ウルトラダンガンロンパ 才能を魅せる学園   作:ユキミス

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Chapter3 おしおきタイム

モノクマ「さっ、投票タイムに移りましょ!」

 

籠森「待て!香月の自殺の可能性だって……」

 

岩田「やめるんだ、籠森」

 

籠森「俺は信じない!信じないからな!」

 

モノクマ「あっ、分かってると思うけど、投票は香月さんを殺したクロだけに限定しますよ。間違って加賀美さんを殺したクロ入れないでくださいね」

 

 

モノクマ「投票の結果クロになるのは誰か。その答えが正解なのか不正解なのかぁ!」

 

 

モノクマ「投票が終わったようだね。結果発表に行きましょう!」

 

 

 

 

投票結果

岩田圭介 9票

香月薫  1票

 

 

 

 

 『正解』とモニターに表示された。

 

学級裁判 閉廷!

 

 

 

 

 

 

 

 

モノクマ「オマエラ大正解!超高校級の美化委員、加賀美優子さんを殺したのは超高校級のセラピスト、香月薫さん、その香月さんを殺したクロは超高校級のロッククライマー、岩田圭介クンなのでした!」

 

 

 

絵馬「やっぱり優子を殺したのは香月だったのね!」

 

 

岩田「みんな、すまない。俺は内通者であり、クロなんだ」

 

将口「……」

 

上条「お前……どうして……いや、仕方なかったんだよな、籠森や人質を取られたから」

 

岩田「いや、籠森や家族を人質に取られたなんて詭弁だ。いくら加賀美を殺したとはいえど、俺は人の命を奪ったんだ」

 

籠森「岩田!」

 

岩田「籠森、すまない。本当にすまない」

 

籠森「なんでっ……なんでなんでなんでこんなっ……」

 

岩田「最期にお前に言いたいことがある」

 

籠森「っ……」

 

岩田「みんなと協力してくれ。そうすれば切り開ける道があるはずだ」

 

籠森「みんなと……協力……?」

 

岩田「諦めずに立ち向かって欲しい」

 

籠森「……」

 

静かだった。岩田はこれから死ぬというのにあまりにも静かだった。

 

 

将口「モノクマ、人質はどうなったんだ?私や岩田や加賀美の人質は……?」

 

モノクマ「大丈夫だよ、死んではないから」

 

将口「くっ、これからどうするつもりなんだ!」

 

モノクマ「さぁね、僕の気分次第かなぁ」

 

上条「人質を解放しろよ!」

 

モノクマ「そうだね、加賀美さんと岩田クンの人質なんていてもしょうがないね」

 

岩田「なっ……!本当か!?」

 

モノクマ「だってこれから死ぬ人間の人質なんて意味ないもんね」

 

上条「!!や、やめろ!モノクマ!」

 

佐藤「またそんなことを……」

 

絵馬「見ない!見ないんだから!」

 

知念「いい加減にしろ!モノクマ!」

 

モノクマ「超高校級のロッククライマー、岩田圭介クンにはスペシャルなおしおきを用意しました!」

 

籠森「岩田!」

 

岩田「……」

 

籠森「ふざけるな!なんでどうして!」

 

岩田「みんな、籠森と上条のことを頼む」

 

監原「……任されたよ」

 

籠森「うるさい!なんでっ、なんでっ……こんなっ……」

 

上条「岩田っ!」

 

岩田「みんな!希望を忘れるな!生きるだ!明日を、未来を!!」

 

 

モノクマ「では張り切っていきましょう、おしおきターイム!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワタクンがクロにきまりました。おしおきをかいしします。

 

 

 

 

 

崖の上のクライマー 超高校級のロッククライマー 岩田圭介処刑執行

 

 

 

 

 崖の上からロープで吊られる岩田。下はマグマで落ちたら死ぬのは明白だ。

 下のマグマの熱気で岩田は大量に汗をかく。

 岩田は崖の上を登り始めた。

 

 しかし、上から落石が発生する。岩田は急いでかわした。しかし、目にも止まらぬ速さで小さな石が岩田に命中し、腕を傷つける。

 次は大量の水が降ってくる。岩田は一度止まり、水圧に耐える。しかしその中には小石、わかめ、魚も混ざっていた。

 次は氷雨が降ってくる。岩田はそれに耐え抜いたが、次第に手がかじかむ。

 やっと登り終えた矢先、モノクマがピンクのドレスに茶色のカツラをかぶって待ち伏せていた。

 モノクマは目にも止まらぬ速さで突撃し、岩田を崖から突き落とした。

 

 マグマに落ちる……と思ったが寸でで止まり、安堵する。

 

 

 

 

 

 

 しかし、首に違和感を感じた頃には遅く、首を吊られていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モノクマ「うん、終わったネ!」

 

上条「岩田あああああああ!」

 

籠森「……」

 

知念「こ、こんなことって……」

 

式野「相変わらず悪趣味だな。よくこんなことを思いつく」

 

監原「前の事件より悪質だな、モノクマ。人質をとってまで殺人させたいなんて」

 

モノクマ「だってー、さっさと殺人してくれないとみんな飽きちゃうじゃん?」

 

監原「何?」

 

モノクマ「いや、なんでもないや、どっか行った行った!」

 

メイビー「まるで誰かが見てるみたいな話だね」

 

監原「『みんな』ってなんなんだ!?」

 

モノクマ「うるさいなあどっか行けって」

 

知念「お前がどっか行けばいいだろ!」

 

モノクマ「あ、それもそうだね」

 

 それだけ言ってモノクマは消えてしまった。

 

 

上条「……」

 

佐藤「上条くん、大丈夫?……なわけないよね」

 

 なんで岩田が……岩田が死ななければならないんだ。

 

上条「……」

 

なんのために生きてるんだ、俺たちは……。

 

佐藤「とりあえず、みんな戻ろうよ」

 

絵馬「そうね!これは悪い夢なのよ!優子がきっと待ってるわ!」

 

知念「絵馬さん……」

 

絵馬「うふふふ、今日の夕食はどうなるのかしらー?」

 

知念「……」

 

監原「今はそっとしといてやれ。今回の事件はあまりにも失ったものが大きすぎる」

 

知念「加賀美さんと岩田くんは僕らのリーダー的存在だった」

 

監原「今後のことを含め、明日、色々考えよう」

 

知念「うん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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