エピローグ
学園の外の巨大な壁で囲まれた場所に扉が開いた。
本物は遺体を回収したかったけど、3人に止められた。保存する方法がないから仕方ないけど。
僕ら少し進むとそこには衣食住ができる設備がある舟のようなものがある。
しかしそれは舟ではなく、ただ下に伸びるエレベーターだった。
籠森「軌道エレベーターってマジかよ」
絵馬「素敵、乗ってみたかったのよね!」
籠森「どんだけプラス思考だ」
佐藤「でも私たちに必要なのはプラス思考だよね」
知念「そうだね」
籠森「うわっ、到着時刻、1週間って書いてあるぞ」
知念「随分遠いんだね」
佐藤「キッチンあるし何か作ってあげようか?」
絵馬「お願いね」
知念「……」
まるで普通の日常に戻ったみたいだった。
このコロシアイで受けた僕らの苦しみや悲しみは消えたりしないけど、それでも前に進みたい。
世界がどれだけ残酷でも生きていたい。
外からは星々……宇宙が見えた。
軌道エレベーターが動いて魅才学園……監原くんたちによれば偽物だけど。
知念「さよなら、魅才学園」
卒業メンバー
超高校級の人工知能 知念悠馬
超高校級のパティシエール 佐藤雪香
超高校級のバスケ選手 籠森健一
超高校級のイラストレーター 絵馬一帆
「良かったよ、彼らが、ちゃんと選んでくれて」
1人の青年はテレビの映像を見つめていた。さらにその隣には
「良かったよ、じゃねーよ。あんなん名誉毀損だー!というかあんなのを映画にするのかよ、映画監督の風上にも置ない」
「だいたい俺の才能はプレイをするゲームではなくてプログラム的な意味でなんだけど」
サッカーボールでリフティングしながら、隣の青年も
「全くだよね。本当に名誉毀損だよ、僕が殺人なんかするわけないじゃないか。僕は優しい人間だからね」
「あなたみたいな腹黒男に言われても説得力ないですね」
それを聞いていたバスケットボールをクルクルと回す青年は
「それお前が言えるのか」
バシュンと弓矢でモニターが破壊された。
「ちょっとちょっと!何してくれんのよ!アニメが見れないじゃない!」
「不快だっただけ」
「だからって壊すのはどうかと思うよ」
「さて、私たちはこれからどうする?保護する?」
「探すで決まってるだろ!4人を!」
「どうやって探すんだ?僕らが探すのか?」
「探しものなら任せてよーー」
「ついでに星も見よー」
「行こう、上条くん」
1人の女性が声をかける。
上条「うん」
上条と呼ばれた青年は14人と一緒に歩き出した。
元超高校級の才能たち 15人