじゃねーよ、と言いたかったが、俺がこちらから雫と2人で白崎さんを誘導出来ればハジメも楽になるかも知れないと考え、「ハジメの味方」である事を宣言した上で参加する事にした。まぁ、雫ばっかりに何でもかんでも押し付ける訳にはいかないし、しゃーないか。

 

 で、相談に乗ったはいいけど、肝心の議題が「雫と宮守君っていつから付き合い始めたの!?」だった。なんで?

 

 

 

△月◎日

 

 そう言えば最近、俺の偏見込みの人物紹介をしていない。それだけ日記に書く内容に困っていないという事なのでそこについては喜ばしい事だと思う。しかし、数少ない友人の内、既に半分は餌食に紹介してしまっている為、ここは公平に4人全員分書こうと思う。という訳で、今回はただ1人、俺の呪術師云々の事情を知らない人間である雫の事を記そう。

 

 

 

 ーーー八重樫雫(やえがししずく)。例に漏れず、俺と同じ高校に通うクラスメイトであり、4人いる俺の友人の内の1人である。そして前述した通り、俺が呪術師であることやその理由なんかを、4()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 性格というか特徴を上げるのならば、とにかく世話焼きである事だろう。友人・知人にクラスメイトと、比較的近しい人間に対しての面倒見がとても良い為、周りの人間からは大分頼りにされている。また、その調子で後輩なんかに対しても親切だったりする為、本人の凛とした雰囲気も相まって滅茶苦茶に人気がある。主に女子にだが。聞くところによると、ソウルシスターなんて名前のファンクラブ擬きがあるらしい。それを知ったときには思わず爆笑してしまった。その後普通にシバかれそうになったが全部避けてやった。俺は悪く無い筈だからな。当たる理由なんて無い。

 

 でも、俺が割と雫の事をおちょくる所為か、俺に対してだけは必要以上に小言やら愚痴やらを言うのは止めてくれないかなー。いや別に愚痴言うのはいいけどさー。雫も大変なんだろうし、友人としては雫の手助けならば吝かでも無いしな。でも小言はなー。お前さんは俺のオカンか。無視したり聞き流すと、鉄拳制裁飛んでくるし。本人曰く「教育的指導よ」らしい。まあ、大分加減はされてるから、俺達にとってはじゃれ合いのようなものだ。俺も真面目に当たってはやらないしな!

 

 だだ、俺と雫との関わりが生まれたのも、俺が八重樫道場に通っていたという過去の事実だけでなく、恐らく俺の態度を見かねた雫からのお節介から始まったものでもある為、この辺についてはあまり強く言えないのだ。

 

 実際、あの当時の俺は呪いを解く為と、■■ちゃんに心配かけまいと強くなる事に必死だった。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、常人離れした五感と身体能力、類稀なる反射神経を小学生の頃から持っていた俺は、八重樫道場の大人たちに真正面から食らいついていった。形だけというわけでもなく、大人たちに渡り合うように戦えていた姿は、大人側から見ても鬼気迫るものがあったようだし、小学生から見ると恐怖以外の何物でもなかっただろう。それを見て近づいて来る物好きも雫だけだったしな。八重樫家の人々もよくもまあ俺を見捨てず鍛えてくれたものである。

 

 ・・・自分で書いててなんだけど、これでなんで雫と仲良くなれたんだ、俺?なんか決定的な一言でもあったんだろうか。全く覚えがないぞ。

 

 

 

△月△日

 

【白崎香織が南雲ハジメと仲良くなる為に頑張ろうの会(仮称)】を行った次の日から、何故か恵里が頻繁に俺に絡んでくる様になった。

 

 今までも割とお喋りやら、昼飯一緒に食ったりやらはあったんだが、最近は周りの目を気にしないと言うか、気持ち俺を優先していると言うか、気が付いたら近くにいると言うか。授業中や中休みなんかで、ふと目が合う回数も増えた様な気がする。表情もニコニコとしてはいるのだが、何処か目が笑ってない。

 

 ハジメに相談しても、「あー・・・」とか、「うーん・・・」だのと、要領を得ない答えしか返って来なかった。なのでつい「チッ、やっぱりヘタレじゃ駄目か・・・」って呟いたらキックされた。お前さんいつの間にあんな腰の入ったいいローキック打てるようになったんだ。痛みよりもそっちにびっくりしたよ俺は。

 

 幸利は恵里の名前を出した途端に脱兎の如く逃げた。なんかアイツは恵里と相性悪いらしい。何でも「お前らを見る奴らの目はトラウマを思い出す・・・ッ」だそうな。トラウマって例の1級怨霊絡みだろうに、何故それと恵里が結びつくのだろうか。同様の理由で白崎さんも駄目らしい。詳しく聞ける様子でもないため、この件については放っておこう。にしてもスタートからトップスピード入るまでが滅茶苦茶速いな幸利。もうアイツはスプリンターでも目指せば良いんじゃないかな。

