機動戦士ガンダム 紺碧の空へ   作:黄昏仮面

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第6話 ダイヤモンドの意志

 

「良かったのでありますかグリム隊長?私とセレナのメガセリオンで?」

 

「構わないよ、わざわざガンダムを出すまでもないしグノーシスだって勿体無いくらいだ。」

 

 いつものクールは消え失せ、熱量を帯びたやる気を見せているグリムにベアトリスとセレナは驚きを隠せないでいた。

 

「セレナ、隊長やる気満々ね。こんな隊長初めてみたわ。」

 

「経緯を知れば当然じゃないかしら。私だって同じ事をされたら冷静ではいられないわ。」

 

 着艦妨害、下手をすればパイロットや整備クルーの命にまで関わる危険行為だ。

 それを歴戦のパイロットが賭けの為にやったと言うのであれば憤りを隠せないのも仕方のない事だろう。

 本来なら独房入りしてもおかしくはないが、それが見咎められる程度で済まされているのはひとえに連邦軍の人材不足が理由だろう。

 

「隊長のセッティングはOSの中に入ってますから細かな調節はお任せしますね。えっと、そこの貴方はどうしましょうか?」

 

 ベアトリスは自分よりも少し若く見える緑髪の少年レイ・レーゲンドルフに問いかけた。

 

「スタンダードの状態にしてくれれば後は此方で調整するさ。僕だってガンダムのパイロットなんだ。」

 

 自信があるのだろう、余裕の表情で機体に乗り込むレイ・レーゲンドルフ。

 続いてグリムもメガセリオン改に乗り込む。

 

「レイ・レーゲンドルフ、曙光を降りたら一度アルビオンのウラキ少尉と合流してミッションプランを考える、大丈夫かい?」

 

「レイで構わないよグリム中尉、長々しくて戦闘じゃ言いづらいだろう?」

 

「そうだね。じゃあレイ、よろしく頼む。」

 

「了解。」

 

 二機のメガセリオンが曙光から発進し、同じくアルビオンから発進したコウ・ウラキ少尉のガンダム 試作1号機と合流する。

 

「グリム中尉、お待たせしました。……すみません、自分のせいで中尉にまでご迷惑をお掛けしてしまって。」

 

「ウラキ少尉が謝る事じゃないよ、幾らバニング大尉の元部下だからってあんな横暴は許せたものじゃない。彼らには僕達だってやれるって所を見せなきゃならないんだ。」

 

「けど、自分の様な足手纏いがいて大丈夫でしょうか?」

 

「君はもっと自信を持った方が良い、バニング大尉だってトリントン基地襲撃の後でも君をガンダムのパイロットに引き続き推薦したんだ。ガンダムという機体に選ばれるだけの実力があるとバニング大尉も、そして僕も思っている。」

 

 少なくともニナ・パープルトンらアナハイムのスタッフが拘束されてアナハイムの管轄から外れた試作1号機がリング・ア・ベル隊のパイロットや今回赴任したバニング大尉の元部下らに配備されなかったのはシナプス大佐、エルデヴァッサー大佐、バニング大尉、グリム中尉らがウラキ少尉がそのままパイロットとして乗る事に異議を唱えなかったからだ。

 コンピュータの進歩によりある程度はMSの操縦の難度は下がったとは言え新型機特有のピーキーな操作性は一朝一夕で慣れるものではない、しかしウラキ少尉は自身のセンスというべきか、機体の構造を見抜く技術に長けているのか試作1号機を無難に乗りこなせている。

 本来であれば同等のバックパックを取り付けたジムに乗っていたディック・アレン中尉が乗るべきではあったが、彼は2号機の追撃で部下を庇い戦死した、だからこそウラキ少尉に継続してパイロットを続けてもらう事になったのだ。

 

「ありがとうございます!期待に応えられる様に頑張ります!」

 

「その意気だ。それじゃあまず簡単なミッションプランの説明に──」

 

 

 

 

「ヘッ、連中御大層に作戦会議でもしていやがるぜ。」

 

 モンシアは皮肉を吐く様に目前で待機している3機の機体を前に嘲笑う。

 

「しかしあまり舐めて掛からない方が良いんじゃないですかね。リング・ア・ベル隊といえば星1号作戦の時にあのソーラ・レイを止めた英雄ですよ。」

 

 チャップ・アデル少尉がそう懸念する。

 

「ハッ、経歴を調べたがアイツはその時伍長だったって言うじゃねぇか。どうせお溢れもらって即成で成り上がったお坊ちゃんに決まってらぁ。あの士官学校でぬるま湯に浸かって育ったウラキみたいにな。」

