ウルトラダンガンロンパ 才能を魅せる学園   作:ユキミス

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Chapter2 学級裁判 前編

コトダマ モノクマファイル2

被害者は超高校級の天文部、星野リコ。

死亡時刻は2時頃。

 

死体発見場所は旧校舎側の渡り廊下前。

 

包丁で背中を刺されている他、腕、肩に傷がある。

また吐血もしている。

 

 

 

コトダマ 血のついたバスタオル

廊下に落ちていた血のついたバスタオル。何かに使ったのか?

 

 

コトダマ 廊下の血

星野の部屋前から死体のところまで続いていた血。

星野は傷を追いながら犯人の襲撃から逃げていた?

 

 

 

コトダマ 乾いてない血

殺されて3時間以上が経過しているのに血が乾いてない。近い時間に刺されたのだろうか。

 

 

 

コトダマ 星野の腕の切り傷

監原曰く、致命傷にならないのに切りつけてあるらしい。別の目的があるのだろうか

 

 

コトダマ 左肩だけ乾いた血

何故か左肩の血だけ乾いている。別の時間帯の傷か?

 

コトダマ 死体発見アナウンス

3人以上が死体を発見した時に流れるアナウンス。上条と将口が死体を発見した時に流れた。

 

コトダマ 加賀美の証言

11時頃は座って渡り廊下で天体観測していたらしい。その頃には部屋にはいない。

 

 

コトダマ 本校舎と旧校舎の出入り

夜時間は本校舎にB班は、旧校舎にA班が入れない。夜時間に旧校舎で殺された星野はB班に殺されたのか?

 

 

コトダマ 渡り廊下の血

渡り廊下に数滴の血があった。飛び散ったにしては遠い。犯人の血だろうか?

 

コトダマ 上条と将口のアリバイ

0時から5時前まで将棋をやっていた。間違いなくアリバイになる。

 

 

コトダマ 旧校舎の包丁

旧校舎の食堂にあった包丁。やっぱり犯人はB班の人間なのか。

 

 

コトダマ 籠森の証言

医療用キットの位置が夜の11時から変わっていたらしい。

 

 

コトダマ なくなっていないペットボトル

ペットボトルが本校舎と旧校舎共になくなっていない。今回は使われていないようだ。

 

 

 

 

 

学級裁判 開廷

 

 

 

 

 

モノクマ「えー、まずは学級裁判の簡単な説明をしておきましょう」

 

モノクマ「学級裁判では『犯人は誰か』を議論し、その結果をオマエラの投票により決定されます」

 

モノクマ「正しいクロを指摘できればクロだけがおしおき、もし間違った人物をクロとした場合はクロ以外全員がおしおきされ生き残ったクロだけが卒業できます」

 

 

モノクマ「2回目だし分かるよね!頑張ってねー!」

 

 

 

 

監原「まずは遺体の状況を……」

 

絵馬「犯人はB班!B班に間違いない!」

 

上条「B班だったとしても、誰かはまだわからない」

 

監原「そこを議論しなきゃだな」

 

 

 

議論開始 

 

 

コトダマ モノクマファイル2

コトダマ 乾いてない血

コトダマ 加賀美の証言

コトダマ 上条と将口のアリバイ

コトダマ 死体発見アナウンス

 

 

 

 

 

絵馬「犯人はB班!優子以外の『B班に間違いないわ!』」 

 

岩田「星野が夜時間に『旧校舎で殺されてる』からな」 

 

弓長「『A班は夜時間に旧校舎に入れない』以上はB班が犯人でしょうね」 

 

知念「B班は確か上条くん、将口くん、メイビーくん、籠森くん、加賀美さん、香月さん、星野さんで良いんだよね?」

 

加賀美「そうなるわね」

 

籠森「俺は犯人じゃない!」

 

式野「だが、『B班の連中にはアリバイがない。』」

 

監原「でも、『6人いる』からその中から決めるのが大変だぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

式野「だが、『B班の連中にはアリバイがない。』」

 

コトダマ 上条と将口のアリバイ

 

論破

上条「それは違うぞ!」

 

 

式野「ん?どういうことだ」

 

上条「俺と将口は0時から死体発見まで一緒だったんだ。だから俺たちのアリバイはあるんだ」

 

将口「一緒に将棋をしていた」

 

上条「だから俺たちはシロだ」

 

 

 

反論

香月「そんなことは認めません!」

 

 

 

上条「な、なんだよ香月……」

 

