新任Pとシンデレラガール達   作:むつさん

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お久しぶりです

今後もこんな感じの投稿ペースになると思います

主にプロデューサーのお話。



責任感という重り

 

 

 

 

 

??「あ、あのこんにちは。」

 

??「そんな緊張することないよ。多分ね。」

 

雪樹「初めまして。事務所のアイドルの子達で、いいんだよね。」

 

小日向「はい、小日向美穂です、あの、新しいプロデューサーさんで、い、いいんですよね?」

 

北条「あたしは北条加蓮。よろしくねー」

 

雪樹「僕は新しいプロデューサーの松谷雪樹、今後ともよろしく。」

 

小日向「は、はい…えっと…よろしくお願いします」

 

北条「そんな怯えなくても大丈夫だよ、美穂。この人は、命がけでほたるちゃんを護った人なんだから。」

 

小日向「そ、そうですよね。うん。そうだね。」

 

雪樹「怖がらせてしまったかな。すまないね。」

 

小日向「い、いえ!初めて会うから少し緊張してたのもあるので…」

 

北条「プロデューサーとしているってことは、話は聞いたかもしれないけど美穂もね、前任の件の被害者なんだ。」

 

雪樹「前任の件の話は美城さんから聞いてるし、無理なことは言わないつもりだよ。以前のように振る舞っていてくれたらそれでいいかな。」

 

北条「あたしはあんまり相手にされなかったけど。他にも結構居たからね。」

 

小日向「安心していいんですよね…」

 

北条「まぁ、今の所はね。」

 

雪樹「しばらくは疑心暗鬼かもしれないけどそれでもいいから。アイドルのお仕事を頑張って、困ったこととかあればそのときは相談に乗るよ。」

 

早坂「プロデューサーって、他人に優しいのに自分のことはそっちのけなとこあるんじゃないか?」

 

雪樹「えっと、そんなにかな」

 

早坂「そもそも、そんな怪我してて大変だろ?色々頑張り過ぎだぞ。ウチらより頑張ってるように見えるもん。」

 

星「確かに、言えてるかもな、フヒ。」

 

森久保「頑張ってるというより…無理してるようにも見えるんですけど…」

 

雪樹「そうかな。」

 

北条「無理は良くないかもだけどじっとしてられないんでしょ。体弱くて長い間入院してたことあるから、なんとなくわかるよ。」

 

雪樹「まぁ、じっとしてられないのはそうかな」

 

早坂「それでも無理し過ぎだと思うぞ」

 

ちひろ「まぁまぁ皆さん、プロデューサーさんも頑張っているんですから。」

 

小日向「熱心なんですね。」

 

雪樹「なんか、ことあるごとにこの話題してる気がするな。」

 

ちひろ「皆さん心配されてますから。」

 

雪樹「まぁ、この状態だとそうか」

 

森久保「もりくぼは…常にがんばるなんてむりです…」

 

北条「無理してでもあたし達の為に頑張ってくれてるんでしょ、あたしは嬉しく思うよ」

 

雪樹「そう言ってもらえると、ありがたいよ」

 

北条「プロデューサーが居ないままじゃお仕事も少ないし、専務も仕事がままならないでしょ。」

 

雪樹「任せっきりにするわけにはいかないからね。」

 

北条「プロデューサーの事が心配なのはあたしも一緒だけどさ、それでも頑張ってるんだからあたし達も頑張らなきゃ。」

 

小日向「私達も無理しない程度に、ですね」

 

北条「そうそう、無理は良くないからね。」

 

雪樹「ありがとう。」

 

北条「さて、交代の時間まではしばらくまだ時間あるけど、どうしよっか。」

 

雪樹「以前みたいにくつろいでいっていいからね。」

 

北条「まぁ、冬休み明けのためにちょっと勉強でもしようかな」

 

二人がソファでくつろいでいると、

見知った顔の人がオフィスに来た。

 

佐藤「おつかれー☆もう二人とも来てるな☆」

 

雪樹「佐藤さん、お疲れ様です。」

 

佐藤「プロデューサーもお疲れ様、あんま無理すんなよー。」

 

雪樹「まぁ、しばらくは松葉杖は手放せそうにないよ。」

 

ちひろ「3人ってことは、あの曲ですか」

 

佐藤「そうそう。久々にねー」

 

北条「それじゃ、時間も近いしそろそろ行こっか。」

 

小日向「そうですね。」

 

佐藤「そんじゃ、行ってくるぞ♪」

 

雪樹「頑張って」

 

3人が出て行く

 

早坂「ウチ、そろそろ帰ろうかな」

 

森久保「そうですね、宿題もありますし」

 

星「そうだな、帰るか」

 

雪樹「3人とも、お疲れ様。」

 

早坂「お疲れ様ー」

 

森久保「お疲れ様です。」

 

