ウルトラダンガンロンパ 才能を魅せる学園   作:ユキミス

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Chapter1 (非)日常編2

加賀美「みんな集まったみたいだしじゃあ報告ね。報告がある人ー?」

 

監原「はい!俺はトラッシュルームを見たぜ。トラッシュルームの焼却炉は夜時間は稼働しないらしいな」

 

佐藤「私は……食堂を見た。モノクマには食べ物は切れないから安心して良いらしい。それと……夜時間は食堂が立ち入り禁止らしい」

 

加賀美「お腹が空いたり喉が乾いても我慢するか、ペットボトルの水を持っていくかしないとね」

 

香月「そのペットボトルも大きくて持っていくのも面倒だけれどね」

 

将口「赤い扉を見つけた。モノクマに聞いたがはぐらかされてしまった」

 

絵馬「はい!美術室があった。絵具もみんな高級品!あそこになら一緒いてもいい」

 

星野「はーい、窓一つありませんでした」

 

弓長「それくらい分かるんだけど」

 

星野「星が見られない」

 

弓長「は?こいつ……」

 

加賀美「はいはい、窓一つないってのも有益な情報よ。他は?」

 

知念「ああ、浴場の更衣室は自分の生徒手帳で同じ性別の人じゃないと入れないらしいよ。異性の更衣室に入ったらガトリングガンらしい」

 

監原「全く恐ろしいな」

 

 知念、やっぱり浴場の監視カメラのことを伏せたな。

 

加賀美「わかったわ。次は?」

 

岩田「体育館の倉庫の鍵は俺が預かったからな。使いたかったら俺に言え」

 

加賀美「体育館の倉庫?」

 

蹴上「色々あってね」

 

揉めてたけど本当に岩田が解決したのか。体育倉庫なんて使う人、あの3人くらいだろうな。

 

深沢「次はワタシだね。探偵の意地にかけて隅々まで調べたけど、手がかりは無かったよ」

 

加賀美「手がかりなしか……」

 

 ぐぅぅぅ

 

 

上条「はっ」.

 

監原「なんだ?上条、お腹すいたのか?」

 

将口「学園に来てから何も食べてないからな」

 

 俺は恥ずかしすぎて穴があったら入りたいくらいだった。お腹が鳴るなんて。

 

岩田「腹が減っては戦は出来ぬというしな」

 

加賀美「食べ物は野菜やらパンやらがあったけど、調理されてるのはほぼ無かったわ。みんなが一斉に料理すると大変だからあたしがやるわ」

 

佐藤「私も……やる」

 

加賀美「佐藤さん?」

 

佐藤「料理は出来るから」

 

そうか、佐藤は超高校級のパティシエール。スイーツ以外の料理にも応用出来るのか。

 

将口「私も手伝おう。こう見えて料理は得意なんだ」

 

加賀美「わかった。3人で作るからアレルギーある人はちゃんと言ってね」

 

蹴上「あ、あの……アレルギーじゃないけどピーマンが苦手で」

 

加賀美「ピーマン?」

 

籠森「ガキか」

 

香月「随分とお子様なのですね」

 

蹴上「うっ……お子様で良いからピーマンは入れないでくれ」

 

加賀美「仕方ないなぁ。蹴上くんには料理いれないであげる」

 

 

 

こうして加賀美と佐藤と将口の料理が運ばれてきた。チャーハンにサラダにオニオンスープだ。

 

 

上条「超うまい!なんだ?超高校級の料理人か?」

 

監原「店出してもいけるぜ!ロケ弁に欲しいくらいだ」

 

知念「本当に美味しいね」

 

香月「とりあえず食事の心配はないですね」

 

深沢「美味しいよぉ、加賀美ちゃん、佐藤ちゃん、将口くん!」

 

岩田「俺は感動している!」

 

メイビー「……うまい」

 

式野「ストレス対策は良い食事、しばらくは心配ないな」

 

蹴上「これだけ美味しいなら毎日食べたくなる」

 

絵馬「優子の料理は美味しいの、当然でしょ」

 

星野「もぐもぐもぐ」

 

籠森「……」

 

弓長「……」

 

籠森と弓長は相変わらずだな。

 

 

加賀美「好評で嬉しいよ。終わったらまた探索ね」

 

 

食事を終えた俺たちは再び探索に入った。しかし、なんの手がかりもないまま18時になってしまった。

 

 

加賀美「じゃあまた夕食作りね」

 

監原「ちょっと待ってくれ、お前たちにばっか作らせるの悪いから俺にもやらせてくれ。大したものは出来ないけどさ」

 

加賀美「良いの?」

 

上条「俺にもやらせてくれ。俺もそんな出来ないけど、監原の言う通りやらせてばっか悪いし」

 

知念「記憶がないから……僕は」

 

蹴上「僕は料理はからっきしなんだ……ごめん」

 

岩田「カップラーメンなら出来るぞ!」

 

香月「そんな低俗な食べ物食べないです」

 

岩田「低俗!?」

 

香月「あの料理よりにも上とは言い切れないけど、それなりに出来るわ」

 

式野「僕はいつもシェフが作っているから……力になれない」

 

星野「料理なんか興味ない」

 

深沢「ワタシ、料理はするんだけど不味いって言われるんだ。パスタに納豆とケチャップと生クリームとカスタードクリーム入れただけなのに」

 

 かなりの味覚音痴だ!

