機動戦士ガンダム 紺碧の空へ   作:黄昏仮面

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第33話 ブルー再び

 いよいよ会談当日となり、俺とアーニャはゴップ大将、コーウェン少将を始めとした連邦軍高官らと共に北米大陸、連邦軍とジオン軍の軍事境界線となる場所にビッグ・トレーへ移動を開始した。今回の会談はネオ・ジオン側の提案もありビッグ・トレー内の一室にて行われる事となっている。これにはネオ・ジオン側の敵意は無いという意思表示なども含んでいるのだろう。

 今回の会談に参加している幕僚を見ると、アーニャの中佐と言う階級が一番低いと思っていたが佐官も数名参加している。連邦軍は階級が低くても政界や財界などの繋がりを持つ将校の方が軍閥では幅を利かせるらしいのでそう言った人達なのだろう。アーニャ自身もそう言った側の生まれだし。政治寄りなメンバーなのは会談を行うにしても都合が良いだろうからなぁ。

 

 道中は問題なく進み、予定されていたポイントへ着くとネオ・ジオンの艦艇であるダブデ級が到着していた。

 

「ふむ、予定通りの時間だな。ルールは守ると言うことか。」

 

 ゴップ将軍がそう発言し、ビッグ・トレーがダブデと隣接する。そして其処から現れたのはあのシャア……いやキャスバルとガルマ、そしてランバ・ラルと言った原作のビッグネームな人達だ。リアルでお目にかかれるとは思ってなかったので少し感動してしまった。いや、感動してる場合じゃないんだけどね。

 ボディチェックを済ませた彼らと共にビッグ・トレー内にある一室へと向かう、大型の陸上艇だけあってかなり広い部屋だ。司令部としても使うくらいだし会談を行うのにも適している。

 

「それでは、これより地球連邦軍とネオ・ジオンによる会談を執り行わさせて頂きます。」

 

 テーブルを隔て、連邦とネオ・ジオンによる会談が遂に始まった。何とも言えない緊張感がヒシヒシと肌から伝わる。

 

「さて、今回の会談はネオ・ジオンによる我々との和平交渉ならびに軍事同盟の締結と言うことでよろしいかな。」

 

 ゴップ将軍がまず話を切り出す、御託など無しに本題に入りたいのだろう。話の主導権を握る意図もあるんだろうが。

 

「先日まで戦いを行っていた我々をすぐ信用してもらえるとは思っていません。ただ我々も我々でザビ家率いるジオンのやり方に度し難いと感じる者が増えています。それはオデッサでのマ・クベ大佐や欧州戦線でのユーリ・ケラーネ少将のやり方を見て貴方達も感じていると思います。」

 

 戦時条約の不履行、戦争を行う上での最低限のルールさえ守らない非道な行いには流石に内外からの反発は大きい。それが一将兵の独断ならば尚更である。責任を取るべきマ・クベもジオン側からは独断行為に憤った兵士に殺されたという信用に値しない回答で終わっている。正直言って連邦軍からはジオンが何をしてきてもおかしくないと思っているのが殆どの兵士の思っている所である。

 

「我々はあくまでスペースノイドの独立という大義名分で戦っていたのであってあのような無為な虐殺を行う為に戦っていたのでは無いのです、それを信用してもらう為に……。」

 

「スペースノイドの為……?同じスペースノイドである他サイドの住民を虐殺してコロニーを地球に落として大勢の人々を殺したのが無為な虐殺では無いと!?」

 

 キャスバルの言葉に大声を出して批判したのはアーニャだ、慌てて落ち着かせようとしたが間に合わなかった。キャスバルの言いたい事は分かるがアーニャはコロニー落としで父や祖父、そして大勢の親族を失っている、流石に重要な会談と言えど怒りを堪えきれなかったようだ。だが場面が場面だ、すぐに止めないと!

 

「おい……!落ち着けアーニャ……!会談中だぞ……!」

 

「……っ!」

 

「言葉が過ぎるぞ、控えたまえエルデヴァッサー中佐。すまないなキャスバル総帥。彼女はコロニー落としで大勢の親族を失っている、それで冷静さを欠いたようだ。」

 

 ゴップ将軍のフォローのおかげで場は少し落ち着いたが一旦アーニャを下がらせた方が良さそうか……?ゴップ将軍に一礼しアーニャを下がらせようとするとキャスバルがそれを制した。

 

「待って頂きたい!彼女の怒りは正当なものだ。今のは私の失言でした、彼女のように我々の行いに怒りを持った人とこそ和解する為の会談なのですから、どうか彼女はそのままでお願いして貰えないだろうか。」

 

 正直な話、アーニャの失言は双方から問題視されて退室されるのが当然と俺は思っていた、と言うか普通はそうなる筈だがまさかのキャスバルからのフォローがあるとは。

 

