ウルトラダンガンロンパ 才能を魅せる学園   作:ユキミス

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Chapter5 非日常編

 ピンポンパンポーン

 

モノクマ「死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を開きまーす」

 

 

 

 

 

 

 

 流れる死体発見アナウンス。

 死体は丸焦げで誰かなんて判別できない。

 

 

 

籠森「アナウンスが鳴ったということは、ここにいないあの2人は……」

 

絵馬「またなの!?もう嫌ぁ!」

 

 

 

 

 

上条「嘘だ……そんな」

 

知念「監原くん、メイビーくん……嘘だよね?」

 

佐藤「また殺人が……」

 

 

上条「嘘だ!嘘だ!嘘だ!なんで監原が!メイビーが!」

 

襲ってくる絶望感。嫌というほど味わった絶望感が、身体を支配する。

 

 

 

 

モノクマ「また起きましたね殺人!」

 

上条「モノクマ!これは殺人なのか?」

 

モノクマ「当然です。ここでは病死以外はみんな殺人なの!」

 

上条「くっ……こんなことって」

 

モノクマ「てなわけでじゃじゃーん!モノクマファイル5!頑張ってねー!」

 

モノクマはモノクマファイルを置いて消えてしまった。

 

知念「監原くんもメイビーくんも死んでしまった以上、僕らだけで捜査しないといけないね……」

 

上条「あっ」

 

そうだ特に捜査は監原に任せてたし……これどうなるんだ。俺たちだけで犯人が突き止められるのか?

 

知念「見張りは僕と佐藤さんでやる」

 

上条「……わかった」

 

とりあえずモノクマファイルを見ないと、生き残らないと!監原とメイビーの仇を取らないと!

 

 

 

モノクマファイル5

被害者は2体の遺体と共に焼け焦げていて判別不可能。超高校級の映画監督、監原誠也と超高校級のゲームクリエイター、メイクビット・松原・テルのものと思われる。

 

死体発見場所となったのは4階植物室。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上条「これだけ……?」

 

 

コトダマ モノクマファイル5

 

 死体の判別すらないし、死亡時刻も死因も!?

 書かれてることなんて見てわかることじゃないか!

 

上条「こんなんじゃ何もわからないじゃないか!」

 

籠森「騒いでも仕方ないだろ」

 

上条「そうだけど……」

 

籠森「モノクマファイルは基本、あんま役に立たないだろ?それより現場に残ったもので考えるんだ」

 

そう言いながら籠森は散乱する野球ボールを見た。

 

籠森「なんで野球ボールが散乱してんだ?」

 

上条「植物室に来た時からこうなってたよ」

 

 

コトダマ 散乱した野球ボール

 

 

籠森「てか、灯油臭いな。原因は灯油か?」

 

上条「ほんとだ。でも最初に燃えてた時は灯油臭くなかったよ」

 

籠森「本当かよ。こんな鼻をつんざくぐらい臭いのに」

 

 

コトダマ 後からした灯油の臭い

 

 

 

佐藤「2人の遺体、白い布みたいのが被せてあったよ。今は焼けてるけど…」

 

上条「なんでだ…?」

 

 

コトダマ 白い布

 

知念「ねぇ、上条くん。この2人の遺体、ワイヤーロープが巻かれてるよ」

 

上条「ワイヤーロープ…」

 

知念「なんで巻かれたんだろう?」

 

上条「それは、逃げないようにするためじゃないか?」

 

 

 

コトダマ 死体に巻かれたワイヤーロープ

 

 

 

知念「2人も殺す必要あったのかな」

 

上条「うーん…」

 

知念「それになんか遺体の側に機械があるよ」

 

上条「なんの機械だ?」

 

知念「焼け焦げすぎて分からない」

 

 

 

コトダマ 焼け焦げた機械

 

 

 

 

佐藤「上条くん、遺体の中心にぐるっとロープが囲ってあるよ。……黒焦げだけど」

 

