ポケットモンスター 亡くした者達の鎮魂歌   作:高坂睦月

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ポケモン好きの青年、『ミナト』は『ポケモンブラック』をプレイ後、ベットに入り、睡眠を取っていた。夢を見て、うなされている時にワンダーブリッジに居た少女が!?


2話

ミナトは思わず目を見張った、夢の中だがその映像は確かに鮮明に見えて居た。ワンダーブリッジに居た少女が黒い何かに追われているのを。

そしてミナトを見つけると、少女は手を伸ばしながら。

 

「助けて!!お願い.....くっ、黒い夢....おわ....れ....」

 

此処で夢から覚めた。

 

『なっ.....なんだったんだよ、今の.....た、助けてだぁ?』

 

ベッドから退くと、余程うなされて居たのか、母親が目の前に立っており。

 

『うぎゃああああ!?い、いつから居たんだよ!何?何かあったんか!?』

 

【それはこっちのセリフよ!ずっと貴方うなされて居たのよ?どんな夢を見て居たのかは分からないけど。仕舞いには叫んでたりしてたわ。】

 

『えぇ......(困惑)』

 

【そんな事よりも、買い物に行ってくれるかしら?】

 

『はぁぁぁん?んなぁんで俺が行かなきゃならな.....』

 

【アイスとか買って良いから】

 

『わかりました!勿論行かせて頂きますよぉ!!』

 

彼はお金を受け取ると、ウッキウッキで買い物に出かけて行った。

 

【あの子......怖い程ちょろいわね。】

 

彼は気分が余程良いのか、鼻歌混じりで歩いていると。

 

[おや、ミナト君じゃないか。]

 

メガネをかけ、こんな暑い時にスーツ姿の男性が通った。

 

『え?先生じゃあないっすか。どーしたんすか、こんなあっつい日にスーツなんざ。仕事ですか?』

 

と軽い言い方で接している、その相手はミナトの学校の担任である。

 

[そうだ、今日まで仕事なんだ。今日が終われば....暫くは休み....かも知れない!!]

 

『いや、自分のシフト覚えとらんのっすか.......それでも教師かアンタは。』

 

[ああ!勿論だとも!]

 

(......絶対に教育委員会的な人はこの人を教師にしてるの間違いだろ....教師のへったくれも無いぞコイツ。)

 

と蔑んだ目で担任を見つめると。

 

[おいおい、そんな顔をしないでくれ。夏休みの宿題を全部なしにしたんだからさ......。]

 

『え?いや、まって。嘘だろ?本当に無しにしちゃったの!?』

 

[勿論だとも!ただでさえ、うちのクラスは宿題とか多いからね。今年は無しにしたんだ。]

 

『担任が神だわ、いつかきっと多分尊敬すると思います。』

 

[今すぐ尊敬したまえ!?と言うか尊敬されてなかったのか!僕は!]

 

『いやです.....ってこんな事してる暇無いんだった。かいもんに行かねーと.....。』

 

とミナトはふと思い出すと

 

『先生、すんません。俺これからかいもんに行くんすよ。またお話しましょ。』

 

[おや、そうなのかい?気をつけてね。あっ、そうそう。此処最近...変わった噂が流れてるの知ってるかい?]

 

『変わった噂?何すかそれ。』

 

ミナトは不思議そうに首を傾げた。

 

[いやいや、知らないの!?新聞にも取り上げられてる程だよ?]

 

『は?なーにいったんすか?悪夢でも見ました?』

 

[おっ、感がいいね!そう、それなんだよ。]

 

『いや、だから何言って.......。』

 

[此処最近、悪夢を見る人が続出してるんだ。それも数人の問題じゃあない。1日に20人とか、多い場合は50人。]

 

『........5.50人?何が原因なんすか?』

 

[分からないけど....近所の人に聞いてみると、子供がゲームをして居た時に急に倒れて、其処から目覚めてないらしい。]

 

それを聞いて彼は急いで自分の家に戻った。

 

[お、おい!ミナト君!!?]

 

担任も急いでミナトを追いかける。

 

『母さん!!!』

 

ミナトは家に駆け込み、母の部屋を見ると、母は寝ており、今度は父親の部屋に行っても同様に眠りそしてうなされて居た。

 

『はっ.....じ、冗談だろ。おいおい、演技なんざやめろっつーの!起きろ!何時だと思ったんだ〜!』

 

ミナトは母を起こしてみるも、やはり起きない。

 

『なんで誰も起きねーんだ!!くっそ!』

 

近くには何故かミナトのゲーム機があった。

 

『何さらっと取り上げようとしたんだ.......危ねーな。』

 

ミナトはゲーム機を取り上げ、電源を入れてみるも、付かない。

 

『......は?充電のし忘れ?』

 

何度も試してみるも、付かない。壊れているのか、とため息つながらゲーム機を置いた。その時である。

 

「......助けて。」

 

あの時、夢の中で聞いた少女が、目の前に立って居た。

 

『.....えっ?なっ、なんで....?』

 

次の瞬間に少女は口パクてこう言った。

 

「速く逃げて」

 

第三話に続く。

 




次回は少女が逃げろと言ったのに対して、ミナトはどうするのか?
そしてミナトが住む街で....一体何が起きてるのか。
お楽しみに!ちゃんとポケモンも出てきますよぉ。
ではでは!また次回!
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