香月「バスケ馬鹿が犯人なのですか?」
籠森「誰がバスケ馬鹿だ!」
上条「答えてくれ、バスケットボールをずっと持ってたんだろ?」
籠森「俺は超高校級のバスケ選手だぞ?使うのは当然だろ」
監原「そうじゃねぇよ。お前はずっと、体育館が封鎖されてもバスケットボールを持ってたんじゃねぇーかって話だよ」
籠森「な……」
監原「岩田、体育倉庫の鍵を籠森に渡したか?」
岩田「いや、そもそも、俺は昨日から会ってない。事件が発覚して籠森たちが来るまでは」
監原「他の誰かが体育倉庫を利用したか?」
岩田「俺と蹴上は利用したが、使ったものは戻したぞ」
籠森「だからなんだよ!」
監原「つまりお前はバスケットボールをしまう方法がなかった……つまり」
絵馬「籠森が犯人なのね!」
弓長「アンタ、ずっと女子を犯人にしたがってたわね」
式野「なんて卑劣な奴だ。女を殺し、女を犯人に仕立て上げる……」
加賀美「美術室の道具を使ったのも一帆ちゃんをスケープゴートにするためだったんだね」
.
蹴上「籠森くん、酷いよ」
籠森「違う!俺は犯人じゃない!ありえない!」
香月「なら証拠はあるのかしら?」
籠森「うるさい!」
星野「もう投票しよーよ」
監原「待てってまだおかしな点が」
上条「そうだ、まだ明かされてない謎があるよ」
佐藤「まだ投票は早すぎるよ」
知念「籠森くんには犯行は不可能だと思うよ」
岩田「俺は籠森を信じるぞ!」
将口「まだ私たちは犯人の策略にハマっている可能性がある」
メイビー「命がかかってるんだ、まだ決めつけられない」
モノクマ「おや、意見が真っ二つに割れましたね」
上条「なんだよ、モノクマ!邪魔すんなよ!」
モノクマ「いえいえ、むしろみんなを助けてますよ。2つのグループに分かれて話し合ってもらいましょう!」
意見対立!
モノクマが鍵を差し込むと席が動き出した。
絵馬「なにこれー!」
俺たちは2つのグループに分かれた。
議論スクラム 開始
籠森健一は犯人か?
犯人だ!
加賀美、絵馬、蹴上、式野、香月、星野、弓長
犯人じゃない!
上条、監原、知念、佐藤、将口、岩田、籠森、メイビー
蹴上「バスケットボールを籠森くんはずっと『持っていた』のは自白したじゃないか」
監原「バスケットボールを『持っていた』ってだけで犯人とは決めつけられないぜ」
絵馬「あたしが『お風呂』に入っている間に美術室に侵入したのね」
佐藤「『お風呂』に入っていた時間を籠森くんは知らないはずだよ」
弓長「隙を見て奪った『可能性』がある」
メイビー「無理に美術室に侵入したら絵馬に姿を見られる『可能性』の方が高いよ」
香月「バスケットボールを『利用』出来るのは超高校級の彼だけよね」
上条「まだバスケットボールの『利用』方法が分からない以上、まだ犯人と決めつけられない」
加賀美「でも籠森くんは『女子』を犯人に仕立て上げようとしたじゃない」
岩田「『女子』を犯人だと思っていたのは籠森だけじゃないだろ」
星野「『バスケットボール』を持っていけるのは籠森ちゃんだけだよね」
将口「『バスケットボール』を持っていく方法は他にもある」
式野「結局、深沢を『殺し』、運んだのは籠森だろ」
籠森「だから俺は深沢を『殺し』てなんかいない!」
加賀美「認めなよ、アンタが深沢を『呼び出し』て殺したんだ」
知念「深沢さんが単独行動していた籠森くんの『呼び出し』に1人で応じるとは思えないよ」
全論破
上条「これが俺たちの答えだ」監原「これが俺たちの答えだ」知念「これが僕たちの答えだ」佐藤「これが私たちの答えです」将口「これが私たちの答えだ」岩田「これが俺たちの答えだ!」籠森「これが俺たちの答えだ」メイビー「これが俺の答えだ」
上条「まだ、籠森が犯人だと断定するのは早いんだ」