 

 最後の砦兼唯一の良心と言っても良い雫に相談しようかなとも思ったが、何となく事態が悪化する気が苦労人である彼女に要らない世話を焼かせるのも心苦しい。しょうが無いので何日か様子見してから、最悪の場合本人に直接聞こうと思う。

 

 

 

△月▷日

 

 恵里の様子は未だ妙なままである。今日なんかにいたっては友人の誘いをわざわざ断り、空き教室で俺と2人だけで弁当を食べるだけでなく、おもむろに俺に向かって「あ~ん」などとやってきたのである。あれ?俺に婚約者(フィアンセ)いるの知ってるよね恵里さん?いや確かに口約束ではあるけれども。現在進行形で俺に取り憑いているけれども。なんで笑顔のままこっちに迫ってくるんですかね?なんか怖い。

 

 昼休みのおよそ1時間を丸々使った激闘の末、「あ~ん」に関しては丁重且つ断固として拒否させてもらった。しかし依然として、彼女の様子は妙なままであり、根本的な解決には至っていない。

 

 この日記を書いている最中、ふと恵里の事だけまだ日記に書いていないことに気づいた。俺の考えを整理し、出来るならば突破口を開くためにも、人物紹介も兼て恵里の事をここに書き記したいと思う。無理だったら明日直接聞こう。

 

 

 

 ーーー中村(なかむら)恵里(えり)。彼女もまた、俺と同じ高校に通うクラスメイトであり、俺の4人いる友人の内の1人であり、そして俺が呪術師であることやその理由を知っている1人でもある。

 

 性格に関しては・・・難しいな。社交的で穏やか、笑顔で毒を吐いたりする事もあるが、基本的には優しい人間ではあると俺は思う。唯、以前も書いた記憶があるが、俺達の前ではニコニコと笑みを絶やさず、かと思えば目だけが笑って無かったり、いつの間にか俺達の近くにいたりする為、俺は彼女にチェシャ猫の様な印象を持っている。前に彼女にその印象を話した所、「私は笑いだけ残して消えるなんて出来ないよ」と返された。本人は偶々知ってただけと謙遜していたが、有名であるとはいえ「不思議の国のアリス」の一節がすぐ様出て来るあたり、中々の読書家なのかと驚いた記憶がある。

 

 彼女との出会いは、例によって呪術絡みのゴタゴタである。ではあるのだが、少しばかり複雑な経緯が有る。時系列順に言えば、初めて会ったのは俺と恵里が5歳の時。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 事故が人気の無い場所で起こったものであり、恵里はともかく父親の方がまず助からない状態であったため、俺は爺さんーーー神社の神主であり、俺の師匠でも有る父方の祖父ーーーとの約束である、「自分の危機以外では呪術を使うな」を破り、2人を助けようとした。

 

 しかし当時、修行を行って1年程しか経ってない俺の『呪術』(厳密には『呪力反転』と呼ばれる、呪力で人を癒す術)では、2人を完全に治し切れるか分からなかった為、俺は『縛り』を入れる事によって出力を強化、確実に2人を救える様にした。

 

 爺さんとの約束が悪意有る人間から俺を守る為のもので有る事は、幼いながら俺にも分かっていた。その為、『誰が2人を治したかを、2人は思い出す事ができない』と言う『縛り』を課す事で『呪術』の強化と口封じを兼ねようとした。が、それは敢えなく失敗した。

 

 何故か。実はこの時、まだしっかりと意識のあった恵里が俺を忘れる事を嫌がったのだ。理由はよく分からなかったが、恐らくは事故で動転していた恵里の所に漸く助けが来たと思えば、今度は恵里自身が助けに来た俺の事を忘れてしまう、という状況に耐えられなかったのだろう。

 

 自分に課すものと異なり、他者間の『縛り』は、両者の同意のもと成立するものである。恵里達のための『縛り』でも恵里が拒否してしまうと、『縛り』は成り立たない。『縛り』を成す前から治癒をし続けていた父親の方は、なんとか返答出来るまで回復出来たものの、未だ意識が朦朧としていたため、いつ限界が来て同意が得られなくなるか分からなかった。

 

 恵里の説得の時間も無く、焦った俺は『もし同じ様な事が有れば助けに行こう。その時には、また俺の事を思い出せる』と、追加で『縛り』を出した。俺には何の得もない、リスキーな『縛り』だったが、だからこそ強い効果があるだろう。此処で漸く納得した恵里は『縛り』に同意。成立した『縛り』によって強化した呪力反転により、俺は2人を救ったのだった。

