ウルトラダンガンロンパ 才能を魅せる学園   作:ユキミス

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Chapter1 非日常編

上条「ああああああぁぁぁぁぁ!!!」

 

 俺の叫び声は自分でも耳が痛くなる程だ。

 絶望が舞い降りていた。

 

監原「クソ。的中かよ」

 

蹴上「酷いよ、こんな……」

 

岩田「深沢!?嘘だろ!返事をしろ深沢!」

 

加賀美「現場を荒らさないで、岩田くん。気持ちは分かるけど、これからあたしたちは捜査をして学級裁判に望まないといけない」

 

そんな加賀美の声は震えていた。

 

上条「嘘だ嘘だ嘘だ!」

 

佐藤「辛いけど、これが現実なんだよ、上条くん」

 

 

弓長「うるさいわね、あなたたち」

 

弓長と籠森とメイビーが来ていた。

 

将口「うるさいなんて、人が死んでいるのになんて言い草だ」

 

弓長「友情ごっこの結果がコレなんて笑わせてくれるわね」

 

式野「お前らがやったんじゃないのか?」

 

弓長「フン、私は殺人なんて趣味じゃないから」

 

メイビー「誰が……死んだんだ?」

 

メイビーが震える声で言った。

 

知念「深沢さんだよ」

 

メイビー「そうか」

 

籠森「早く殺人ごっこなんて終わらせろ、迷惑だ」

 

メイビー「君も現実逃避なんてやめたらどう?」

 

モノクマ「あ、全員揃いましたね」

 

上条「モノクマ!これはお前がやったんだろ!」

 

俺は絶望をモノクマにぶつけるように叫んだ。

 

モノクマ「僕はそんなことしないよ。オマエラの中に深沢さんを殺した奴がいるんだよ」

 

上条「そんなはずないだろ!」

 

監原「その辺にしとけよ、上条。これが現実なんだよ」

 

モノクマ「というわけでモノクマファイル1をプレゼントするよ。事件について嘘偽りのない情報を記載してるからね。捜査頑張ってね。まったねー」

 

モノクマは『モノクマファイル1』を置いて消えた。

 

コトダマ モノクマファイル1

 

監原「……」

 

監原はモノクマファイルを開いた。

 

上条「なにやってんだよ」

 

監原「これはすごい。事件について色々書かれてる」

 

上条「そんなの嘘っぱちだよ」

 

監原「そうでもない。深沢の状態とモノクマファイルに書かれてることが一致してる」

 

加賀美「ともかく捜査しないと。誰か見張りをする人とか。あーあたしがやるか」

 

岩田「俺も見張りをする」

 

メイビー「そうだね。見張りは2人いた方がいい」

 

式野「いきなりでしゃばるんだな」

 

メイビー「裁判で負けたらみんな処刑されるんだ。協力するよ」

 

将口「今は協力してくれる人が多いと助かる。香月と絵馬は動けないしな」

 

監原「俺は上条は深沢の遺体を見るからモノクマファイルに目を通してくれ」

 

知念「僕はどうしたら良いだろう」

 

監原「じゃあ寄宿舎の捜査をしてくれ」

 

知念「わかった」

 

佐藤「私は食堂の捜査をするね……」

 

将口「私も食堂と寄宿舎を調査しよう。正直、死体の方を調査するのはキツい」

 

 

 

上条「……」

 

俺はモノクマファイルに手を伸ばした。

 

 

モノクマファイル1

被害者は超高校級の探偵、深沢由奈。

死亡時刻は0時10分頃。

 

死体発見場所は女子更衣室。

 

死因は鈍器による後頭部の撲殺で即死。

また腹部に外傷がある。

 

 

 

上条「なんだ……これ……」

 

 読んでいて気持ち悪くなる。深沢は本当に死んだのか。

 俺は女子更衣室に足を踏み入れた。

 既に監原が捜査をしている。

 

監原「あ、上条。モノクマファイルは見た?」

 

上条「うん。深沢は夜中に撲殺されたって」

 

監原「凶器はあの『ハンマー』だろうな」

 

コトダマ ハンマー

 

 落ちていたハンマーを見る。確かに、ハンマーに血がついてる。深沢はあれで殴られたのか。

 

上条「このハンマーってどこにあったんだ?」

 

監原「この木のハンマーは美術室しかないだろ?」

 

美術室。よく絵馬が使ってたな。まさか。

 でも絵馬に殺人が出来そうにないな。

 

上条「あれ、なんで『バスケットボール』があるんだ?」

 

 女子更衣室に転がるバスケットボール、しかも血がついている。

 

コトダマ バスケットボール

 

岩田「バスケットボールがなんでこんなところに。体育倉庫の鍵は俺が持ってるから体育倉庫は開かないのに」

 

犯人はバスケットボールをどこで?