 

「モンシアの言う通りだぜアデル、俺達不死身の第4小隊が潜り抜けた戦場と比べたらヌルいもんだ。」

 

 アルファ・A・ベイト中尉もモンシアに同意する。一年戦争当時からザニーや鹵獲したザクⅡでの操縦訓練を、そしてソロモン攻略戦と星1号作戦を誰一人として落伍することなく駆け抜けたと言う事実は彼らに強い自信を与えている。

 しかし彼らはそれに先駆けてMSのテストをしていた第774独立機械化混成部隊がいた事実は知る由もない、彼らの当初の活動は殆ど知る者はいないのだから。

 

「それにな、模擬戦って言ったって()()は付き物だぜ、ヘヘッ。馬鹿な整備士が模擬弾と実弾を間違えて装填してました、とかな。」

 

 ジム・カスタムのライフルを見つめ、したり顔で笑うモンシアだった。

 

 

ーーー

 

 

「それでは模擬戦を開始します。ルールは簡単です、模擬弾は命中しそれが有効打となればその機体は敗北扱いに、近接格闘はサーベルが実際に出る事はなくデータ処理によって有効打の判定を行います。よろしいですね?」

 

「了解です大佐。」

 

「さっさと始めてくれってんだ!」

 

「……それでは模擬戦開始です!」

 

 模擬戦が始まると共にグリム達は一旦後退し距離を取る。

 

「ほう、まずは距離を取ってモンシア達の出方を窺うつもりか。」

 

 バニング大尉が松葉杖を突きながらブリッジから外を眺めそう呟く。

 

「えぇ、冷静に動きを判断し的確な行動に移るつもりでしょうね。堅実なグリムならではの動きです。」

 

 グリム達を追撃する様に動き始めるモンシア隊を目で追いながら話をする。

 

「しかしエルデヴァッサー大佐。この状況での模擬戦、単純に彼らのストレス発散だけという訳でもあるまい?」

 

 シナプス艦長からの質問、確かにそうだ。わざわざ彼らのストレスを和らげる為だけに模擬戦を許可した訳ではない。

 

「えぇ、我々にとってはただの模擬戦でも敵にはそうは受け取られないでしょう。この状況下でわざわざ私達連邦が模擬戦を行うとはジオン残党も思わないでしょうから、この模擬戦の騒々しさを何かと勘違いしてくれればとの一石ですよ。」

 

 私達が動いて反応しないのであれば、逆に此方が敵の思惑から外れた行動さえ取れば敵に何らかのアクションを起こせるかもしれない。

 それに……この模擬戦は一筋縄では行かないとの予想もある。

 

「ん……!?モンシアめ……!奴は実弾を使っていやがる!」

 

「何だと!?ライフルの弾は全てペイント弾に装填した筈だ!」

 

 慌てる二人に冷静に回答する。

 

「恐らくライフル自体を出撃前に差し替えたのでしょう。」

 

「エルデヴァッサー大佐!?まさか貴方はそれを知りながら……!」

 

 バニング大尉は驚いた表情でこちらに問いかける。

 

「えぇ、彼の性格ならそうすると思っていました。」

 

「何故です!?グリム中尉やウラキを危険に晒すつもりなのですか!」

 

「私は仮に実弾が装填されたとしても、グリムは負けないと信じています。それにウラキ少尉もガンダムという機体に選ばれたパイロットです、負けるとは思っていません。」

 

「しかし……。」

 

 目紛しく動き始めたMSを見つめながら、何かの転機が訪れないか……それだけを願った。

 

 

ーーー

 

「あぁぁぁーーー!ズルい!ズルいわ!」

 

「聞いていたよりも余程酷いみたいですね、アルビオンに配属されたベテランと言うのは。」

 

 曙光のブリッジで模擬戦を見学していたベアトリスが大声で叫び、セレナもまた呆れながら溜息を吐いた。

 

「落ち着け、グリムは早々負けたりはしない。」

 

「ジュネット大尉は冷静過ぎますよ〜!グリム隊長が心配じゃないんですか!?」

 

「あぁ、心配にはならん。」

 

 幾ら実弾とは言え、流石に向こうも直撃させるレベルの攻撃はしては来ないだろう。それをしてしまえば最早言い訳は出来なくなる。

 最悪の場合でも機体が中破するかしないかだろう。

 

 それ以前に相手がどれだけベテランと言われていようと、この様な戦い方をするパイロットに我が隊のグリムが負ける筈が無いと強く言える。

 