 

 その後俺は、恵里の父親の携帯を借りて119番に連絡。2人が救急車で運ばれたのを確認した後、詳しい話を聞かれる前に逃げ出したのだった。因みに今回の事を正直に爺さんに話した所、見た事ないくらい大笑いされた。その上で大袈裟に言えば、今後の俺の人生の根幹を成すとも言える言葉を頂いたのだが、それは置いておこう。

 

 そして、一気に時間が飛んで約9年後。丁度ハジメと知り合ってから、2月経たないくらいの時期。九州の方で【神隠し】が起こるという事件が発生。夏休みであった為に暇を持て余していた俺は、爺さんの紹介で旅行ついでにその事件の解決を請け負い、結果的には無事に事件を終息に導いた。

 

 いや、事件自体は割と大した事なかったのだ。文句なしの犠牲者ゼロ。不思議体験した10代の少年少女が、数十人近く量産されただけだからな。強いて言えば彼ら彼女らの親御さんが心配したぐらいだろう、言ってしまえばそれだけの事件だった。

 

 唯、偶々旅行で来ていた恵里がそれに巻き込まれ、それを助ける形で俺が事件を解決したため『もし同じ様な事が有れば助けに行こう。その時には、また俺の事を思い出せる』という『縛り』が果たされる事となり恵里と恵里の父親の記憶が戻ってしまったのだ。

 

 恵里親子2人に課せられた『縛り』は、彼女達を治した誰かを「思い出せない」というものであり、「忘れる」という『縛り』ではなかった。その為恵里の家族の中では【思い出せないが助けてくれた誰か】が確かに存在していて、「正体を明かせない親切な誰かが、それでも私達を助けてくれた」みたいな美談になってたらしい。これを初めて聞いた時には流石に目眩を通り越して目の前が真っ暗になった。冗談キツイや・・・。

 

 兎にも角にも恵里を助け出したのは良かったのだが、その後が大変だった。恵理を背負い、諸悪の根源・・・というには可愛らしすぎる存在達の居た領域から脱出したかと思えば、いつの間にか起きていた恵里が泣きだすし。泣き疲れた恵里を送り届けに行ったら、恵里の父親が「あの時私と恵里を救ってくれて本当にありがとう」って言って泣き出すし。奥さんも「夫と娘をありがとう」って泣きだすし。

 

 崩れ落ち涙を流す3人に囲まれて、俺は呆然と立ち尽くすしか無かった。何が何だかわからなかった。あの場で1番泣きたかったのは間違い無く俺だろう。

 

 兎にも角にも、そうして事件を解決した後は何故か彼ら親子と一緒に旅行の続きをすることになり。何故か帰りも一緒に帰ることとなり。事情説明のため家の神社に来てもらったところ、意外と近所に住んでいたことが判明し。あれよあれよという間に家同士のつながりに発展した。・・・うん、何かおかしいな?

 

 家ぐるみの付き合いは今でも続いていて、恵里の家族は今でも大晦日や初詣に家の神社に来てはあいさつやお参りをしてくれる。以前に「俺らの事おっかないとか思わないんですか?」と興味本位で聞いたところ「むしろ本物なんだから御利益あるでしょ?2回も助けてくれたんだから」と笑顔で旦那さんから返された。フツーにこの人カッコ良いな、と思ったのを今でも覚えている。

 

 それはそれとして、彼女に娘さんを押すのはやめてください、俺婚約者(フィアンセ)いるんで・・・。

 

 

 

△月▽日

 

 俺が痺れを切らして真正面から「何か言いたい事があるなら聞くぞ」と言うと、恵里は相変わらずニコニコと、しかし目だけが笑っていない顔で「数日前の放課後何してたの?」と聞いてきた。何故そんな事を、とも思ったが、その日は例の「白崎香織が南雲ハジメ君と仲良くなる為に頑張ろうの会(仮称)」に参加させられていたしていた事を思い出した。

 

 それを伝えようとして、しかしこの件は割とデリケートな問題でもある事に気づき話す事を迷う俺。取り敢えずハジメと白崎さんの名前を伏せ、それ以外の部分をボカしつつも正直に答えると、漸く信じてくれた様で何時ものニコニコ顔に戻っていた。

 

 最近様子が変だったのはそれが気になってたのか?と聞くと、意外にも驚かれた。曰く「気付かれるとは思わなかった」らしい。俺ってば信用無いなー、と思いつつも様子が変だった事について聞いてみると、「仲間外れにされてるかと思ったけど、不安で聞けなかった」と漏らしていた。正直スマンかった。

 

