「すごいよ姫路さんに藻武君!これも二人の力のおかげだよ」
「そんな・・・ありがとうございます」
吉井は設備が良くなると喜んでいたが坂本は設備を交換するつもりは無いらしい。吉井が何でか聞いているとFクラスの教室のドアが開き何故か女子の制服を着た木下が入ってきた。似合っているはずなのだが俺は何か物足りなさを感じていると後ろから木下の声がする、振り返るとそこには男子の制服を着た木下が座っていて前を見くと女子の制服を着た木下がいた。吉井が混乱していると木下が彼女は自分の姉だと説明する
只弟を見に来た姉ならば良かったのだが木下姉はAクラスらしく驚くことにFクラスに宣戦布告をしてきた
「「「え~っ!」」」
俺を含めたFクラスのほぼ全員が驚いていたが坂本は予想していたのか少し笑っていた
その後は開戦予定を聞いた後今日は解散となった
~~~~
「おはよ~」
「あ、おはよう藻武君!」「おはようなのじゃ」「おーっす」「・・・」「おはよう」「おはようございます、藻武」
姫路さんは今日もかわいいな~。吉井達以外まだ来ていなくて助かった、今のを聞かれたらまらカッターを投げられていたかもしれない
「吉井、何をやっているんだ」
「ははは、ちょっと取れなくなちゃって」
吉井は何をしていたのか手がちゃぶ台とくっついていてどうにか剥がそうと頑張っていた
「そんな事より昨日は聞きそびれちゃったんだけど藻武君Aクラス並みの学力があるのに何で振り分け試験で何も書かなかったの?」
「それは俺も気になるな」
「実はわしもじゃ」
「・・・同じく」
「ウチも」
「あの、私も・・・」
「と言ってもそんな特別な理由は無いぞ」
「それでも気になる」
本当に大した理由じゃないのだが皆が聞きたがっているので正直に答える
「少し前にハーバードに通っている親戚と会ってな。彼があっちで美人な日本人からこう聞いたらしい。『バカな子ほど可愛い』と」
「「「・・・」」」
ん?みんなの動きが固まったぞ
「まさか・・・それを信じて振り分け試験を0点に」
「うん」
そういうと坂本は俺の肩に手を置き優しい声で
「よかったな、お前は明久とは別ベクトルでバカだ」
・・・え?なんで皆可哀そうな動物を見る目で見てくるの?
その後は坂本たちと一緒にAクラスへ行き試召戦争の交渉をした後屋上で吉井にくっついたちゃぶ台でお菓子を食べながら明日の事を話していると木下がAクラス代表霧島翔子にはある噂があるという
「ウワサでは男子に興味が無いらしいぞ」
「男子にはって・・・まさか、霧島さんの目的って!」
男子には興味が無い・・・女子にはある?
「ま、まさかそんなはずは」
すこし動揺しながらも吉井は同じ考えに至ったであろう土屋と共にカメラの準備を始める。俺は土屋に最高の一枚を取って売ってもらうため財布の中身を確認しカメラ準備を手伝う
「そんなことが身近にあるわけ、ねえ島田さん?」
「ある」
「え?」
「そんな変な子、身近にいるわ」
「見つけました、お姉さま~!」
何だ!?女の子が島田に飛びついた・・・・・!?
「ムッツリーニ!」
「・・・どうした?」
「今、あの子のスカートの中が少し見えた!」
「・・・!」
俺がそう言うと早速ムッツリーニは頭を床に擦り付け中を見ようとする、そんな行動を見ていたらどうやら吉井が余計なことを言ったらしく島田達に関節技を掛けられていた・・・少し羨ましい
吉井が何でもいうことを聞くと言うと島田はクレープを食べたいという
ん?二人で??
「それから・・・う、ウチの事愛してるって言ってみて」
ん~~~~~???
(これは会長に連絡か?)
俺が携帯から会長に電話を掛けようとすると吉井が
「ウチの事愛してるって言いなさい!」
・・・
「このバカー!」
「ギャー!」
・・・今回は見逃してやろう
その後は解散となって俺は寄り道せずに家に帰った