デート・ア・デット 〜Destiny Day〜 作:白犬0525
それでは本編をどうぞ。
次の晩に俺は昨日来た丘に来ていた。だがそこには昨日の彼女の他に男性がいた。
何かを話しているようだけど遠くて聞こえない。男性の方は必死に何かを伝えようとしている。だが彼女はそれを聞いて険しい表情をしている。
ここは出て止めた方がいいのか…でもすごく出にくい…。
俺がその場でオロオロしていると彼女は大きな鎌を出して男性を攻撃しようとしていた。あまりの出来事に一瞬目を逸らすが大きな音が響いた。
何が起きたのかと急いで振り向くとそこには彼女の攻撃を防いでいた少女がいた。少女は男性を守るように前に立っていて大きな鎌を大きな大剣で防いでいた。
まずい!ここままだと戦いを起こしかねない!
俺は急いで茂みから出ていく。
「お、お待たせッ!」
「「「………」」」
あ、あれ…なにこの空気は…すごく気まずい!
俺がオロオロしていると彼女は鎌を下ろして俺の方にテクテクとこちらに近づいてきた。
「ごめん待った?」
「いや、俺の方が後にきたからそのセリフは俺が言うはずなんだけど…」
彼女は「そうなの?」と言いながら首を傾げる。
いけないこんな和んでいる場合じゃなかった。あの二人のことを聞かないと。
「そういえばあの二人は知り合い?」
「違う。私が君を待っていたら急に話しかけてきたの」
「もしかして君たちがこの子のことを知ってるの?」
「え!?…ええっと…」
「私達は今日初めて会うぞ」
「ちょ!十香!そんなこと言ったら怪しまれちゃうよ!」
「わ、私余計なことを言ったのか!?」
な、なんなんだろうこの人達。
「本当役立たずね!私が直接に説明するわ!」
どこからか声が聞こえてきたと思ったら上空に大きな船が現れた。
「な、なんじゃあれ!!」
「こ、琴里!?」
「さっき言った通りよ。あんた達が役立たずだから私が説明しにきたって。まあ、普段はこんなことしないけど…そこの一般時は精霊と知り合いみたいだし」
おそらくあの船から声が聞こえてきたのか。それにしてもなんなんだあの船。
「ちょっと聞こえてるー?」
「ご、ごめん聞いてなかった!」
「貴方じゃなくて隣の精霊の子」
俺じゃなかった…恥ずかしい!
「聞いてない」
「貴方ストレートね…まあいいわ。でも大事な話だから真面目に聞いてちょうだい」
さっきまでとは違って真面目なトーンで話し始めた。
「単刀直入に聞くわ。貴方は人間じゃない精霊よ。そこら辺は理解している?」
「なんとなく」
「そ。それなら話は早いわ。まずはそこにいる士道とデートをしてもらうわ」
「なんでそのでーと?なんてしないといけないの。しかもこいつと」
「こ、こいつ!?」
「士道は黙ってて」
「ご、ごめん…」
「し、士道。大丈夫か?」
「ええっと。なんで士道とデートをするか?だっけ?それはあなたの力を封印するために必要なの。精霊の力は強力だから。細かいことは言えないけど。」
「分かった。なら尚更でーとはしない」
「はあー!?私の話聞いてた!?精霊の力は強力で危ないの!そのために士道とのデートは必要なの!分かって頂戴!」
「なら条件がある」
「条件ってなに内容によったら聞けないかもしれないけど」
「でーとに行く代わりにこの男も連れていく」
え?今俺を連れていくって言った?いやいや!?デートって普通は男女で行くもんだろ!?なんで男二人と女一人でデートって!
「それぐらいならいいわ。むしろその一般人がいれば精神が安定するみたいだし」
「「ええ!?いいの!?」」
俺と男性の息があった。普通はこの反応だろうからな。
「ま、そう言うわけだから頑張るのよ。士道」
「お、おい!琴里!」
なんかあっちの人も大変だな…
「よろしくお願いします」
彼女はお辞儀をしながらそう言ってその場を立ち去ろうとしていたが俺は彼女に聞きたいことがあったので引き留めた。
「ちょ、ちょっと待って!」
「なに?」
「名前を聞いていいかな…」
「……」
「ご、ごめん!まず自分が名乗らないとね!俺の名前は時風 曜架。よろしく」
「私の…私の名前は…愛美…愛美 生輝(あいみ せいか)…」
彼女はいや生輝は自分の名前を言いながらキョトンとしていた。なぜキョトンとしていたのか分からないがまあ名前を聞けただけいいか。
「いい名前だね」
それを聞いた彼女は少し嬉しそうな表情をしていた。
なかなかのグダグタっぷりなんせまだ今作の主人公、士道達の名前まだ知りませんからね。
それはそうとこのキャラ出して欲しいのをアンケートしますのでどうぞ。
このキャラ出て欲しい(アニメまで)
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八舞姉妹
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四糸乃
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美九
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折紙
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七罪