花奈視点
目を開けると、目の前には、あの有名な、お辞儀大好きヴォルデモート卿が・・・って、え⁉︎私、もしかして、転生先、ヴォルデモートの娘⁉︎なんで⁉︎どうして⁉︎そんなことを考えていると、ヴォルデモートが誰かに向かってしゃべり始めた。
「ベラ、ロドルファス、お前たちがこいつが11歳になるまで世話をしろ。名付け親は、セブルスにしろ。ああ、ベラ。どうしてもだ。それとも、俺様の命令に逆らうのか?よろしい。こいつは将来、俺様の右腕となる。それに、相応しく育てろ。」
「分かりました。我が君。」
「有り難き幸せ・・・。」
ベラ(ベラトリックス)とロドルファスは、レストレンジ家だ。2人と話している。ということは、私は、レストレンジ家の娘となるんだろう。名付け親が、私の推しキャラのスネイプ先生!奇跡!すると、突然ベラトリックスが、存在感0だったスネイプ先生に話しかけていた。
「で、スネイプ。お前が、闇の帝王の娘の名前を決めろだと。早く決めな!」
「うるさいですぞ。名前だが・・・『クイン』にする。」
「わかった。じゃ、とっとと私の家から出ていきな。」
「・・・では。」
あの〜、私、ここにいて良いの・・・?スネイプ先生の笑い方(嘲笑)がハリーに向けるものと全く同じなんだけど・・・。ハリーは、ベラトリックスと同レベルじゃないからね!あのリリーの息子をベラトリックスと同じにしないであげて・・・。
はぁ。私、今日からベラトリックスと生活しないといけないの・・・って、あ!考えてみると、ハリーと同年代なら、ヴォルデモートは誰かさんに消されるし、ベラトリックスとロドルファスは弟のラバスタンとJr.クラウチといっしょに投獄されるから・・・残るは、スネイプ先生!よっしゃー!では、ハリーと同年代であることを願うしかない!
これから『クイン・レストレンジ』としてがんばります!
ヴォルデモート視点
あのホムルンクスは、実によく出来た。しかも俺様の高貴なるサラザール・スリザリンの血、そしてあの大いなる『自然の女神』の血が入っている。女神の血を多く入れたから、女神の力も十分にあるはずだ。あの俺様を超える力があれば、ダンブルドアが率いている『不死鳥の騎士団』など、目ではない。『氷』『水』『大地』『風』『火』『時』『空間』を操ることなど、あのホムルンクスにしかできない。あいつが俺様の陣営に入れば、たちまち、俺様に勝利をもたらしてくれるだろう。
「待っていろよ、ダンブルドア。お前が死ぬ日も近い。」
俺様はそう、嗤いながら呟いた。
ダンブルドア視点
どうして、こんなことになったのだろうか。セブルスが、ついさっき、レストレンジ家に赤子が生まれたという。きっと、ヴォルデモートはこの子が成人した時に、あやつの右腕とするだろう。レストレンジ家には、ベラトリックスがいる。きっと、闇の魔術をホグワーツ入学前から教えるじゃろう。そうすると、将来は、不死鳥の騎士団だも手に負えないほどの力となる。それなら、ホグワーツに入学した時に心を入れ替えさせなければならない。休暇では、ベラトリックスと会わないように、家に帰してはならない。夏休みも家に帰してはいけないが・・・。まあ、様子を見てみるとするか。
「いったい、どうすれば良いというのじゃ・・・。」
儂は、溜息をついた。
このあと、ヴォルデモート卿がハリー・ポッターの手によって消えることなど、まだ誰も知らない。
いかがだったでしょうか?
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