皇女という設定でVtuber始めたら大変なことになった 作:フルシチョフ
「あ、Vtuberなろう」
そうだ京都に行こう並の軽いノリで私はそう思った。
Vtuberとは、動画投稿サイトで二次元の体を持って活動している人たちのことを指す。
それになりたいと私は思った。
画面の中で生き生きとしている姿は羨ましく私も一緒にゲームとか歌ってみたい。
幸いお金には困っていないので機材やモデルとかはすぐに準備できた。
そして、初配信日当日。
私は心なしか緊張していた。
「大丈夫…あんなに自己紹介や流れの確認もしたし…」
自分にそう言い聞かせてカウントダウンを始める。
時刻は1900、この時間なら見てくれる人がいると考えたからだ。
改めて今回用意したモデルを確認する。銀髪をサイドテールにし、碧眼で胸は控えめ。
見れば万人が可愛いと思えるような仕上がりだった。
ありがとー!作ってくれた人ー!!
そして、その時がきた。
震える手で配信開始ボタンを押す。
「みんなー、こんばんわー!」
元気よく挨拶し、コメント欄を確認する。私の読み通りならばそこには可愛いと言う文字が、文字が、文字が…。
「……そうだよね」
コメントなんて一つもなかった。それどころか見てくれてる人もいなかった。
詰まるところ、えーーー、誰一人来ませんでした⭐︎つら。
「誰もいないかー…。まぁ、そうだよね!でも、アーカイブ見てくれる人もいるかもしれないから自己紹介とかやっていくね!」
一人も見てないからなんだ!最初は誰だってこうなんだ!個人でやってるから尚更だ!!
「私の名前は、桜山銀。16歳高校生!身長は149cm、血液型はA型」
私が言いなれた台詞を聞いてくれる人は誰もいない。でも、続けていく。
「好きなことはー、寝ることと食べること!」
「なんで私がVtuberやろうと思ったかと言うとー」
「この配信ではー」
「それではこれで配信終わりたいと思います!みんなー、バイバイー!!」
約30分の配信は誰もこないまま終わりを告げた。
でも、悲観する必要なんてないよね!ここからここから!!
配信終了ボタンを押すと私は椅子に背中を預ける。
「でも、やっぱりちょっと寂しいかなぁ…」
【実況】Vtuberについて語るスレPart3
13 名無し
最近、Vtuberの流れきてますね
14 名無し
それなー!でも多すぎて誰を見れば良いかわからん…
17 名無し
>>14 おすすめは大御所である秋葉紅葉ちゃんとかかなー。新人Vtuberでもたまに原石紛れてるから一番は自分の息子に素直になることやな
21 名無し
私女です
24 名無し
>> 21どこ住み?
25 名無し
>>21 会える?
28 名無し
>>24 >>25 きっしょw
143 名無し
んー、自分の股間を信じて漁ってるけどなかなか良い子いないなー
144 名無し
実行してて草
145 名無し
ははー、さては貴様男だな?
146 名無し
>>145 ピッチピチのJDやぞ
147 名無し
きっっっっっっっっっっつ
148 名無し
さっき見つけたんだけどこの子とかどうよ
URL⇒http://www.Sakurayama
149 名無し
これは個人でやってんのか?にしては声もいいし、モデルもいいな…
150 名無し
うわ。アーカイブ見てみたらこの子配信中視聴者0人やんけ!
151 名無し
ほんとや!…え、てことは誰もみてないのにあんなにハキハキ喋ってるんか…?
152 名無し
クソつよメンタルやんけ…俺ならすぐにVtuberやめるぞ…
153 名無し
あ
154 名無し
>>153 どうしたJD(仮)
155 名無し
>>153 もしかして…
156 名無し
>>153 お眼鏡にあったんでせうか?
157 名無し
この子推せるわ!!!!!!!!
あと(仮)つけた奴お前絶対許さない
158 名無し
>>157 ヒエッ
214 名無し
じゃあ、今までのまとめるぞ
215 名無し
>> 有能
216 名無し
>> 有能
217 名無し
>> 有能
221 名無し
名前は桜山銀
身長149cm、好きなことは寝ることと食べること。
デブではないない。スレンダー。
事務所には所属していない
Vtuberやろうと思ったきっかけはVtuberで元気をもらったから私も皆に元気を分け与えたいと思ったから。
配信では主にゲームを、たまに歌うみたい。
設定として一国の皇女。
まぁ、こんな感じか
222 名無し
銀ちゃんめっっっっっっっっっっっっっっちゃいい子やん…
223 名無し
疚しい視線で見てたJD(仮)はどう思っているんやろうなぁ
224 名無し
そりゃ罪悪感でいっぱいよ
225 JD(仮)
コロ…コロ…シテ…
226 名無し
草
227 名無し
ちゃっかりコテハンつけてて草
228 名無し
(仮)つけてて草
229 名無し
でも、この声どっかで聞いたことがあるんだよなー
扉がノックされる。
閑散として部屋にはそれが大きく響き、配信を終えたばかりの私を現実に戻した。
「ーーー皇女様。お時間です」
「えぇ、今行くわ」
扉をあけ、皇女でありモデルと同じ姿を持つ私は城の頂上にある演説場に立つ。
眼下には民たちが私に向かって声を送ってくれる。
「皆様、こんにちわ」
配信と違って凛とした作り出した声で民たちがシンと静かになる。
私の名前は、リヒ・アルエスト。
アルエスト王国の皇女である。
リアルの某皇女をモデルにしたわけじゃないんよ…
Vtuberいいですよね。
特に、アブラホムさんの配信がおすすめです!!!