犬猫化したAqoursとの日常 作:イオ
敢えて平仮名表記にしてるので名前の時は文と混ざらないように""をつけてます。
今日から観察日記的な物をしようと思う。
日記は付けないから観察か。
まずあいつら9匹の事を全く分かってないから、知らねばならないのだ。飼い主として。
ฅ(՞•ﻌ•՞ฅ 三 ฅ՞•ﻌ•՞)ฅ
朝、自分の布団に何かモコモコとする暖かい物がいると感じた。そして何ならちょっと重さを感じる。
布団を捲って確かめてみると、そこには僕に寄り添って、ちかとようの2匹がいた。
「またこいつらか………」
この二匹はよく僕の布団に潜ってくる。
皆結構潜ってくるけど、1番多いのが"ちか"と"よう"だ。
2人寄り添って僕の胸にくるまっている。
寒いのか少し震えるような仕草をして、更に僕にくっついて来た。
可愛い奴め。
可愛さで目が覚めたので布団から出ようとすると二匹は僕のパジャマの裾をぎっちりと掴んでいた。
優しくそれを外し、皆に朝ごはんを準備する。
拾ってきたその日、僕は急いでペットショップへと走り、犬と猫用の餌を沢山買ってきた。
9つ、皿に餌を乗せて目の前に置いていく。
起き終わったら、自分の餌の準備
味噌汁を飲みながら、9匹の食べている様子を見てみると、皆お腹がすいていたのかガツガツと食べていた。
僕は最後デザート代わりに蜜柑を食べながらテレビを見ているとズボンの裾を誰か引っ張っているのに気づいた。
テーブルの下を覗くと、"ちか"が物欲しそうな顔でこちらを見ている。
目の前にミカンを一粒、差し出し左右に動かすとそれに伴って"ちか"の顔が動いてて面白い。
「ミカン、欲しいのか?」
「わん!」
元気よく吠える"ちか"
一粒、手に乗せて口の前に差し出すと、勢いよく飛びつき、むしゃむしゃと食べ始めた。
もしかしたら、"ちか"の好物は蜜柑なのかもしれない。
食べ終わって、手にはもうミカンは乗っていないのにペロペロと手を舐める。
「蜜柑、気に入ったのか!」
「わん!わん!」
もう一個、もう1個とせがむ様に"ちか"が鳴くのでもう1個取り出して目の前に差し出す。
それをある影が攫っていく。手を見てみると乗っていた蜜柑は無くなっていた。
「くぅ~ん。」
悲しそうに泣く千歌
「わん!」
鳴いた方を見てみれば"よう"だった。
「お前が犯人か~!」
案外"よう"と"ちか"は寂しがり屋で構ってくれないとこういう事で気を引こうとする。
それがたまらなく可愛い。
うりうり~と"よう"を撫で回す。
気持ちよさそうに目を細めてワンワンと鳴く。
「次は"ちか"の取っちゃダメだぞ。"よう"」
「わん!」
「本当に分かってるのか~~?」
一応躾だけはちゃんとしておかないとな。
"よう"に注意を一応するが多分構って欲しくて
またやるのだろう。
少しずつ教えていこう。
今日の観察日記
ちかとようは可愛い