IS ~例外処理~   作:秋葉

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変態再び

「ふっふ!ふーんふふふ♪」

 

 

僕は今とても機嫌がいい。自室への帰り道をスキップをしながら鼻歌を歌っている。

つい先ほど白野をレオのもとに送りだした。とは言ってもヨーロッパではなく、日本の三千院の研究施設だ。そこで白野ISを変更する。

ミドチャと白野の2機でアーチャーシリーズと名付けられる中・遠距離特化のISたちだ。

 

 

「にしても変だった。白野IS。初期化・最適化以降なんも反応しなかったなんて。色もナノマシンの属性も決まらなかったし。やっぱり白野にはセイバーは合わないってことだねきっと」

 

 

時々すれ違う生徒に手を振りながら少し考え事をした。本当にどうして反応しなかったのだろうと。

 

 

 

「まぁまぁ、その辺はレオ達の仕事だから僕は知ーらない。っと。ただいま~」

 

 

 

「ご飯にします?お風呂にします?それともわ・た・し?」

 

 

部屋を開けるといつの日かと同じ格好の楯無が待っていた。

 

 

「それならご飯にしようかな。楯無のごはん美味しいのにあんまり作ってくれないからね」

 

 

「えー。ご飯なら後でもいいじゃない。ここは私一択じゃないの?」

 

 

そんな楯無を無視をして部屋の奥に入っていく。

 

 

「こーらっ!お姉さんを無視しない!」

 

 

「はぁ。別に無視をしてるわけじゃないよ。ただどうすればいいかわからないから無視してるだけ」

 

 

「あっ!無視って言った!やっぱり無視してるじゃない」

 

 

うーん。言葉って難しい。それになんだか今日の楯無は少し変だよ。なんていうか強引?

 

 

「ごめんって。それよりごはん冷めない?」

 

 

「そうね。せっかく作ったのに冷めて美味しくなかったら困るわね。しょうがないか、先にご飯にしましょうか」

 

 

そして二人して椅子に座る。ここで違和感。やっぱり楯無が変。

 

 

「どうしたの?体調悪い?」

 

 

「べ、別に。それより早く食べてみてよ」

 

 

何だかいつもの余裕がない気がする。とは言っても顔色も悪くないから味を気にしてるのかな?十分上手だけどな。

 

 

「無理は駄目だからね。それじゃあ、いただきます」

 

 

手を合わせてから箸と汁物を持ち一混ぜしてから飲む。

 

 

「んっ!楯無!なにいれ・た・・の」

 

 

口に含んだ瞬間何か薬を混ぜってあったのがわかったけど遅かった。

そして僕は強い睡魔に襲われその場に崩れ落ちたのだった。

 

 

★★★

 

 

やったわ!成功したわ!

媚薬と睡眠薬で悩みはしたけど、朔夜なら媚薬ぐらい我慢できる可能性があったから睡眠薬にした。

しかも口に含んだ瞬間眠る更識の秘伝薬だから耐性がないのもわかっていた。それでも立ち上がられた瞬間は焦ったが予定通り。

 

 

「初めに私を選んでくれたらこんなことまでしなくて済んだのに。・・・朔夜が悪いんだからね。私の気持ちに気づかないばかりか白野君の言葉で勘違いするなんて、何年一緒だと思ってるのよ」

 

 

ヤンデレ少女こと更識楯無の行動は早かった。部屋の鍵を閉め朔夜のISの待機状態であるナイフを別の部屋に置き、朔夜をベットに運び両手足を拘束した。

 

 

「よし準備万端!後は少し汗が出たからお風呂入っときましょうか」

 

 

 

★★★

 

 

 

「・・・」

 

 

・・・頭がボーとする。えっと何してたっけ?ってあれ!?

 

 

「拘束されてる!そうだ!楯無に盛られたんだ」

 

 

「やった起きたわ。危うく私も眠りそうだったわ」

 

 

目が覚め自分の現状に驚いてたら状況をおもいだし。そしたら隣から楯無の声が聞こえて近づいてくるのがわっかて体が硬直する。

 

 

「楯無。いや刀奈。どうしてこんなことするの?」

 

 

普段は寝る前にしか呼ばない楯無の本名で呼ぶ。

 

 

「わからない?そうよ。朔夜は鈍感だからちゃんと言葉にしないとわからないよね?私ね、朔夜のことが好きなの。もう周りのことなんてどうだっていいぐらい大好きなの!なのに!今日勘違いしたでしょ?白野君の言葉で」

 

 

刀奈の言葉を聞いて大体理解した。だから僕も刀奈に言わなければいけない。

 

 

「刀奈、ごめんね。僕も大好きだよ。でも僕は浮気するかもだよ?」

 

 

こういうのもなんだけど僕は多分浮気すると思う。今の刀奈みたいに本気で僕のことを考えてくれる人がいたら断ることなんてできないと思う。

 

 

「それでもいいの!一番が何人いようとずっと私と一緒にいてくれるならそれでいいの!」

 

 

刀奈が泣きながら抱きついてきたので僕も優しく抱き返す。もちろん拘束具は既に外してる。

 

 

「本当に?また刀奈を泣かすかもしれないよ?」

 

 

「その時は後で一杯甘えるからいいの!でもHなことをするときは絶対に!私も混ぜないとダメだからね!」

 

 

それはまだ気が早いと思うんがけどな。

と、思ったら刀奈が大人のキスをしてきた。

 

 

「んっ!ちょっと!刀奈!気が早いよ!」

 

少し強引に刀奈を剥がし抗議するとそこにはとても幸せそうな刀奈がいて理性がどかに行ってしまった。

 

 

★★★

 

 

「おはよう。刀奈」

 

 

「おはよ!朔夜。昨日はごめんね。でもあれは本当だから!でも限度はあるからね?」

 

翌朝目が覚めると服を着ていたの夢かと思ったけど刀奈の言葉で昨日の出来事は本当だった理解した。

でもまぁいっか。今までとそう変わらないとおもうしね。

こうして更識刀奈という彼女ができた僕の物語は終わるのだった。

 

因みに虚さんに報告したら『やっとですか』なんて言われたのだった。




終わりませんからね!
※これはあったかもしれない物語です。好評次第ではこれからも節目でやろうかなと思っています。
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