監原「おい、籠森。懲りたら正直に言え、バスケットボールをどうしたんだ?」
籠森「っ……」
式野「なんだ?籠森は犯人ではないんじゃないのか?」
監原「負けたらみんな死ぬんだぞ!お前も!」
籠森「……。バスケットボールは体育館前に置いた」
加賀美「置いた……?」
弓長「は?なんで?」
籠森「仲間でもない岩田に鍵をもらうのが面倒だったからいつでも使えるように体育館前に置いたんだ!」
岩田「籠森……」
岩田に助けてもらったのにこの態度は……。
式野「たまたま置いたバスケットボールを犯人が利用した?出来過ぎじゃないか?」
監原「むしろ知ってたんじゃないか、犯人は籠森がバスケットボールを置いていくのを」
加賀美「そこまで犯人は計算してたって言うの?」
上条「まだ分からない謎があるんだ。バスケットボールの使い方だよ」
蹴上「バスケットボールを深沢さんの下にひいたんじゃないの?」
監原「それでバランスをとるのは難しいし、深沢の背中は血塗れだ。バスケットボールはもっと血がついてるはずだ」
香月「犯人が拭いたんじゃ?」
メイビー「それはないよ。女子更衣室に入らないことがキモのトリックに女子更衣室に入ってボールを回収をするのは」
岩田「犯人はどうバスケットボールを利用したんだ?」
議論開始
コトダマ 加賀美の証言
コトダマ モノクマファイル1
コトダマ トラッシュルーム
コトダマ 監原の証言
コトダマ バスケットボール
加賀美「犯人はバスケットボールをどうしたんだろう」
岩田「わかった!『投げたんだ』だ!」
監原「どこに?」
岩田「女子更衣室に投げて、籠森を犯人に『仕立て上げたんだ』。」
メイビー「女子を犯人に仕立て上げるのが犯人の目的なのに」
佐藤「犯人は深沢さんに向かって『ボールをぶつけたり』してないかな」
佐藤「犯人は深沢さんに向かって『ボールをぶつけたり』してないかな」
コトダマ モノクマファイル1
同意
上条「それに賛成する」
上条「そうだ、犯人は深沢にボールをぶつけて深沢を落としたんだ」
弓長「なんでぶつけたってわかるの?」
上条「モノクマファイルに深沢の腹部に外傷があるって書いてあるんだ。きっとボールをぶつけてられた時のだよ」
加賀美「でもボールを女子更衣室に入れたらどの道回収出来ないじゃない」
上条「……」
監原「わかったぞ。犯人はガムテープにロープをバスケットボールを貼り、深沢にぶつけて落としたんだ。ボールが戻ってくるように」
知念「でも投げたくらいで深沢さん落ちるかな」
監原「ああ。投げたくらいじゃあ、超高校級のバスケ選手でも無理だろうな。投げるんじゃあな」
上条「ボールを投げないでぶつけられる人……」
監原「コントロールも抜群だろうな」
そんなの、あの人しかいない。
怪しい人物を指名
上条翔太
星野リコ
佐藤雪香
岩田圭介
弓長詩織
絵馬一帆
将口歩夢
メイビー
監原誠也
式野龍馬
籠森健一
知念悠馬
加賀美優子
深沢由奈 ×
蹴上秀
香月薫
蹴上秀 ◀︎
上条「蹴上、お前がバスケットボールを蹴ったんじゃないのか?」
岩田「蹴上が犯人?そんなわけないだろ!」
蹴上「なんで僕が?僕が深沢さんを殺したって言うの?」
上条「ああ。佐藤、蹴上にクッキーを渡したか?」
佐藤「うん。お風呂の時間も言ったよ」
蹴上「それだけで僕を犯人にするつもりかい?ボールを蹴るだけなら、誰でも出来ると思うよ」
監原「正確なコントロールで人間を代車から落とせる威力のあるボールを蹴れるのはお前しかいない。深沢の怪我は一箇所しかないし、正確に、怪我させられる威力を素人に出せるか?」
蹴上「そうかなぁ?確かに僕に有利だけど、それだけで僕を犯人と決めつけないでくれよ」
議論開始
コトダマ モノクマファイル1
コトダマ 加賀美の証言
コトダマ タイヤ痕
コトダマ 絵馬の証言