星「ふひ、お疲れ様。」

 

3人がオフィスを出ていくのと同時に、

依田さんと藤原さんが戻ってきた。

 

依田「お疲れ様でしてー」

 

雪樹「二人ともお疲れ様。どうだった。」

 

依田「とても良き時間でありましたー」

 

藤原「本番が楽しみですね。」

 

雪樹「有意義な時間になったなら良かった。」

 

藤原「本番の日はプロデューサーさんはお休みされるんですか?」

 

雪樹「いや、行くよ。絶対とは言えないけど。行くつもり」

 

依田「無理なさらぬよう、今は安静にするのが良いかと。」

 

雪樹「そうだね。無理はしないでいるよ。」

 

ちひろ「お話のところすみません、少し離席しますね。」

 

雪樹「はい。お気をつけて」

 

藤原「私達も帰りましょうか」

 

依田「はい〜。それではプロデューサーさんもお疲れ様でして〜」

 

藤原「お疲れ様です」

 

雪樹「お疲れ様」

 

さて、どうしようかな。

まだ夕方前。

帰るにはまだ早いし。

事務仕事も今日の分は終わってしまって

専務にメールで任せられた過去の営業報告業務とかもほとんど終わってしまった。

 

とりあえず。ゆっくりして待ってようかな

 

雪樹「最近は、携帯電話の通知を見る機会も減ったな。」

 

気がつくと溜まりに溜まっていた

以前はやっていたカードゲームのグループチャットや、ゲームの方も。最近は連絡も取っていない。

 

懐かしいなと眺めていると、眠たくなってくる。

 

雪樹「1時間ほど…仮眠を取るか…」

 

タイマーをかけて。座ったまま寝ることにした…

 

…………

 

???「おーい、プロデューサー、そろそろ起きろー」

 

雪樹「うん…?ああ、佐藤さん、起こしてくれてありがとうございます」

 

佐藤「もう19時だぞ、仮眠にしては長いぞ♪」

 

雪樹「アラームつけてあったのに…」

 

佐藤「ちひろさんもう帰ったから、プロデューサーももう帰るだろ、送っていくよ」

 

雪樹「他の子達は…」

 

佐藤「とっくに帰ってる。送ってあげるためにわざわざ戻ってきてやったんだぞ☆」

 

雪樹「ああ…そうか…ありがとう、仕度するよ。」

 

荷物を片付けてオフィスを出て

歩きながら佐藤さんと話をする

 

佐藤「仮眠のつもりが熟睡になったなんて、それほど疲れてるわけだから、大丈夫じゃないでしよ、誰かに相談してる?」

 

雪樹「残念ながらそういう間柄の知り合いはいないんで。全部抱え込みですよ。」

 

佐藤「まぁ、そうじゃなきゃそこまで無理しないか。」

 

雪樹「無理するのは慣れてますからね」

 

佐藤「でも本当にだめなときは誰かに相談しないと、取り返しのつかないことになるぞ。わかってるよな」

 

雪樹「まぁ、取り返しのつかないことになったことは、今のところありませんが、気をつけてはいます」

 

佐藤「だから相談しろってこと、プロデューサーって、無理すんなって言っても無駄なタイプの人間だろ、」

 

雪樹「まぁそんな感じです」

 

佐藤「頑張ってくれてるのは頼りになるけどさ、無理して疲れすぎて倒れるのだけは、勘弁だからな、そこんとこわかっておけよ。」

 

雪樹「はい、」

 

佐藤「助手席、乗っていいから」

 

佐藤さんの車に着いた

 

雪樹「色々ありますね。ぬいぐるみも、看板?もほんとにいろいろ」

 

佐藤「よくアイドルの子達が出掛けるのに車出して上げてるからな、お礼だって置いていってるんだとさ。」

 

雪樹「返したり片付けたりしないんですか?」

 

佐藤「別にいいんだよ。それだけはぁとが感謝されてるって思ってる。返すのも申し訳ないじゃん?」

 

雪樹「それもそうですね」

 

佐藤「着いたぞ、あとは大丈夫?」

 

雪樹「ええ、ありがとうございました」

 

佐藤「気をつけろよなー」

 

車を降りて、家の前の階段を登るとき

視界が真っ白になり、強烈な目眩に襲われた…立っていられなかったがなんとか屈んで堪えた、

 

雪樹「う…っ…」

 

佐藤「プロデューサー大丈夫!?ちょっと待ってて!」

 

佐藤さんがうちのドアホンを鳴らす、

何か話しているようだが、よく聞こえない。

少しすると、長男がきた

 

雪樹「ああ、兄貴来てくれたか」

 

長男「とりあえず、家の中入ろう、女性の方は…知り合いか?」

 

佐藤「一応ついて行ってもいいですか?心配だから」

 