 友人の不安に気付けなかった事を謝り、償いに何か出来る事があれば言ってくれと言うと、許しの言葉と共に「放課後一緒に出かけて欲しいな」と言われたので快諾した。その後すぐに、恵里からのお誘いなら言ってくれれば断らない的な事を言ったら、珍しくニコニコ顔を崩して驚愕していた。変なことは言ってないぞ、友人以外からの誘いは普通に蹴るからな、俺は。

 

 そんな訳で放課後は恵里と連れ立ち、ウィンドウショッピングしたり、お詫びにクレープ奢ったりして帰った。誤解も解けたし本当に良かったと思う。すれ違いやらで大切な友人を失うのは馬鹿らしいからな。

 

 

 

追記.俺にしては凄い青春っぽい事してて少し感動した。

 

 

 

△月◁日

 

 例の恵里誤解事件の翌日、俺は何故か恵里に呼ばれて【中村恵里と宮守社の事をもっと知るための会(仮称)】に参加させられていた。どうして?

 

 この頭が悪くなりそうな会の名前を恵里の口から聞いたとき、俺はきっと宇宙猫のような表情をしていたことだろう。恵里がこんな会を開こうとする意味が分からなかった。前々から不思議な奴だとは思ってはいたが、此処まで突拍子もない事をする様な奴だったろうか。昨日、許してくれるといったのは俺の聞き間違いだったのだろうか。一体何が彼女をここまで駆り立てるのだろうか。

 

 思わず頭を抱えそうになっていると、恵里と一緒にいた谷口鈴さんから「鈴が頼んだんだよ!」と声を掛けられた。元気良いな。

 

 聞くところによると彼女は恵里と付き合いが長く、言わば親友と言っても良い間柄らしい。恵里の方も嫌々ながら否定しなかったので、本人も満更でも無いのだろう。嫌いな奴には真顔で塩対応だろうし、キレたら笑いながら毒吐くタイプだろうしなー。

 

 さて、その恵里の親友が何故?と聞いたところ、何と恵里は俺と交友があった事を谷口さんに話していなかったらしい。正確には名前を出していなかったため、話題に上がっても俺の事だとは思わなかったのだとか。

 

 そして昨日の放課後、俺と恵里が仲良く帰っていたのを偶然発見した谷口さんは、親友の口から度々出される男子が俺の事だと気付き、急遽恵里にお願いしてこの場を設けたのだそうだ。彼女曰く「親友であるエリリンに相応しいか品定めをしてしんぜよう!」とのことらしい。多分頭で深く考えず話してるな、コレ。

 

 取り合えず連れてこられた理由には納得が行った。まあ、俺と恵里の出会いも、例によって『呪術』関係であったため、その辺をおいそれと話してしまうわけにもいくまい。恵里の方を見ると何やら予想以上に深刻な顔で申し訳なさそうにしていた為、気にすんなと返して取り敢えずこの3人でお喋りでもして親睦を深めようと提案した所、谷口さんは何やらキョトンとしていた。

 

 何でもいきなり誘ったにも関わらず、此処まで素直に対応されるとは思っていなかったらしい。俺としても唯のクラスメイトからの誘いなら断っただろうが、恵里の親友であるならばまた別の話だろう。身内・友人は大切にする主義である。

 

 とまあそんな事を言ったら谷口さんは、何かを納得した様な顔になり「でもエリリンは私のものだからね!」と言いながら恵里の胸を揉んでた。すぐ様後ろを向いた直後、パァンと言う子気味いい音と「あいたー!?」という叫び声が聞こえたが、きっと些細な事だろう、ウン。

 

 そんなこんなで、ぼちぼち雑談をした後、丁度良い時間で解散をした。去り際に「また話そうねー!」と大声で言って谷口さんは恵里と共に帰って行った。何とも明るい性格であり、何故恵里が親友をしているのかが何となく分かった気がした。

 

 それはそれとして「なんでエリリンの胸揉んでたのに後ろ向いたの?ホモなの?」とか抜かしたのは絶対許さんからな。




用語解説

呪力・・・人が持つ負の感情をエネルギーとして変換したもの。これを使い、呪術を操る人間を呪術師と呼ぶ。

縛り・・・呪術の基本の一つ。行動に制限や条件をかけることで、呪術・呪力の強化や増幅を行うこと。

呪力反転・・・呪術廻戦でいうところの反転術式。呪力は負(マイナス)のエネルギーのため、身体強化は出来ても治癒等の行為は出来ない。そこで呪力同士を掛け合わせて正(プラス)の呪力を生み出し、治癒を行う技術。(ー×ー=+の原理)。
宮守社の呪術師としての才能は、本来であれば精々秀才程度であるが、本人の体質により呪力反転等の正(プラス)の呪力生成・使用にのみ超一流の適性を持つ。
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