「ただいま~。お弁当箱は、駄目だったよ。まあ明日は久々に学食でたべよー。白野とか誘ってさ」
僕は部屋に戻りベットに飛び込む。楯無はシャワールームにいるみたいだ。音が聞こえる。
「そうなの?残念。朔夜のごはんは、美味しいからいつも楽しみにしてたのに」
「たーてーなーしー!!そんな格好でうろつくと風邪引くよ。まったくいつも言ってるのに」
楯無は、裸にタオル一枚という格好で出てきて僕の寝転がってるベットに飛び込んできた。
「まったく。それで白野はどうだった?」
僕が白野と話している間に楯無に白野について調べてもらっていた。
「岸波白野。15歳。IS適正は、脅威のS。運動神経はいい方でも朔夜ほどではないね。でも目はいいみたい。彼は一度受けた攻撃は二度と受けない。でも限度はあるみたい。その例が織斑先生」
ふむふむなるほど。白野には、剣より銃のほうがあってる気がするよ。でも運動神経と目がいいなら何とかなるかな。
「それと織斑一夏。ついでに調べといた。同じく15歳。剣道を続けていて剣の扱いは中々のものという。専用ISは、白式。倉持研究所が作ったもの。今の所確認されてる武器は剣が一つだけ。なんでも西欧財団の聖騎士をモチーフに作ったそうよ。それとこれはまだ確証は取れてないんだけどあの篠ノ之束が関わってるとの情報があるからどれほどの性能なのかは実際に見てみないとわからないわ」
まさか篠ノ之束博士が出てくるとは思わなかったな。これは負けることも考えておかないとまずいな。
「あーあ。これじゃ白野は負けるかもね。セイバー機に銃の類をつけるには最低でも第一形態のデータがいるし、そこから専用の物を作るから最低でも半月はかかる。しかもそれをセイバー機が受け付けるかどうかその機体によるという博打もの。一応はデータが取れ次第レオに送るけど、決闘には間に合わない。これは明日白野の剣の腕次第で早くも覚悟を決めないといけないようだよ」
「むーー!そんなことより!お礼!ぎゅーってして!ぎゅーって!」
悩んでる僕のことなんてお構いなしのようでいつの間にか服を着ていた楯無にぎゅーっとの効果音付きで抱きしめられたので、お礼の意味を込めてぎゅーって効果音はつけないけど楯無を抱きしめた。
「えへへ。お休み、朔夜」
「うん。お休み刀奈。明日から忙しくなるけど一緒に頑張ろうね」
疲れて眠いのか楯無は、僕の腕の中で頷くだけで返事は帰ってこなかった。だから僕は、もう一度お休みといい目をつむるのだった。明日も平和で在ります様にと月に願いながら。