香月「あなた達だけにアリバイがあるなんて違和感を覚えるんです。あなたも犯人候補から外れてはいないのでは?」

 

 

反論ショーダウン

 

コトノハ 上条と将口のアリバイ

コトノハ 廊下の血

コトノハ 乾いてない血

コトノハ 死体発見アナウンス

コトノハ 渡り廊下の血

 

 

香月「事件のあった日にたまたまお互いにアリバイがあるなんて怪しいですね。それに一緒に死体を発見した?」

 

香月「なんらかのアリバイ工作のためにしか思えませんね」

 

上条「そんなことない。たまたまだ!アリバイ工作ってどうしたんだよ!」

 

香月「それはまだ分かりませんが、共犯の可能性だってありますよね?」

 

上条「卒業出来るのは直接殺したクロだけだ。共犯のメリットは無いはずだ」

 

香月「ですがあまりにも『都合が良すぎるアリバイ』ですね」

 

香月「あなただって『騙されている』可能性がありますし、『騙している』可能性があります」

 

香月「『一緒にいたと言う証拠が無い』以上、あなた達の疑惑は晴れないのでは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香月「『一緒にいたと言う証拠が無い』以上、あなた達の疑惑は晴れないのでは?」

 

 

コトノハ 死体発見アナウンス

 

論破

上条「その言葉、斬る!」

 

 

 

上条「いや、俺たちが星野の死体を見て死体発見アナウンスが流れたんだ」

 

香月「死体発見アナウンス?3人以上が死体発見すると流れるって言う……」

 

上条「俺たちは2人で見たのに死体発見アナウンスが流れたってことは、犯人が3人のうちに含まれてるからだ」

 

香月「死体発見よ?犯人が含まれるわけ……」

 

上条「だって第三者が死体を発見したら他の人間に伝えるだろ?俺たち2人が死体を発見したらアナウンスが流れるってことは俺たちは犯人じゃない」

 

監原「モノクマ、死体発見アナウンスに犯人も含めるのか?」

 

モノクマ「うん!基本的にはね!」

 

監原「基本的には?」

 

モノクマ「あのね、死体発見アナウンスは推理のためのものじゃないよ!あくまで公平に学級裁判を進めるためのもの、みんなに死体の発見を知らせるものなんだってば!」

 

監原「それで推理に使われるのが嫌なのか?今、明らかにシロかクロの分かれ目の話をしてるんだぞ」

 

モノクマ「明言していない以上はフレキシブルな対応をさせていただきます」

 

監原「で、今回は含めてるの?含めてないの?」

 

モノクマ「うるさいなぁ。今回は含めてるよ、はい終わり」

 

監原「ほら、犯人を含む3人だから将口と上条のシロは保証されたな」

 

式野「待て、それは2度見した時は含まれないのか?」

 

監原「しつこいなぁ。モノクマ、どうなの?」

 

モノクマ「死体発見アナウンスは最初に発見した時だけ流れまーす!」

 

監原「だよな」

 

 監原が俺たちの無実を完璧に証明してくれた。俺は頑張らないと!

 

上条「ありがとう、監原。みんなも俺と将口が完全に信頼出来るよね?俺と将口は犯人じゃない」

 

監原「議論を進めてくれ、上条」

 

上条「議論を進めるには、みんなの力が必要だ」

 

佐藤「次は、星野さんの死因についてだね」

 

 

 

 

議論開始 

 

コトダマ モノクマファイル2

コトダマ 廊下の血

コトダマ 血のついたバスタオル

 

 

岩田「星野の死因って……どう見ても『背中を刺されたこと』だろ」

 

加賀美「正確には『失血死』だよね」

 

弓長「廊下や『血が滴り落ちてて』、大量の血が出たことを物語ってる」

 

将口「素人でもあれだけの血を流せば死ぬのはわかる」

 

式野「星野は大量に血を流したことで死んだ……」

 

香月「謎は無いですね」

 

知念「本当にそうなのかな」

 

監原「『モノクマファイルに明記はされてない』以上、怪しいけどな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コトダマの記憶 モノクマファイルに明記はされていない

 

 

 

 

 

 

 

加賀美「正確には『失血死』だよね」  

 

 

 

論破

上条「それは違うぞ!」

 

 

上条「監原の言う通り、モノクマファイルには失血死なんて書かれてない」

 

加賀美「だけどモノクマファイルには包丁で刺されてるって書いてあるわ」

 

上条「だけど、直接的な死因は書かれてないよ」

 

監原「深沢の時は後頭部の殴打で即死って書いてあるのに星野の時は刺されたって書いてあるだけだ。直接的な死因は書かれてない」

 

