「何故ですか!何故今更留年なんですか!」
今僕は、学園長室で留年を言い渡された。
始まりは一月ほど前とある試験会場で女性にしか扱えないはずのISを男が動かしたこと。
その前に軽く自己紹介をIS学園元1年3組星月朔夜。とある会社に形だけ所属してる専用機持ち。生徒会に所属していて副会長をやっている。そしてここが重要テストに出るよ。僕は男である。ただ容姿や更識と言う家の当主専属護衛と言う立場と言うか更識の当主が僕が男であることを揉み消して女として入学した。更識家の当主の護衛と言う建前のもと。
そして特に問題なく1年が過ぎ3月からの春休みを使いロシアで訓練を受けているときに、織斑一夏がISを動かした。
そしてしばらくして僕は学園に呼び出され留年を言い渡された。これには更識家当主であり僕の護衛対象の楯無を珍しく声をあげて文句を言っている。
当然僕も納得していない。なんせ僕は自由国籍で現在はヨーロッパにあるとある企業が支配している国に国籍をおいている。この話は長いのでまたいつかするとして。つまりは!僕は日本政府の言うことは聞かなくてもいい!ってこと。
その事を言おうとしたら学園長室の電話がなる。
「はい。っ!そうですか!それはよかった!」
学園長が珍しく喜んでいる。
「はい。はい。わかりました。ああ丁度目の前にいますので代わります。朔夜君貴方にお願いがあるそうです」
学園長に近付き受話器を受けとる。
「もしもし?星月です」
「朔夜君ですか?おひさしぶりです。レオです」
受話器越しにいたのは、僕の所属してる国の実質的支配者。西欧財閥当主、レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ。前世?からの中である。
「実はですね。以前話した僕のもう一人の親友がISを動かせたのでIS学園に入学させることにしました。そして専用機も用意していますので指導の方お願いします。それとこれは個人的なお願いなのですが彼の護衛をお願い出来ませんか?」
思わず溜め息がでそうだ。レオのやつこれは軽い脅しではないか。レオの個人的なお願いので時点で断ったらユリウスに殺されるかも知れないし。レオからの嫌がらせも辛い。最早拒否権はないに等しい。
「わかりましたよ。レオには恩もあるからね」
「それはよかった!もし断られたらガウェインに説得をお願いしようと思ってたので」
断らなくて良かった。ガウェインってあの織斑先生と互角に戦った人の二つ名実際には女性でありあの太陽の騎士ではない。
「ちょっと借りるわよ。ハーウェイこれはどういこと?彼は私の護衛のはずよ?なっ!…それならいいわよ。それじゃあお願いね」
いきなり楯無に受話器を奪われそのまま少し話したらしく通話きった。
「話は纏まったそうですね。それではもう一度大変だと思いますが1年生を楽しんで下さい。それと男ようの制服を用意しましたので後で部屋に届けさせますね」
こうして星月朔夜の2度目の1年生の学園生活が始まった。