コトダマ トラッシュルーム
岩田「蹴上がそんなことするはずない!『蹴上とはずっと一緒にいたんだ!』」
佐藤「岩田くんは寝てたよね」
岩田「だが……」
加賀美「いくらなんでも蹴上が犯人なんて……」
監原「お風呂の時に蹴上が『ハンマーを持っていくことは可能だ。』」
蹴上「そもそもロープやガムテープなんか使ったのかな?絵馬さんが嘘をついてるんじゃないかな?」
絵馬「嘘じゃないわよ!」
蹴上「だって現物がない以上、『ロープとガムテープを使った証拠はないよ。』」
将口「確かにロープやガムテープを使ったのは『単なる推測に過ぎない』しな……」
式野「誘導されていたのか!」
蹴上「君が蹴上くんを『犯人に仕立て上げるために』バスケットボールを使ったんじゃないの?」
絵馬「してないわよおおおおお!」
蹴上「だって現物がない以上、『ロープとガムテープを使った証拠はないよ。』」
コトダマ トラッシュルーム
論破
上条「それは違うぞ!」
上条「トラッシュルームの使用ログ。朝時間すぐの4時に使ったログがあるよ。証拠隠滅のために焼却炉を使ったんだよね。だって代車のトリックは大本命だ。バレたくないから証拠を隠滅したんだ」
蹴上「そんな……トラッシュルームは誰かがたまたま使っただけだよ」
監原「朝4時にか?そんな時間に?みんなに見られても問題ないものなら朝起きてからでも良くないか?」
蹴上「そんなの僕は知らないよ!酷いよ、籠森くんはあんなに庇って僕は責めるの?」
加賀美「そうだよ、上条くん。蹴上くんは優しい人間だよ。蹴上くんが犯人だなんて」
監原「バスケットボールが置いたって一昨日もか、籠森?」
籠森「ああ」
監原「ならお前は次の日も籠森がバスケットボールを置くことを知ってたんだな」
蹴上「……」
メイビー「代車は体育館前にあった。体育館によくいく人なら気づくよね」
岩田「おいやめろ、蹴上は犯人じゃない」
弓長「私は蹴上が怪しく思えて来た。あいつの笑顔は嘘くさいんだよ」
籠森「よくも俺をハメたな!」
式野「現状、一番怪しいのは蹴上だ」
上条「蹴上……お前が犯人なのか?」
あんな優しい蹴上が、犯人だなんて。深沢を殺したなんて思いたくなかった。
反論
蹴上「うんなわけねぇーだぁろぉ!下等生物がぁ!」
上条「蹴上!?」
豹変した?
蹴上「テメェの頭をどうにかしてんだよぉ!俺様の意見をよく聞きやがれ!」
反論ショーダウン
コトノハ 加賀美の証言
コトノハ 監原の証言
コトノハ なくなったペットボトル
コトノハ ハンマー
コトノハ トラッシュルーム
蹴上「俺様以外にも犯人候補はいるんだよ!」
蹴上「百歩譲って俺様が超高校級のサッカー選手で深沢を落としやすいのは認めよう!だがな!テメェらは大事なことを忘れてるんだよ!」
上条「大事なこと?」
蹴上「俺様や代車『血はついていない』。朝食にいなかったバスケ野郎や弓女やゲームオタクの方が怪しいんだよ!夜時間と朝時間にシャワールームが『使えない』以上、朝食まで『水で洗い流すのは不可能』なんだよぉ!」
蹴上「『水で洗い流すのは不可能』なんだよぉ!」
コトノハ なくなったペットボトル
論破
上条「その言葉、斬る!」
上条「ペットボトルを使えばそれは可能だ。あらかじめシャワールームの水を貯めておけば洗い流せる」
蹴上「はぁ?俺様はペットボトルなんか持っていってないぞ」
上条「持っていってただろ、昼に」
知念「え」
蹴上「1本くらいはトレーニング用だ」
知念「君は夜にペットボトルを持っていったじゃないか」
蹴上「はぁ?」
知念「僕、みたんだ、君がペットボトルを持っていくところを」
蹴上「見間違いだぁ!」
将口「いや、知念の言うことは正しい。4つあったペットボトルが1つ減ってたなら」
