五等分の花嫁と俺   作:太一

2 / 3
第2話

 

朝、車で学校へと向かう

すると昨日の5人と校門の前で見かけた

だが、知らないフリをしてさっさと歩いていく

 

「凍夜、おはよう」

 

 

【挿絵表示】

 

 

嘘、だろ

誰かと思って振り向けば三玖が話しかけてきた

意外だ

俺と話したくなさそうだったのに

 

何気に呼び捨てだし

いや、まぁ俺も呼び捨てなんだけども

 

「お、おう。おはよう。それじゃあな!」

 

走って靴箱へと向かいロッカーを開ける

すると滝の様な勢いで手紙が出てきた

その場に居た女子からも男子からもの視線が痛い

 

「うわぁ、物凄い量の手紙」

 

一葉、それは俺もそう思う

 

「モテモテですね、西園寺さん!」

 

モテたくてモテてんじゃねぇよ

そして、この果たし状って文字が見えないのか

 

「手紙の処理が大変そう」

 

だろうな

三玖、何気に正論言うなよ

 

「この量の手紙、鞄に入りますかね?」

 

お前も思いたくない事を言うな

超嫌だよ、重いんだよこの手紙は

五月もこんな目に合えば面白そうだがな

 

「何よ、この手紙の量。あり得ないくらいあるじゃない!」

 

二乃、それ誰かが言ってた気がする

 

5人、それぞれの感想を聞いた後

手紙の何個かを、選び抜いて捨てる

その手紙にはなんと、果たし状と書いてある嫌がらせだ

 

はぁ、一日が憂鬱だ

 


 

「は?家庭教師をお前が?」

 

上杉 風太郎

2つに分かれたアホ毛が特徴的

何気に頭が良い

 

焼き肉定食焼肉抜き

それを頼むこいつはある意味、勇気がある

 

「そうだ。それで恐らくはあの女の家庭教師だ」

 

そう言って指さしたのは五月か

頭良さそうだけどな

2人用の席に座り、単語帳を見ながら食事をする

風太郎の真似だ

 

「ふーん、それで?」

 

対して興味はないが聞いてみよう

 

「それでってお前なぁ・・・俺があいつと仲が悪いんだよ」

 

なる程、なんで俺に言うのか分からん

俺と五月もそんなに仲良くないんだよな

 

「よかったな」

 

「良くないから聞いてるんだろうが」

 

「落とし物ですよー!」

 

四葉が来た

なにしに来たんだよお前

 

「あっ、それ俺らのテスト!?」

 

思わず声を荒げた

なんでこいつが持って・・・まさか落としたのか

だとしたら拾ってくれたのか

 

「ありがとな。あっ、それは誰のって・・・0点?」

 

風太郎と俺が自分の答案を取る

すると、何故かもう一枚の答案があるんだが

 

「私のです!」

 

冗談だろ

まさか・・・中野家全員がこんなんじゃないよな

だとしたら風太郎は1人で全員の面倒を見なければならないのか

 

まぁ、違ったら嫌だし面倒くさいから言わないが

 


 

結局、気になったので付いてきてしまった

どう見てもあいつらの家だ

信じられん

 

「風太郎!?」

 

目を離した隙に走って行った風太郎の後を追いかける

自動ドアが閉まったので中に入れない

 

「あっ、凍夜。なにしてるの?」

 

三玖だ

そして、他の3人も居る

と言う事は五月を追いかけて行ったんだな

 

「何って家庭教「えっ、凍夜君が家庭教師なの!?」

 

「違う。家庭教師の付き添いだ」

 

取り敢えず中に入れてもらい部屋の方向へ向かうのだった

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。