 

コトダマ 体育倉庫の鍵

 

監原「それにしても血の量が少ないな」

 

上条「え?」

 

監原「深沢の身体についてる血の量の割に更衣室の血の量が少ない気がするんだ」

 

上条「犯人が拭いたとか?」

 

監原「拭いたとしてなんのメリットがあるんだ?」

 

上条「うーん」

 

 

コトダマ 監原の証言 

 

 俺はさらに調べると更衣室に変な血の跡あった。まるでタイヤの跡のような。

 

コトダマ タイヤ痕

 

 

加賀美「ちょっとなにしてんの監原!」

 

 加賀美の声に振り返ると監原が深沢の服をまくしあげていた。

 

上条「おい、監原!」

 

監原「モノクマファイルに書いてあっただろ?腹部に外傷って。ほんとかなーって」

 

加賀美「そういうのはあたしがやるから!あれ、でもおかしいわね。昨日、弓長さんを除いた女子全員でお風呂に入った時は深沢さんとお風呂に入った時は怪我なんてして無かったわよ?」

 

上条「犯人にやられたのかな?」

 

コトダマ 加賀美の証言

 

監原「深沢は後頭部を殴られて即死。多分、不意打ちで殺したから深沢は反撃の余地もないのに打撃する必要なんてないはずだぜ?」

 

 監原、やけに冷静だし、慣れてるよな。まるで探偵みたいだ。

 

上条「監原って殺人現場の捜査でもしたことあるの?」

 

監原「ミステリー映画を撮ったことあるし、ミステリー小説や漫画、映画を読むから真似事してるだけだよ。リアルな遺体を見たことなんて老衰で死んだ祖父と飼ってた犬くらいだよ」

 

 

 俺は女子更衣室から出て浴場を見た。

 

式野「浴場にあまり手掛かりはなさそうだ。浴場は夜時間と朝時間は立ち入り禁止だからな」

 

上条「そうか」

 

俺は男子更衣室を見た。蹴上と籠森が捜査をしていた。

 

籠森「男子更衣室は関係ないか。なんたって今回の事件は女が犯人だからな」

 

上条「なんでそう思うんだ?」

 

蹴上「だって深沢さんは女子更衣室で殺されたんだ。異性の更衣室には入れないし、女子にしか犯行は不可能だよ」

 

籠森「女同士の醜い争いというわけだ」

 

決めつけて良いのか?

 

コトダマ 更衣室の入室

 

 

 俺は美術室に向かった。

 

絵馬「ハンマーを殺人の道具に使うなんて……」

 絵馬がこんなところに。

 

上条「絵馬、お前ずっと美術室にいたよ……」

 

絵馬「あたしじゃない!優子にお風呂に誘われて出たらなくなってたの!あたしは悪くない」

 

そういうつもりじゃないのに。ってあれ、今重要なこと言わなかったか?

 

上条「絵馬、風呂から出たらハンマーがなくなってたのか?」

 

絵馬「そうよ。あと、ガムテープやロープもなくなってたのよ。」

 

上条「ガムテープやロープって返ってきてないのか?」

 

絵馬「そうよ」

 

コトダマ 絵馬の証言

 

 

 

 

俺はトラッシュルームに向かった。

 

知念「上条くん」

 

上条「知念、なんか収穫あったのか?」

 

知念「うん、このトラッシュルーム、今日使われたんだ。ログがあるよ」

 

 4時頃を示すログが残っていた。

 

知念「夜時間は稼働しないけど朝時間は稼働するから。犯人が証拠隠滅に使ったのかな」

 

コトダマ トラッシュルーム

 

 

 

 

 

 

 俺は食堂に向かった。

 

 

将口「上条か」

 

佐藤「上条くん……」

 

上条「将口と佐藤は何か見つけたのか?」

 

将口「見つけたというよりなくなったものだ。ペットボトルのお茶だ。3つしかない。昨日、夜、4つあったのに。朝には5つあったはずだが。」

 

上条「そのうちの1つなら蹴上が持っていったよ。トレーニングで夜時間に飲みたくなるかもしれないって」

 

将口「そうか」

 

佐藤「事件と関係ないかな」

 

上条「あとで誰が持っていったか聞いてみよう」

 

 

コトダマ なくなったペットボトル

 

 

 俺は岩田の言葉を思い出し、体育館に向かった。

 

上条「何か手掛かりは……」

 

メイビー「特に手掛かりはないよ。体育館には代車くらいしかないし」

 

上条「メイビーも体育館を調べてたのか」

 

メイビー「バスケットボールが向こうにあったしね。それと体育倉庫は開かない。鍵がないと開かないよ」

 

上条「うーん」

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

モノクマ「はい、捜査は終了でーす。学園の赤い扉に集まってくださーい」

 

 

上条「もう捜査終了!?」

 

メイビー「仕方ない僅かな手掛かりでやるしかない」

 

 

 

 俺たちは赤い扉に集まった。

 

 この中にいるんだな、深沢を殺した犯人が。

 

 赤い扉が開くとエレベーターがあった。

 15人が乗り込み、エレベーターはみんなが無言だった。

 

 

 

 裁判所は席が丸く円を描くように置かれていた。

 

モノクマ「自分の名前がある席に座ってくださーい「

 

 俺から時計順に星野、佐藤、岩田、弓長、絵馬、将口、メイビー、監原、式野、籠森、知念、加賀美、深沢、蹴上、香月だ。

 

 




犯人は誰でしょうか予想してみてください
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