式野「なんだ?つまり他に死因が他にあるのか?」

 

弓長「あれだけ血を流してたら普通に刺された死んだと思うんだけど」

 

監原「その血すら犯人の偽装工作ってことは考えられる」

 

加賀美「なんで偽装工作になるの?」

 

監原「上条。完全にシロのお前なら答えられるはずだ。みんなを信頼させられる」

 

上条「うん」

 

 

 擬装工作の可能性を秘めているのは……

 

 

 

コトダマ 乾いてない血

 

 

上条「みんな、星野の大量の血は乾いてないんだ」

 

絵馬「乾いてないのが何が問題なの!」

 

岩田「あれだけの血なら乾いてないのも仕方ないんじゃないか?」

 

上条「でも乾いてなさすぎるんだ。星野は2時に殺されたのに5時過ぎても乾いてないなんて」

 

加賀美「なに?星野さんが血を流したのは別の時間だって言うの?」

 

監原「その可能性が高い」

 

 

議論開始

 

コトダマ 左肩だけ乾いた血 

コトダマ 加賀美の証言

コトダマ 血のついたバスタオル

コトダマ 渡り廊下の血

コトダマ 本校舎と旧校舎の出入り

 

加賀美「別の時間に血を流したって、星野さんは『2時以外に血を流す方法』があるの?」

 

絵馬「『殺す時以外ありえない』じゃない!」

 

知念「2時に殺して……『朝時間にまた刺した』とかあるんじゃないかな」

 

岩田「何で2度刺すんだよ」

 

式野「殺しているか不安にでもなったのか?」

 

監原「刺さなきゃいけない理由があったんじゃないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知念「2時に殺して……『朝時間にまた刺した』」

 

コトダマ 左肩だけ乾いた血

 

 

同意

上条「それに賛成する!」

 

 

 

上条「星野は朝時間に刺されたんだ。左肩だけ血が乾いてたからな」

 

弓長「左肩だけ乾いていたぐらいで?たまたま左肩の乾きが早かったんじゃないの?」

 

監原「知念、そろそろ潮時だな」

 

知念「そうだね」

 

なんだ、この2人。顔を見合わせて。

 

 

知念「監原くん、やっぱり『アレ』は開けられたし、蓋も開いてたよ。きっと犯人は『アレ』を使ったんだ」

 

 アレ……?

 

式野「アレってなんだよ!」

 

監原「確かに、血の乾きは偶然にしか思えないだろうな。だが、俺たちは星野の死因が刺されたことじゃない前提で捜査してたんだ」

 

加賀美「死因が刺されたじゃない前提……?」

 

監原「廊下の血の量もはっきり言って異常すぎるんだよ。血を星野のもの以外で流せる方法だ」

 

上条「星野のもの以外……まさか」

 

 

 

閃きアナグラム

 

ゆ け つ ぱ っ く

 

 

コトダマ 輸血パック

 

 

 

上条「保健室にあった輸血パック!まさかあれを使ったのか」

 

 

議論開始

 

コトダマ 輸血パック

コトダマ 籠森の証言

コトダマ 廊下の血

コトダマ 血のついたバスタオル

 

 

加賀美「輸血パックを使ったって……」

 

弓長「そんな『証拠なんかない』し、それに普通に星野の血じゃないの?」

 

式野「どう見ても『星野自身の血』だ。血を増やす理由がどこにあるんだ」

 

岩田「いや、でも輸血パックな気がしてきたぞ。あの血の量は多すぎる気がする。俺だって大怪我した時だって『あんな血は出なかった』しな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弓長「そんな『証拠なんかない』し、それに普通に星野の血じゃないの?」

 

 

 

 

コトダマ 籠森の証言

 

論破

上条「それは違うぞ!」

 

 

上条「いや、医療キットが移動してたんだ。だよな?籠森」

 

籠森「ああ。ずっと保健室にいたから断言出来るぞ。医療キットが昨日の夕方は棚の真ん中に置いてあったのに捜査中には端にあったからな」

 

香月「医療キットくらいでなんになるの?」

 

上条「医療キットの中に輸血パックが入ってたんだ。医療キットを開けたら輸血パックがなくなってた。輸血以外でなんに使ったのか最初はわからなかったけど……」

 

監原「輸血パックは星野が死んだ後に廊下や星野を含めばら撒かれたのさ。だから血が乾いてなかったのさ。本当の死因を隠すためにな」

 

星野の本当の死因……!?

 

 

 

 

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