「私は構わんが……、エルデヴァッサー中佐の判断力次第だな。冷静さは取り戻したか中佐。」

 

「はい……、申し訳ありませんでした。」

 

 政治家モードになっているゴップ将軍はいつものフレンドリーさは全く無く完全に将軍としての顔になっている、これ以上失言があれば即座に退室させられるだろう。冷静になってくれよアーニャ……。そう思っているとガルマが手を挙げ会話を挟んだ。

 

「我々ジオン軍に対するアースノイドの方々のこう言った反応は私も多く見ています。エルデヴァッサー中佐と言いましたか、親族を失った彼女の怒りも分かります。しかし我々ジオン、サイド3の住民達もアースノイドへの恨みは大きいのです。水や食料、空気にすら多額の税が必要となる我々宇宙棄民は何十年もの間地球に対して怒りを持っていた、それは忘れないで頂きたい。」

 

 確かにこの半年間の大勢の死の裏にはこの宇宙世紀が始まって以来ずっと続いているスペースノイドへの圧力が原因の一つだ。単独で自給自足が可能になって来ているとは言え、コロニーの維持費などと言った名目での重税は多いし、それに対して地球が一部の特権階級に食い物にされている状況も反感を買う原因だ。今までのしっぺ返しが来たと言えばそうなる所もある。

 

「痛い所を突いて来ますな、だが今は何が原因で戦争が始まったかと言う話は重要では無く、これからどうするかを決めるべきではありませんかな。」

 

 中々上手く返してくるなゴップ将軍は、やはりこう言った場面では将軍という地位は伊達では無いと言う訳か。

 

「こちら側から受け入れて欲しい事は北米大陸のジオン領土に対して戦時中の自治権を認めてもらいたい事と、戦後我々ネオ・ジオンの独立を認めて頂きたい。」

 

「ふむ、その見返りは?」

 

「ジオン軍のMSの技術提供、そしてザビ家率いるジオン公国への共闘。見返りとしては悪くは無いと思いますが。」

 

 これは……確かに魅力的な提案ではある、性能的にはこちらもジオンも現在同レベル、いやドム相手となると現在のジムやメガセリオンでは数で押さないと少し厳しい所を見るとゲルググが量産され始めたらややジオンに押されるか?ジオンの地上撤退が早まった事で地上用のMSの開発は無くなったし宇宙用のMSの開発速度は早まる筈だ。

 だからこそジオンMSのノウハウは開発部とかからしたら魅力的だろう。それにネオ・ジオンからも戦力を出すと言うならこちら側の負担も少ないだろうし。

 

「確かにジオン軍のMSの技術は魅力的だが……キャスバル元帥よ、我々連邦軍はジオンとの戦いはすぐに決着すると思っているのだよ。だから技術提供など無くともジオン本国を攻め落とし、その後でジオニック社などの技術を接収すれば良いだけの話にもなる。こうなって来るとネオ・ジオンと盟を結ぶ必要は無いと思わないかね?」

 

 うおっ……中々厳しい意見をしてくるな、確かにレビル将軍が死んだとは言えジオンと連邦の物量差は圧倒的だ。戦争自体は原作とは異なり前倒しになるか長引くかと言ったところになるだろうが連邦が負けると言う事はまず無いだろう。

 

「確かに連邦軍の戦力であれば戦争の早期決着も可能かと思いますが、盟を結ばず北米大陸へ戦力を向けた状態で宇宙にまで手が届くと?ギレン・ザビを初めキシリア・ザビなどは南極条約の有効性が怪しまれる今ではどんな手段に出るか分からない。そんな状態で二方面で戦うのはメリットが無いと私は思いますが。」

 

 キャスバルもキャスバルで簡単には引かない、ジオン側の信念や背景など興味は無いのだがキャスバルも多くの兵士を背負って立つ男だからこそ譲れない物があるんだろう。

 

「ふむ、確かにキャスバル総帥の言葉にも一理ある。仮に協定を結びジオン公国を討ったとしよう。その後で君達ネオ・ジオンはどうするつもりかな?まさかスペースノイド独立を謳っているにも関わらず戦後も留まると言ったことはないだろうね?」

 

「北米大陸の戦時中の自治は戦後返還する予定です、その後で連邦軍の助力の元で新たにコロニーへの移住を希望したい。」

 

 事実上の降伏宣言か?シャアにしては潔い感じがするが……。

 

「我々が求めているのはスペースノイドの独立、かつて父が根差したように母なる大地を保全する為に一人でも多くのアースノイドを宇宙へと上げて人類の革新に導きたい。私の願いはこれだけです。既に北米の一部の都市ではガルマ大佐の意志に感化された一部の人々が宇宙へ上がる事を希望しています。これらの運動が更に活発化すれば、人類は地球に頼らない新たな生き方が出来ると私は思っています。月やコロニー群、或いはサイド間での物資や資源のやり取りなど地球資源を極力使用せずに月やサイドだけで経済的な自立が出来ればと。」

