ウルトラダンガンロンパ 才能を魅せる学園   作:ユキミス

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Chapter4 おしおきタイム

モノクマ「ま、いつ通り投票しまうま」

 

 

式野「くっ……お前ら、僕を殺すのか?」

 

上条「え?」

 

式野「そうやってまた他者を犠牲にして生き残るのか?」

 

籠森「将口を殺したお前が言うか!」

 

式野「そうやって投票するのは殺人と同じだろ」

 

知念「え、えっと」

 

監原「聞くな。そうやって惑わしてるんだ」

 

 そうだ、犯人に惑わされちゃダメだ。

 

 

 

モノクマ「投票の結果クロになるのは誰か。その答えが正解なのか不正解なのかぁ!」

 

 

 

 

 

投票結果

 

上条翔太 1票

式野龍馬 7票

 

 

 

 『正解』とモニターに表示された。

 

学級裁判 閉廷!

 

 

 

 

 

 

モノクマ「オマエラ大正解!超高校級の棋士、将口歩夢クンを殺したクロは超高校級の指揮者、式野龍馬クンなのでした!」

 

 

上条「式野!なんで将口を殺したんだ」

 

式野「それはお前たちと同じだ」

 

籠森「人殺しと一緒にするな!」

 

式野「お前たちは投票という名の殺人をしている。僕らクロと変わりはない」

 

知念「全然違うよ!投票はモノクマに強制されたんだ。コロシアイは別に強制なんかされてない!」

 

式野「同じだ。僕も将口が怖かったからな」

 

上条「将口が……怖かった?」

 

式野「将口は内通者だろ?いつ殺人をされるかわからない」

 

上条「将口は言ってた!殺人はしないって!」

 

式野「どうだか。将口は人質を取られている以上、またその気になってもおかしくない」

 

上条「将口はそんなことしない!」

 

式野「では、お前は岩田が殺人をする奴だと思っていたのか?」

 

上条「なっ……!?」

 

式野「正直、僕もかなりショックだったよ。あの岩田が、殺人から縁の遠そうな奴が、殺人をした事実が」

 

籠森「お前と岩田は違う!」

 

式野「そうさ、違う」

 

籠森「何!?」

 

式野「結局、岩田は殺人をするような人間なんだ。人質を取られて、命を狙われたら殺人をしてしまう人間なんだ」

 

籠森「岩田は悪くないだろ!」

 

式野「良い悪いの問題ではない。結局、人間は信頼出来ないと分かったんだ。そうやって殺人を重ねるんだ」

 

上条「殺人は……お前で最後だ!」

 

式野「どうかな?まだ殺人計画を練っている奴がいるかもしれない。殺人は起きない。そういう断言はただの現実逃避じゃないか?」

 

監原「見苦しいな、お前の言い訳は」

 

メイビー「ようは殺される前に殺したってだけでしょ。長々と語れば同情してもらえると思ったの?」

 

式野「同情?そんなものはいらない」

 

 

式野「お前たちは分かっていない。本当にこの先も殺人が起きないと言い切れるのか?」

 

絵馬「うるさいわねこの殺人鬼!」

 

籠森「言い訳するな!」

 

式野「フン……ありがたく思え。僕は不穏分子を排除したんだからな。それに僕の犠牲でみんな助かるんだ」

 

上条「何がだ!将口を殺しておいて!」

 

式野「将口を殺したことで、みんなあいつに殺されるリスクを無くしてやったんだよ!」

 

 

上条「ふざけるな!」

 

籠森「うるせぇ!黙れクズ野郎!モノクマ!こんな奴とっとと処刑しろ!」

 

絵馬「不快だわ!」

 

メイビー「そうやって殺人を正当化しないでくれる?」

 

知念「……式野くん……どうして、こんな」

 

佐藤「……」

 

監原「はぁあ、全く」

 

 

 

 

モノクマ「いつものアレ、いきますか?」

 

式野「早く始めろ、モノクマ。最期くらい綺麗に終わろう」

 

モノクマ「超高校級の指揮者、式野龍馬クンにはスペシャルなおしおきを用意したした」

 

 

式野「フフ……」

 

 

 

その時の式野の笑いは一生忘れられないだろう。

 

 

 本当に面白くて笑っているのか、死の恐怖でおかしくなったのか。俺たちに知る術なんかなかった。

 

 

モノクマ「では張り切っていきましょう!おしおきターイム!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

式野「ふはははははははははははははっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シキノクンがクロにきまりました。おしおきをかいしします。

 

 

 

 

幻想交響曲 超高校級の指揮者 式野龍馬処刑執行

 

 

 

式野は音楽ホールの中で、モノクマたちのオーケストラの指揮をしていた。しかし、そのオーケストラの音楽は聴くに耐えない。

そこへ女の子を模したモノクマは近寄る。モノクマは鋭い爪をたてながら迫る。

式野は舞台から降りてモノクマから逃げる。

次々と襲い掛かるモノクマ。式野の右腕、左腕、左太腿、右膝にクローを受け、大量の血を流しながら倒れる。

式野は力を振り絞り、目にした銃を手にとり、次々と撃ち殺す。

 

助かったと笑う式野の前にギロチンが現れる。

唖然としたまま式野の首はギロチンされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モノクマ「アイスクリーーーーム!!」

 

 また、仲間が死んでしまった。

 

上条「……」

 

 

 

 

監原「で、モノクマ。お前式野にオートプレイ機能を教えただろ?」

 

モノクマ「ドキッ!」

 

メイビー「電源も入れられなかった素人があんなトリックできるわけないからね」

 

モノクマ「言っておくけど、僕は聞かれたから教えただけだからね!」

 

監原「それに今回の強制VRゲームもそうだ」

 

モノクマ「ん?僕は強制なんかしてないよ?」

 

監原「それだ。そうやってアリバイトリックをやらせたんだろ?お前の思惑通りに犯人は動いてないか?」

 

モノクマ「聖徳太子は未来人らしいよ」

 

監原「誤魔化しにきたか。モノクマ、お前の目的はなんだ?こんなに殺人をさせる意味。絶望させたいだけなら他に方法はいくらでもあるはすだ」

 

モノクマ「絶望、ディスピア、デゼスポワール、フェアツヴァイフルング」

 

メイビー「外国語の絶望だね」

 

監原「答える気無しって奴か」

 

上条「……お前ら、平気なのかよ」

 

監原「上条?」

 

上条「仲間がこんなに死んで!平気なのかよ!」

 

監原「いや、平気ってわけじゃ……」

 

佐藤「上条くん?」

 

上条「将口……!俺、俺……なんで!!まだお前と将棋やりたかったのに!!」

 

監原「……」

 

佐藤「上条くん……」

 

知念「……」

 

メイビー「……」

 

籠森「……」

 

絵馬「……」

 

上条「うわあああああああああ!!」

 

佐藤「大丈夫、大丈夫だよ、上条くん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生き残りメンバー 7人

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