ウルトラダンガンロンパ 才能を魅せる学園   作:ユキミス

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Chapter6 非日常編2

 植物室。ここで監原くんとメイビーくんは……。

 

 

知念「結局、ここで見つけた焼け焦げた機械はなんだったんだ」

 

 

コトダマ 焼け焦げた機械

 

 

知念「それに遺体にかかっていた白い布も結局……」

 

 

コトダマ 白い布

 

 

知念「体育倉庫の鍵もそうだ。結局、モノクマが持ってるのか?」

 

 

 僕は植物室を出た。すると

 

 

 

知念「あれ?籠森くん?」

 

籠森「知念か」

 

知念「君は1階担当じゃなかったっけ?」

 

籠森「そうなんだが、体育館を調べてて気がついたんだ。結局、体育倉庫の鍵はどうなったのか。安置所ってどこだ?」

 

知念「安置所!?な、なんで……」

 

籠森「岩田の死体があるんだろ?なら、何かしら手掛かりになってもおかしくない」

 

知念「……」

 

籠森「それに2人の死体も手掛かりになるかもな。俺もあの事件は腑に落ちないんだよ」

 

知念「わかった」

 

 

 

 

 僕たちは生物室に向かった。

 

 

知念「あれ?」

 

籠森「どうした?」

 

知念「い、いや……前についてたランプで点灯してない」

 

籠森「?」

 

 僕は点灯していない場所を開けた。

 

知念「弓長さんの遺体がない……」

 

籠森「弓長の死体がそこにあったのか?」

 

知念「うん…」

 

籠森「そこは?」

 

知念「確か将口くんが……!」

 

そこに将口の遺体はなかった。

 

知念「どうして将口くんの遺体はないんだ」

 

 

コトダマ 弓長と将口の遺体

 

 

 

籠森「まっ黒焦げだな。どっちかの死体」

 

籠森くんが開けていた。

 

知念「メイビーくんか監原くんの遺体?」

 

籠森「うーん……なんか、よく焼けたよな。もう人じゃないレベルで。もはや怖くない。よくまああんな短時間で」

 

知念「え?」

 

籠森「だって上条の話だと数分だろ?灯油があるとはいえ、こんな短時間によく焼けるなぁって。まあ、焼けてるんだから当然だ」

 

 

知念「……」

 

 

コトダマ 監原とメイビーの死体の状況

 

 

知念「僕は他を当たるよ」

 

籠森「わかった」

 

 

 

僕は4階の廊下を歩いていていたら学園長室が目に入った。確か、ここも入れるんだっけ?

 

 

 

 学園長室に入るといかにもって感じで普通だった。

 

知念「奥にも扉があるけど……」

 

ガチャガチャとドアノブを回しても開かなかった。

 

知念「まさか……」

 

ここに黒幕たちがいたりして。

 

 

 ふと手間の棚に目がいった。

 

知念「これ、色々あるけど、全部ボイスレコーダー?」

 

 

コトダマ ボイスレコーダー

 

 

 さらにテーブルにはこれみよがしに日記が置いてあった。

 

 

 

 

3月3日

我々の研究は遂に成功した

近いうちに実質的な人類の不老不死が可能になる

記憶をコントロール出来れば人類は死から解放される

人類は新たなステージに上り詰めたのだ。

 

 

 

 

 

6月10日

我々は人間の記憶の操作を実現した。事故のショックで引きこもりになってしまった人が事故の記憶を改竄し、事故を無かったようにすることで外出するようになった。虐待されていた人間が幼少期の記憶を消し、人間不信から立ち直れるようになった。我々は多くの人間を救った。

 

 

 

 

4月6日

 

研究は難航を極めている。

人間というにはあまりにも空っぽすぎるそれ。

身体は大人ながらその精神は生まれたての赤子に過ぎない。

我々は『記憶』の技術を使い、彼らにその記憶を植え付けることで年相応の人間になるのではと考えた。

 

 

 

 

5月12日

人は知識を得て成人並に活躍するには時間がかかる。よってありとあらゆるものをすぐに会得する人工知能をクローンに植え付けた。

 

 

 

 

 

 

 

知念「なんなんだ、この日記は……」

 

 

コトダマ 日記

 

 

 僕は念のため日記を回収した。

 

 

知念「これが黒幕のヒントなのか?」

 

 さらに日記の横に鍵が置いてある。札に体育倉庫と書かれていた。

 