 

 これは……フル・フロンタルの説いたサイド共栄圏みたいな感じか、地球資源に極力頼らず月都市やサイド同士で経済を回す……確かに地球再生を考えれば理想的なやり方ではあるんだろうが。

 

「そのモデルケースとしてネオ・ジオンである君達が新たなコロニーでそれを実現させる、と言うことで良いのかなキャスバル総帥。確かにその考えは素晴らしい物ではある、だが一つ何かを忘れていないかね?」

 

「……アースノイドとスペースノイドに芽生えた確執、それが一番の懸念ではあります。」

 

「そうだ、先程のエルデヴァッサー中佐にしてもそうだが開戦初期の大量虐殺によるジオンへの恨み、嫌……ジオンだけならまだしも関係の無い他のコロニー住民にすら怒りを向けている市民も多い。君らがジオン公国と袂を分かったと言っても大勢の人間には同じ様に映るだろう。それをどうするつもりかな?」

 

 ガンダムの歴史は言うなれば地球と宇宙の戦いだ、お互いが憎み合い大なり小なりの戦いを繰り広げ、それに巻き込まれた人間が戦う。これはどれだけ時が経とうと変わらなかった。キャスバルがどういう展望を描いているかは分からないが優れた人間でもこの問題解決にはかなり苦労するだろう。

 

「対話を続け、結果を見てもらうしかありません。どれだけ綺麗な言葉を使おうと、我々がやってきた事が許される訳もありません。時が罪を洗い流すとは思っていませんし戦後の我々の在り方を見て頂き、それについて何か感化されてくれればと思っています。」

 

「戦後の在り方で……か。そうだな、ジオンの被害者の立場から見た感想を聞こうかエルデヴァッサー中佐、君の素直な感想を聞かせて欲しい。良いかなキャスバル総帥。」

 

「構いません、どのような言い分も胸に刻みましょう。でなければ大勢の人を納得させられる事など出来ないでしょうから。」

 

 アーニャはこのキャスバルのやり方にどう反応するんだろうか、どんな言い分でも良いとキャスバルは言っていたがさっきみたいに感情的にならなければ良いんだが……普段は冷静……いやそんな事もないが家族の事となるとやはり年相応の感情を出してしまう所があるからな。

 

「キャスバル総帥のお考えになる地球に頼らない生き方、それ自体には何の不満もありません。逆に本来であれば我々地球連邦軍がそう言った動きをするべきであったと私は思っていました。亡くなった父や祖父も総帥のお父上であるジオン・ズム・ダイクンと似たような思想を……地球市民が宇宙へ憧れを抱き宇宙へ上がっていければと言った理想を抱いていましたから、ですがジオン公国の非人道的なやり方でスペースノイドのやり方に不満を持った者や差別意識を持った者は増えてしまいました。戦後で心にゆとりを取り戻した人々のフラストレーションがどの様に爆発するか、総帥にもある程度の想像は付くと思います。」

 

 例で言えばティターンズか、ジオン残党狩りと言った名目もいつの間にか反地球主義者やティターンズに反発する人間全てを虐殺すると言ったやり方に移って行った連中もいた、まぁあれはティターンズと言うよりはバスクの暴走ではあるが。しかしジオン憎しがスペースノイド憎しと同一視される事は珍しくは無い、ニューディサイズみたいな過激な思想もスペースノイド全体を宇宙人として蔑んで見ているし、これらの差別意識は強く根付くだろう。

 

「しかし、だからこそ何故このような戦争が起きてしまったのか。同じ過ちを繰り返さない為にできる事は何か、私達地球連邦軍が遠因となり起きてしまった過ちでは無いのか。それらを踏まえて未来に向けて足を踏み出さなければ我々はこの先も同じ事を繰り返して行くでしょう。対話を続けて少しずつお互いを理解し分かり合う事が次の世代に残さなければならない、私達がやらなければならない事だと思います。」

 

 どうやら彼女もキャスバルと同じ考えのようだ、生まれてしまった確執は簡単には治す事は出来ない、だけど未来の世代にまでそれを残すのは大人達のエゴにしかならないしこの先ずっと根に持っていても何も生まれないからな。

 

「アースノイドとスペースノイドに生まれた不和をそれぞれの新世代が改善して行く……か。それも良いだろう。だが簡単な事ではないぞ。」

 

 ゴップ将軍は互いに忠告する、それもそうだ。どうせこの先地球側の過激派はティターンズのような、宇宙側の過激派はデラーズフリートやアクシズのようなのが台頭してくるだろうしそれらの芽を摘むのは簡単な事じゃない、だけど……きっとこの二人なら……。

 

