闇の帝王の娘に誕生しました   作:Hanana09

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お楽しみください。


手紙

クイン視点

私は、やっと、10歳になった。ハリーがヴォルデモートを打ち負かした日から、私は、化物でも見るような目で見られたけど、別に気にしない。まあ、理由は多分、みんながわたしをレストレンジ家の娘だと思ってるからだろうけど、私の場合、本当はヴォルデモートの娘なのだ。もっと、たちが悪い。でも、でも、スネイプ先生や”元死喰い人”たちは優しくしてくれるが、”元死喰い人”に優しくされても嬉しくともなんともない。そんな私の中での、ゆういつの楽しみは11歳の誕生日に届く『ホグワーツ入学許可証』を待つことだ!あと1ヶ月で7月29日、私の誕生日だ!『ホグワーツ入学許可証』が届いたら、ハリーがダイアゴン横丁に行く日の7月31日に私も買いに行けば、ハリーと”偶然”遭遇出来るかもしれない。そんなことを思ってると、見慣れたマルフォイ家のふくろうが、手紙をくわえてきた。自分で取るのもめんどくさいので、レストレンジ家のしもべ妖精のミオを呼んだ。

「ミオ!マルフォイ家からの手紙を取ってきてくれますか。」

「分かりました、お嬢様!」

ミオがキーキー声で答えて、すぐにマルフォイ家からの手紙を持って来た。私は、この種族が気に入っている。ミオはほとんどないけど、敬語の使い方がおかしかったり、目がおっきくて可愛いからだ。手紙には、こんなことが書かれていた。

『クイン・レストレンジ様

 突然のお手紙、大変申し訳ございません。ですが、貴方はあと1ヶ月で11歳の誕生日ですよね。心からお祝い申し上げます。そこで、私たちは今年ホグワーツに入学する者のみを招いて、パーティーをしようかと考えております。もしよろしければ、貴方もご参加をぜひともお願いします。そして、ダイアゴン横丁にホグワーツのものを揃えに行く時、よろしければ私の息子と一緒に行ってくれませんでしょうか?大変厚かましいお願いだと思いますが、お返事をよろしくお願いいたします。

                                   ルシウス・マルフォイ』

・・・さすが元死喰い人。”ご主人様”の娘には礼儀正しい。しかも、ルシウス(是非、そう呼んでくれと言われた)からは1週間に1度~2度は来る・・・。さすがに、うざいとしか思いようがない。しかし、貴族のダンスパーティ(しかも、魔法使いの)には是非とも、参加したい。しかも、ドラコと買い物に行けるのだったら”あの”ハリーとも遭遇出来る。よし、返事を書こう。

 

ルシウス視点

闇の帝王の娘に手紙を送ったら、パーティもドラコとの買い物も快諾してくれた。あの方の娘とは、到底思えないほどの丁寧さだった。その手紙の内容は、こうだ。

『ルシウス・マルフォイ様

パーティのお誘い、誠にありがとうございます。是非とも、お伺いいたします。日程は、7月30日でよろしくお願いします。そして、貴方の息子さんのドラコさんとのお買い物は7月31日でよろしいでしょうか?パーティ、とても楽しみにしています。

                             クイン・レストレンジ』

・・・あのお方と血が繋がっているとは、到底思えないほどの丁寧な手紙だった。それに、あのお方の娘・・・クイン様とドラコを引き合わせれば、将来にあの子が次の闇の帝王となったときに私とドラコとナルシッサは最高の名誉を受けるだろう。そのためにも、あの子と接する時には無礼なことを言わないよう、気をつけていなければならない。

 

ダンブルドア視点

とうとうこの年が来てしまった。あの、ヴォルデモートの娘、そして何よりハリー・ポッターが入学する年だ。ハリーの方は、まだ悩みは少ないが、クイン・レストレンジと名付けられた子の悩みは多い。ヴォルデモートが滅んだから、闇の魔術に対する『愛』はないがレストレンジ家の書庫には、闇の魔術の深奥に関する情報が沢山あるはずじゃ。とりあえず、『入学許可証』は儂が届けに行こう。

はあ、頭が痛くなる。




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