「今日もいい天気になるかな?」
ここはIS学園にあるとある場所、僕こと星月朔夜はここから夜空を特に月を良く見に来る。
どうしてかはわからないけど月を見てると欠けた記憶を思い出せる気がする。
前世?での記憶。
ムーンセル、月で起きた聖杯戦争。僕の友達のしんじとラニと凛とありす。怖いけど一筋に突き進んだガトーにらんるーくん。この世界でも友達のユリウスとレオとダンさん。これは皆僕の対戦相手。記憶が欠けているため誰に勝って誰に負けたかはわからないけど、僕はこの中の一人以外には勝ったことになる。
レオがしんじ達を探しているけど見つかる気配がない。ただガトーはいたらしい。何やらどこかの森のなかで修行しているとか。他の人に会えないのは残念だけど僕達みたいに記憶があるか分からないのでこれでもいいと思う。もし相手に記憶が無かったらかなりへこむと思うから。
そして、僕の手足となって聖杯戦争の勝利為に戦ってくれた仲間。名前も顔も出てこないけど僕には三人の仲間がいた。セイバー、アーチャー、キャスター。どれと本当の名前ではないけどいつも呼んでいた名前。
レオ曰く歴史上の英雄なので絶対に会えないらしい。
なのでレオがISをつくる際その英雄をイメージして作っているそうだ。
そのレオは、今まで予言みじたことを何度かしている。まずレオが西欧財閥の当主になったのがIS発表された直後のこと。そして白騎士事件までの間に勢力を広げ三ヵ国を実質的支配下においた。そしてISのコアが配布それぞれの国に渡されるときレオは三つ、つまりレオの支配下の国にそれぞれ一つ配られた。そしてレオは一つのコアを使い第一世代IS「騎士」を作らせた。他の国は持っているだけのコアを全てを使っているなかレオは、残りの二つにてを出さず騎士を解体して第二世代IS「聖騎士」を作らせた。そしてこの頃に僕宛に手紙が届き僕がIS乗りになった。どうして男の僕が乗れると思ったのかを聞いたら「何となくですよ。強いて言うなら貴方の容姿が女の子なのでもしやと思っただけです」とのこと。
途中で話がずれたけどまぁいっか。これが僕の持ってる前世の記憶とこれまでの歴史と言うかISにのるきっかけ。僕は西欧財閥のコアを貰ってるので立場上西欧財閥の一員であるが特に何かしてるわけでもない。時々レオの我が儘に付き合う位。ISも西欧財閥の第三世代「セイバー」を基に僕や楯無や整備科の人達と改良そしてISの自己進化により変わったもの。名前は「ネロ」レオの出した候補の中で僕がピーンときたもの。
「全く。またここに居たの?校則違反だぞ!」
後ろから声が聴こえた。誰かは分かっているので空を見上げる。すると星達はほとんど見えなくて白い月がうっすらと見えている。
足音が近づいて来たので振り向くと予想通り楯無がいた。
「おはよう。楯無」
「おはよう。今日もいい天気かしら?」
「いい天気だといいね」
いつも通りの会話をする。また何時ものルーチンワークの始まりだ。
「朔夜はまた一年生だから新鮮味がないわね」
そうだった。今年も一年をするのだ。だから楯無とは離れる。生徒会にもしばらく行かれない。これからしばらくは二人の護衛&指導。つまりメンドクサイゾ。
そんなこんなで僕の二年目の一年生最初の朝を向かえるのだった。