IS ~例外処理~   作:秋葉

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アーチャー

「白野。大丈夫ですよ。朔夜なら大丈夫です。落ち着いてください」

 

 

俺は今レオの用意したヘリコプターに乗ってIS学園に向かっている。

その中でIS学園が襲撃されたことを知った。

そして飛び出そうとした俺をモニター越しのレオに止められたのだ。

 

 

「朔夜君はまだまだ白野より強いので出る必要はありませんよ。でも朔夜君の優先順位のトップは更識楯無なので、もし彼女に何かあれば出番が来るかもしれません。一応リリィに準備はしてもらってるのでもしもの時は時間稼ぎだけでいいですよ」

 

 

レオに言われて改めて実感する。自分の力のなさに。俺を含めて9機ある西欧財団のIS内強さでいうと俺は6位だ。これがどういうことかと言うと戦闘用ISの中で最下位と言うことになる。それもランク付けをするならば1~4位がSとすると5位がAまたはBそして俺はG位となる。すなわち俺は圧倒的に他のメンバーと比べると弱いのだ。

 

 

 

「白野。自分が弱いと思ってはいけません。白野の周りが特別なだけですから。それに白野もこれからしっかりと訓練を続ければ直ぐにリリィクラスにはなりますよ。流石にその上は中々難しと思いますが無理とは言いません。だから今は我慢してくださいね」

 

 

さらにレオから念を押されたが誰かがピンチになれば構わず飛び出すと思う。それでもまだそんな情報は来ていないから、早くIS学園に着くことを祈ることにする。

 

 

 

「朔夜!!」

 

 

アリーナが見えてきたころ一筋光が見えたと思ったら更識会長の悲鳴が聞こえて俺はヘリが飛び降り黄色いISアーチャーを纏って急いでアリーナに向かった。そこで観たのはボロボロのアリーナと倒れている朔夜。

 

 

 

「おい!お前!なんでこんなことをした?何が目的だ?」

 

 

俺はアーチャーのメイン武器である弓を侵入者に構えながら聞いたが返事はない。

そして返事がないから弓を放った。弓はしっかりと侵入者に届き爆発をした。

 

 

しかし俺はこの程度で止まると思っていないから次々に矢を放ち当てていく。織斑と鳳が何か言っているが俺にそれを聞く余裕はなかった。そして矢の残量がなくなった時侵入者の動きも止まったのだった。

 

 

 

「朔夜!ッ大丈夫か?」

 

 

そしてISを解除した俺は大した確認もせず朔夜のもとに急ぐのだった。

 

俺はまだこのとき侵入ISが動けることに気づいていなかった。

 

 

なので俺の真後ろに来た侵入ISに気づくのが少し遅れた。

 

 

 

「まったくあまり世話をかけないでほしいよ」

 

 

俺は攻撃をくらう覚悟を決めた瞬間まさかの人物に助けられたのだった。

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