知念「これって体育倉庫の鍵……やっぱり、黒幕が……」

 

 

コトダマ 体育倉庫の鍵

 

 

 

 

 

3時間後、食堂で報告会が始まった。

 

 

籠森「俺は視聴覚室でこれみよがしに置かれてたDVDを見たぜ」

 

絵馬「今の時代はBlu-rayよ!」

 

籠森「どうでもいい!」

 

佐藤「どんな内容だったの?」

 

籠森「前に見た俺たちが魅才学園に入学した時の映像、ついでに学園生活を楽しむ手の込んだ内容だった。あんなの……捏造だ」

 

知念「前に見たあの動画?」

 

僕がいなくて、籠森くんがパニックになった映像のはず。

 

コトダマ 入学後の映像

 

絵馬「大した手掛かりじゃないじゃない」

 

籠森「じゃあお前は何か見つけたのかよ」

 

絵馬「フン!裏切り者のあんたたちに見せるものはないわ!」

 

籠森「ななんだと!?」

 

絵馬「味方なのは知念だけよ!知念には写真見せてあげる」

 

知念「え?僕だけ?」

 

佐藤「……」

 

籠森「俺と佐藤はダメなのかよ!」

 

絵馬さんが見せてくれた写真には僕と絵馬さん以外の14人が楽しそうに文化祭を満喫している姿だった。

 

知念「なんだ…これ…」

 

絵馬「み、みんなあたしに黙って…いやあたしたちを騙してたのよ?

酷いわ!優子まで!」

 

知念「……捏造なんじゃないの?」

 

絵馬「ありえないわ!だって、あたしがプレゼントしたペンダントを優子がつけてるわ!あれはあたしがデザインしたオリジナルでモノクマが知らないはずよ!」

 

 

コトダマ 絵馬と知念以外が写る集合写真

 

籠森「チ、捏造に騙されやがって」

 

絵馬「捏造じゃないわ!」

 

この流れ、2回目の学級裁判前にもあった気が。

 

 

佐藤「私は……みんなVRゲーム室に来て。見せたいものがあるの」

 

 

 

 

佐藤さんに言われた通りVRゲーム室に向かった。

 

 

籠森「ここに何があるんだよ」

 

佐藤「見てて」

 

 

 佐藤さんがテレビをつけるとテレビを覗き込む僕らが映し出されていた。

 

籠森「は?」

 

絵馬「な、何よこれ」

 

知念「どういうこと?」

 

佐藤「他のチャンネルは普通。それにこの番組をよく見て」

 

僕らが映し出されている映像の上に『史上初!デスゲーム生中継』とテロップがあった。

 

知念「え?え?」

 

籠森「捏造だ」

 

 籠森くんはテレビを消した。

 

 

コトダマ テレビ生中継

 

 

佐藤「……」

 

 

籠森「だいたい、俺らの目的は黒幕を突き止めることだ。こんなんでどう黒幕がわかるって?」

 

知念「もっと調べる必要がありそうだね」

 

籠森「次は旧校舎を探すか?」

 

佐藤「じゃあ私と絵馬さんが旧校舎、グレープハウスは籠森くん、アップルハウスは知念くんがお願い」

 

 

 

 

 

 

 アップルハウスか……ここも良い思い出がないな……。

 

 再びアップルハウスにはこれみよがしに写真が置いてあった。

 

 

知念「これは……」

 

僕と上条くん以外が写る写真だ。さっきの写真とは違って絵馬さんもいる。

 

 

コトダマ 上条と知念以外が写る写真

 

 

 さらにアップルハウスの最上階にはポツンとファイルが置かれていた。

 

知念「これは?」

 

開いてみると

 

 

上条 翔太

超高校級の陸上選手

身長 175cm

体重 69kg

誕生日 3月21日

頑張りたいです、よろしくお願いします。

   

 

 15人分のプロフィールだった。一言は手書きなのかそれぞれ筆跡が違う。

 

 

知念「僕のが……ない」

 

 

 

コトダマ 15人分のプロフィール

 

 

 

知念「……」

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

モノクマ「はーい、捜査は終わりだよ!うぷぷぷ…これからオマエラと僕の最終決戦が始まるんだねうぷぷぷ。あ、いつものように裁判所に集合してくださーい!」

 

 

 

始まるんだ、僕らの……最後の学級裁判が!

 

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