上条「あれ、なんでだ?」

 

 

 

コトダマ 中心を囲うロープ

 

 

 俺はロープの周りを調べて見た。

 

 すると横に倒れたロウソクがあった。

 

上条「なんでロウソクが…これが原因か?」

 

 

コトダマ ロウソク

 

 

 

籠森「というかなんで消火弾なんか置いてあったんだ?」

 

上条「そう言えば」

 

籠森「スプリンクラーがあるなら消火弾いらないだろ」

 

上条「犯人はスプリンクラーを知らなかったのか?」

 

 

コトダマ 消火弾

 

 

籠森「この消火弾……まさか体育倉庫にあったものか?」

 

上条「体育倉庫の鍵ってどうなったんだ?」

 

籠森「岩田が持ってたままなはずだが……」

 

 

 

コトダマ 籠森の証言

 

 

絵馬「上条、聞いて。メイビー、昨日なんか見たのよ」

 

上条「え?」

 

絵馬「0時頃かしら」

 

上条「というか、0時って部屋にいないといけない時間じゃないか」

 

絵馬「し、仕方ないでしょ!絵に夢中だったんだから!」

 

 

 

コトダマ 絵馬の証言

 

 

 

上条「これは換気扇か。これがあるから俺たちは煙を吸わなかったのか」

 

 

コトダマ 換気扇

 

 

 

 

 

知念「上条くん、2人の服から電子生徒手帳が見つかったんだ」

 

黒くなっていたが問題なく起動した。

 

 監原誠也と名前が表示された。

 

知念「電子生徒手帳は頑丈みたいだね」

 

もう1つはメイクビット・松原・テルと表示された。

 

知念「右はメイビーくんので、左は監原くんみたい」

 

 

コトダマ 監原とメイビーの電子生徒手帳

 

 

 

上条「加賀美の時みたいに電子生徒手帳に手掛かりがあるかもしれない」

 

2人の電子生徒手帳のメールのログを見た。するとメイビーの送信履歴が

 

 

監原へ

0時半に植物室に来て欲しい

 

 

 

 

上条「これって」

 

 

コトダマ メイビーの送信履歴

 

 

 

 

 

籠森「上条、体育倉庫に行かないか?あそこに手掛かりがあるかもしれない」

 

上条「わかった」

 

 

俺と籠森で体育倉庫に向かった。

 

 

籠森「鍵が掛かって入れない」

 

上条「モノクマ!」

 

モノクマ「なんでしょ?」

 

上条「体育倉庫の鍵はどうなったんだ?」

 

モノクマ「さあね?岩田クンが持ってるんじゃないの?」

 

籠森「お前が殺したんだろ!」

 

上条「モノクマも鍵の所在がわからないのか?」

 

モノクマ「さあね」

 

籠森「監視カメラでみてるからそんなわけない。とにかく体育倉庫を開けろ。捜査なら開けられるはずだ」

 

モノクマ「わかりました!」

 

モノクマが鍵を開けて去っていった。

 

 

 

籠森「あっ、これって」

 

上条「灯油に消火弾と野球ボール…」

 

籠森「ここのを使ったな……」

 

上条「じゃあ誰かが体育倉庫の鍵を持っていることになる……」

 

 

コトダマ 体育倉庫

 

 

 

 

 

 

 

キンコンカンコーン

 

 

 

モノクマ「はい、終わりでーす」

 

上条「もう!?」

 

籠森「チッ、やるしかねぇ!」

 

 

いつものようにエレベーター前にみんなが集まった。

 

 

絵馬「あれ、これだけだったかしらもっといたはずよね?」

 

籠森「うるせぇ!これで全員だ!」

 

佐藤「こんなに少なくなったんだ……」

 

知念「いるんだね、僕らの中に犯人が」

 

この中の誰かが……犯人……信じたくないけど、事実。俺たちはまたこの学級裁判を乗り越えなきゃいけないんだ。

 

 

 

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