「ですがやらなければ平和な未来など到底実現出来ないでしょう、父ジオンのような理想家のままで私は終わるつもりはありません。」

 

「私も父や祖父が残した願いを叶える為にも簡単に足を止めるつもりは在りません、どんな困難にも立ち向かっていきます。」

 

「良いだろう、そこまで決意がしっかりしているのであれば我々としても盟を結ぶのはやぶさかではない。戦後の交渉などはまた改めて行うとして、この戦時中の互いの協力は惜しまないようにしようではないか。」

 

 おぉ、どうやら連邦とネオ・ジオンは同盟を結ぶ事で決定したようだ。これで倒すべき敵は宇宙のザビ家だけって事か。

 

「ジオン製MSの情報提供などはコーウェン少将が主導となり今後必要になる宇宙用機の調整などに活用するように。政治的な面は私が全面的に調整する、ネオ・ジオンも異存は無いだろうか?」

 

「問題ありません、MSの技術提供はランバ・ラル大尉を中心に行ってください。彼はジオンのMS運用当初からの歴戦のパイロットですから役に立つ事もあるでしょう。こちらも政治面ではガルマ大佐を中心にしていくつもりですのでよろしくお願いします。」

 

 ん?キャスバル自体はどうするつもりなんだろうか、そう疑問に思ったその時だった。遠くから轟音が響き渡った。

 

「何事だ!」

 

 コーウェン少将が声を上げる、通信兵が慌てて返答をした。

 

「これは……味方からの緊急通信です!未確認のMSが連邦、ネオ・ジオンのMSを次々と破壊しながらこちらに向かっています!」

 

 敵の奇襲!?恐れていた事がやはり起こってしまった、一体どこの部隊が!?

 

「敵は何機だ!ミノフスキー粒子濃度は高くないのだから映像を映さんか!」

 

「りょ……了解!味方からの映像、出ます!」

 

 そこに映し出されたのは……青いガンダムだった。

 

「連邦軍のMS!?どう言う事だ将軍!」

 

 ガルマが声を上げる、そりゃそうだ普通に見れば襲ってくるのは連邦のMSだと思うだろう、だがこのガンダムは……!

 

「ジェシー!あの機体は!」

 

「両肩の赤いブルー……!ニムバス・シュターゼンか!」

 

 専用のカラーリングから、どう言った経緯かは分からないが二号機……いやこの歴史では一号機から三号機までのどの機体かはわからないが、とにかく奴はブルーを手に入れたみたいだ。

 

「あれは敵です!将軍、俺が出ます!このビッグ・トレーにMSは!?」

 

「ヴァイスリッターはどうした!?」

 

「アーニャの護衛で来てるんだ、ミデアに置いてありますよ!」

 

「ちぃっ……!殆どの機体は護衛に配置して残っているのはメガセリオンが一機だけだ!それを使え!」

 

「了解!兵装はとにかく残ってるので一番良いやつをお願いします!じゃないとあの機体は対処できない!」

 

 油断していたとは言え、一号機の暴走の時もララサーバル軍曹やグリムのメガセリオンが一瞬で倒されたんだ。せめて装備だけでも少しはマシにしておかないと!

 

「ジェシー!私も……!」

 

「残ってるのは一機だけだ、アーニャは待っててくれ!」

 

「どうやら私を苦戦させた木馬のMSと同等の敵のようだな。ガルマ、私も出るぞ!」

 

「馬鹿な事を言うなキャスバル!総帥自ら出撃など!」

 

「ダブデに残っているのは同じように私のグフ一機だけだろう?私が出ずに誰が出る?」

 

「くっ……!死ぬなよキャスバル!」

 

 どうやらキャスバルも一緒に戦ってくれるようだ……。

 

「見たところそれなりに経験は積んでいるようだが腕は確かか?」

 

 キャスバルが俺にそう問い掛けてくる、あのシャアに話しかけられるとは中々嬉しいが実力を疑問視されるのはちょっとイラッときた。癪なのでこう返しておこう。

 

「先日は上空からジェットパックをお見舞いして申し訳ありませんでした総帥。今回はあんな戦法は使いませんのでご安心を。」

 

「ほぅ……あの時の白いMSのパイロットか。これは失礼した。」

 

「とにかく!あのMSは少し異常です、この艦が巻き込まれる前に手を打ちましょう!」

 

 ある意味オーパーツとも言えるEXAMを積んだMS……この一年戦争だけで見ても最上位の性能を誇るMSだ、油断していたら全滅すら有り得るのだから。

 

 その時の俺は襲いかかる脅威に、性能だけを見て恐怖していた……だが性能だけに気を取られてあのMSの本質を見誤っていたことにこの後気づくことになる。

 

 そう、『ニュータイプ抹殺』の使命を持ったニュータイプと出会う事の無かったMSの本当の恐怖を。

 


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