 

絵馬「あたしは絵しか描けないから!」

 

上条「自慢することじゃない」

 

メイビー「……」

 

籠森「……」

 

弓長「……」

 

 あの3人はダメか。

 

 

加賀美「じゃあ監原くんと上条くんと香月さんお願いね。あたしもサポートに入るわ」

 

 

 

ピンポンパンポーン

 

モノクマ「えー、校内放送です。午後10時になりました。ただいまより夜時間となります。食堂と体育館はロックされますので立ち入り禁止になります。ではでは良い夢をおやすみなさい」

 

 テレビからモノクマの放送が流れる。もうそんな時間か。

 

加賀美「こんな時間だしお開きにして明日探索しよう」

 なんだかわいわいしてるうちに夜時間になってしまった。食堂が使えないし、俺たちは解散することになった。

 

 

 

 

 殺風景な個室で俺はベッドで横になっていた。目が覚めたら全部夢なら良いのに。

 

 加賀美の提案で明日の7時にみんなで食堂に集まることになった。いつもは夜更かししてテレビやゲームをやってたけど、今日は疲れた。フルマラソンした時よりも。

 

 俺は自然と目を閉じた。

 

 

 

2日目

 

 

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました。今日も張り切っていきましょーう!」

 

モノクマのバカでかい放送で目が覚め、夢ではなかったと早々に物語る。部屋にいても仕方ないから食堂に向かった。

 

 

 

 

 

監原「おはよう、上条」

 

岩田「おはよう上条ーー!」

 

 食堂には監原と知念と香月と岩田と蹴上と式野がいた。

 

上条「おはよう……」

 

岩田「元気ないな、上条!」

 

上条「朝から元気出ないよ」

 

監原「俺は嫌でも早朝に起きたりもするからな。3時とか。だから7時なんてどうってことない」

 

知念「加賀美さんと将口くんと佐藤さんは朝食作ってるよ」

 

上条「あの3人また作ってくれたのか」

 

監原「加賀美なんか朝時間に仕込みしてたらしいぜ」

 

上条「もうなんかすごいな、加賀美。お母さんって感じだ」

 

 

しばらくすると深沢は食堂に駆け込んできた。

 

深沢「遅れてごめん!朝が苦手で……」

 

上条「モノクマの放送聞こえなかったのか?」

 

深沢「そんな放送あったかな?」

 

 爆睡してたな。

 

岩田「それにしても他の連中は何やってんだ?」

 

来てないのは絵馬、星野、弓長、籠森、メイビーか。うーん、なんか来なさそうなメンバーだ。まだ絵馬は来てくれそうだけど。

 

加賀美「お待たせーって揃ってないね」

 

加賀美たちがトーストとサラダを持って来た。

 

上条「俺、呼んでくるよ」

 

加賀美「お願いね」

 

 

 

 俺はまず絵馬の個室に向かった。

 

 

 インターホンを鳴らすと目を擦りながら絵馬が出てきた。

 

絵馬「なによーもう少し寝かせてよ」

 

上条「いや、加賀美たちが朝食作ったんだ。だから呼びにきたんだ」

 

絵馬「優子なら仕方ない。いくわ!」

 

なんとか絵馬を呼ぶのは成功した。次は星野か。

 

 

 インターホンを鳴らしてもなかなか星野は出ない。

 

上条「星野ー?星野ってばぁ!」

 

  ガチャガチャと個室のドアノブをひねっても応答はない。

 

上条「モノクマ、星野、死んでたりしない?部屋に監視カメラがあるから分かるだろ!」

 

モノクマ「別に星野さんは死んでないよ。生体チェックしてるし」

 

上条「じゃあなんで……」

 

モノクマ「それはオマエラの問題だよ!じゃあね」

 

行ってしまった。使えないな。

 

 仕方ないからメイビーの部屋のインターホンを鳴らすとメイビーが出てきた。

 

メイビー「なに?」

 

上条「加賀美たちが朝食を作ってくれたんだよ」

 

メイビー「わかった、行く」

 

メイビーは物分かりが良いな。さて、問題の2人だ。

 

 まず籠森の部屋のインターホンを鳴らした。すぐに出てくれた。

 

籠森「なんだ」

 

 高圧的な態度。

 

上条「加賀美たちが朝食を作ってくれたんだ。一緒に食べよう」

 

籠森「なんでお前たちと一緒に?ごめんだな」

 

上条「なんで!」

 

籠森「俺は友情ごっこが嫌いだ。それに殺されるかもしれないのに行けるかよ」

 

 なんだこの言い草は……。

 バタンとドアを閉じられてしまった。

 誘った俺が間違いだった。

 

 弓長もダメそうだけど、ヤケ気味に俺はインターホンを押した。

 

弓長「なに?」

 

上条「加賀美たちが朝食作ってくれたんだ。一緒に食べないか?」

 

弓長「なんでいちいちそんなことしなきゃいけないの?脱出の目処でも立たない限りいちいち呼ばないで」

 

ドアを閉められてしまった。仕方ない。

 

 

 

 俺は食堂に戻って来た。

 

加賀美「あーやっぱり弓長さんと籠森くんはダメだったか。星野さんは?」

 

上条「星野は寝てるってモノクマが」

 

監原「よく寝れるのは悪いことじゃないな」

 

加賀美「まあ冷めちゃうし、食べようか」

 

上条「ああ」

 

 

こうして朝食を俺たちは食べた。

 

 

 

 

 

 

 

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