長男「わかりました。」

 

佐藤さんと長男に支えられながら家の中に入る。

 

雪樹「佐藤さんすいません。」

 

佐藤「だから無理するなってみんなに言われるんだぞ。ほんと、頑張りすぎ」

 

長男「まぁ、あまり責めないでやってほしい、そういう癖が根付くくらいにはこいつも苦労してきたんですよ」

 

佐藤「とはいえその状態で出勤して、無理も大概にしないと、先が思いやられるところじゃなくなるかもしれないし」

 

長男「お茶、用意してくるから。」

 

雪樹「ほんと。弱いな…僕は」

 

佐藤「そんなことはないでしょ、むしろ、メンタル強過ぎて体が追いついてないだけ。」

 

雪樹「以前からこんなことばっかりなんですよね。いつも丈夫でもない自分を酷使してしまう、わかっているはずなのに、歯止めが効かない」

 

佐藤「責任感かもね。さっきお兄さんが言ってたけど無理する癖が付くような環境にいたわけでしょ?」

 

雪樹「責任感は確かにそうかもしれない…」

 

佐藤「今のプロデューサーに必要なのは、体を休めること。無理しないこと。プロデューサーが無理じゃないって思っても他の人に無理してるって思われたら素直に休め。そうしないと同じこと繰り返すだろ。」

 

雪樹「休みが必要なのはわかっているつもりだったんだけどな。」

 

佐藤「いや、わかってたらこうならないだろ。自分の体も仕事の度合いも、自分でコントロールしないと。専務に仕事任されてるって思うのは大事だけど、それでプロデューサーが倒れたら仕事任した専務はどうなる?」

 

雪樹「そうか…それは考えてなかった…」

 

佐藤「プロデューサーってのは無くてはならないだろ、事務所にとっても、あたし達がアイドルにとっても、今プロデューサーが欠けたら困るんだよ。」

 

雪樹「それは…逆の立場でも同じことが言えるからよくわかってます。」

 

佐藤「早苗さんから退院の時の話聞いたけど、めちゃくちゃ心配してたぞ。」

 

雪樹「少し口喧嘩っぽくなってしまいましたし…今度謝っておかないと。」

 

佐藤「正直あたしもやり過ぎだとは思う。」

 

雪樹「少しでも皆を励ましたいんだ。新人にできることは少ないかもしれないけど、何もしないなんて時間が勿体無いから。」

 

佐藤「新人プロデューサーとは言っても、もう皆から信頼築けるくらいには土俵ができてるんじゃない?ほたるちゃんの件もあるし。新年のことでも協力的でよかったってみんな言ってるぞ。だから一人で突っ走んな。誰かに相談しろよ。」

 

雪樹「…本当にそうでしょうか…」

 

佐藤「だから、無理すんな」

 

雪樹「そうですね。考え直してみます」

 

佐藤「そうした方がいい。」

 

長男「正直、無理しかしてないだろう。前の仕事もストレス半端なかっただろうし。」

 

佐藤「そういえば、プロデューサーの前の仕事ってどんなの?」

 

雪樹「家電量販だよ、販売員」

 

佐藤「あぁー、確かにストレス溜まるよなー。」

 

長男「よく頑張ったと思うよ。」

 

雪樹「結局はやめたからな。なんとも。」

 

佐藤「やめてなかったらプロデューサーになってなかったわけだぞ」

 

雪樹「そう、だから別に悪いことじゃない、もう数ヶ月前の話だから。」

 

佐藤「プロデューサー、大変な思いしてないか?」

 

長男「大変だな、」

 

雪樹「まぁ、大変なのは間違いない」

 

佐藤「一息ついたところであたしは帰るわ。無理すんなよー、プロデューサー。」

 

雪樹「ありがとうございました、佐藤さん」

 

長男「お手数おかけしてすみません、今後共弟をよろしくお願いしますね。」

 

佐藤「いえいえ、無理してそうだったら適度に声かけるので、こちらこそよろしくお願いします。」

 

佐藤さんは帰っていったあと。

すぐに寝入った。

 

………

 

翌日とその次の日までは休みにして、

家で過ごしていた。

 

特に何もなく安静に過ごした。

時々ちひろさんや専務から連絡がくる。

アイドル達の様子についてや

新年のライブについて。

着実に準備が整っているようだ。

 

……

 

新年のライブのレッスンに協力したり。クリスマス劇の練習に付き添いでリハーサルを確認したり、事務仕事に専念したりと、時間が過ぎていき、数日、十数日が経った、

何日かに1日は休みを取るようにしている

時間がすぎるのが早く感じたのか。

気がつくと3日後にはクリスマスだった




後2〜3話くらいで一区切り

クリスマス劇と新年のライブを1話に収めれれば2話くらいで行けるかな。

気長にお待ちください。

それではまた
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