蹴上「黙れこのクソボケ正気だかなんだか分かんないオタクが!」
将口「!?」
加賀美「正気じゃないのは蹴上くんよ」
上条「あんな大きなペットボトルが2つも必要なんてトレーニングだけじゃあ考えられないよ」
監原「一気に2つ持っていったら怪しまれるから2回にわけて持っていった。むしろそれが仇になったな」
弓長「これじゃあまるで自分が犯人って言ってるようなもんね」
メイビー「それに俺は代車を見つけたとは言ったけど、血がついてないなんて言ってないよ」
蹴上「っ!?証拠隠滅したと思うだろぉがよぉ!」
監原「どうやって?」
蹴上「ペットボトルのお茶で洗い流したんだろぉ!」
上条「……」
監原「……」
知念「……」
佐藤「……」
メイビー「……」
蹴上「あ?なんだよ」
上条「俺はペットボトルのお茶を全部出して水を入れて返り血や事件現場の血を拭いたと思ったんだけど」
蹴上「っ!?」
弓長「お茶そのもので拭いたわけ?」
籠森「なんて奴だ」
岩田「嘘だろ、嘘だと言ってくれ、蹴上」
監原「語るに落ちたな」
蹴上「うるせーーーー!俺は犯人じゃねぇよ!!俺は、俺様はあああああはあ!!!」
上条「認められないなら事件を振り返ってみようか。そうすれば認めるしかないだろ」
クライマックス再現
上条「これが事件の全容だ」
ACT1
上条「まず最初に犯人は昼にペットボトルを用意した。シャワールームや食堂が使えないから返り血を洗い流すためにな。
それを俺は目撃したけどまさか殺人の準備をしているなんて思いもしなかった。」
ACT2
上条「そして夕方、佐藤はクッキーを配って女子全員がお風呂に入ること伝えた。寝ていた岩田、元から興味ないだろう、弓長と籠森以外はみんな知っていた。
絵馬がお風呂に入る時間を把握した犯人は美術室に忍び込み、ハンマーとガムテープとロープを奪った。
さらに用意周到な犯人は夜時間前にまたペットボトルを持っていった。一気に2つもペットボトルを持っていったら怪しまれるから時間をずらしたんだろうな。
その頃、籠森はバスケットボールを体育館前に放置していた。」
ACT3
上条「犯人は深沢を呼び出した。予め約束していたんだろう。穏やかに見えていた犯人は深沢を油断させるのに十分だった。
深沢が油断している隙に犯人は後ろからハンマーで深沢を殴り殺した。穏やかそうに見えた犯人の素性は卑劣な人間だったんだ。
そして犯人はペットボトルのお茶で返り血を流し、犯行現場の血を拭いた。犯行現場を誤認させるためにね。」
ACT4
上条「犯人は体育館前から持って来ていた代車で深沢を女子更衣室前まで運んだ。そして自分の電子生徒手帳をかざした。異性の更衣室に入るのは禁止だけど、開けるのは禁止じゃないんだ。
犯人はロープで代車をくくりつけた。犯人像を考えるに犯人は代車を蹴って、女子更衣室の奥まで代車を走らせた。」
ACT5
上条「犯人の計画はここで終わりじゃない。ここからが本番だったんだ。籠森が放置したバスケットボールの出番だ。
犯人はロープとバスケットボールをガムテープでくっつけて、そのボールを蹴って深沢に命中させた。超高校級のサッカー選手による正確なコントロールと威力は深沢を代車から下ろすには十分すぎる威力だった。
その時、犯人に想定外の自体が起きた。
ガムテープからボールが剥がれてしまった。威力が強すぎたんだろう。女子更衣室には入れないから犯人は諦めるしかなかった。
その後、ロープを引っ張り、代車を回収した。血のタイヤ跡があると知らずにな。」
ACT6
上条「犯人は代車や返り血をお茶で洗い流した後、朝時間すぐにロープやガムテープをトラッシュルームの焼却炉で証拠を隠滅した。
そして朝、犯人は何食わぬ顔で俺たちと合流したんだ。」
上条「そうだろ、超高校級のサッカー選手、蹴上秀!」