「すまないジュネット大尉、僕は連邦軍じゃないから分からないのだが……何故彼らはそこまで横暴が許されるんだ?軍規に逸脱した行為は処罰されて然るべきだと思うんだが?」

 

 客人であるアルベルト・ビストが問い掛けてくる。

 

「一年戦争以前なら、あの様な実力はあっても性格に問題のあるパイロットは良くて辺境勤務、悪ければ除隊させられていたでしょう。しかし3年前の戦争で多くの将兵が死に、現在でも連邦軍は深刻な人材不足なのですアルベルト様。だからこそ性格に問題があってもある程度の許容をしなければならない、それを抑えつけてしまえば本当の愚連隊と化してしまいかねないのが現在の連邦軍なのです。」

 

 一年戦争でミノフスキー粒子による電子機器の通信障害が多数発生し、人類の半数が亡くなると言う過酷な現実は連邦軍内部の統制にも影響が出ている。

 いつ、どごで、どの部隊の、どのパイロットが、どの様な状況に陥って、そして死んだのか行方不明になったのかが最早把握し切れなくなっているのだ。

 

 比較的早期に付近にいた部隊に救助されれば良い方だ。中には無人の島に漂着し救助を要請する事も出来ずにいた者もいれば、宇宙での戦闘で乗艦していた船ごと漂流する事になった者もいる。いや、今もまだいる可能性すらあるのだ。

 

 そんな状況下では残されたパイロットが人間としての質が悪くともパイロットとしての腕が良ければ重宝されるのも仕方のない事なのだ。

 今残っている人材を有効的に使わなければならない、連邦政府も軍も戦争に勝利はしたが既に世界を統制するという立場においては後退が始まっている。

 

「そんな事情があったなんて……宇宙(そら)で呑気に暮らしていては知りようもないな。」

 

「人は自分の領分の外は疎くて仕方がない事です。私とて宇宙に住むスペースノイドや月で生活するルナリアンの現実や心情を理解する場は少なく、彼らのような横暴をしてしまう可能性が無いとは否定できません。」

 

「……そういうものか。」

 

 他者を理解するだけの心の余裕が今の時代に生きる我々にあるのだろうか、アルベルト・ビストはそう考えながら目の前で起きている理不尽な光景をしっかりと目に焼き付けていた。

 

 

ーーー

 

「おやおや、まさか実弾を使ってくるなんてね。」

 

 レイ・レーゲンドルフは特に驚きを見せるわけでもなく、放たれた銃弾を的確に回避し続けていた。

 

「当たらなければどうと言うことはない!こちらのミッションプランに変更はない、良いなレイ!ウラキ!」

 

「は、はい!」

 

「わかってるよ。」

 

 3機は逃走するように後退していたのを一転、反転して3機が直線上に並ぶ。

 

「へっ!ジェット・ストリーム・アタックってか!?コロニー出身の宇宙人が考えそうな戦法だぁ!」

 

 モンシアのライフルによる攻撃が先頭に立つレイの機体へ向かう。それは構えられたシールドにより有効的な攻撃とならず、向かってくる3機はいつの間にか進行上の砂塵を利用し巻き上げながら移動する事で、簡易的な砂嵐を発生させモンシア達の視覚を塞ぐ。

 

「行けませんね、一度後退して出方を窺い──、!?」

 

 アデルの機体が大きく揺らぐ、グリムのメガセリオンがいつの間にか左方向へと移動してアデル機に大きく蹴りを仕掛けてきたのだ。

 アデル機は大きく転倒し地に伏せられた。

 

「まず1機!」

 

「調子に乗りやがって!モンシア!」

 

「分かってらぁ!」

 

 モンシア機からハンド・グレネードが投擲される。本来の装備では無いのに持ち出されているのは、つまり最初から使う事を狙っていたと言う事だ。

 

「クッ……!何処までも……!」

 

 ブースターを起動して背面へと大きく後退する、グレネードの爆発を確認し敵機へ向けてペイント弾を発射する。

 

「メインカメラに当たれば!」

 

「簡単に当たらせる訳がねぇだろ!」

 

 一進一退の攻防の中、ベイトのジムがグリム機に狙いをかける。

 

「後ろがお留守だぜ!」

 

「貴方もです!ベイト中尉!」

 

 ウラキのガンダム1号機がジムへ向かいペイント弾を放つ。

 

「チッ……!」

 

 有効打にはならなかったが油断した状態での攻撃によりベイト機に隙ができる。

 

「後は僕に任せろウラキ少尉!」

 

 レイのメガセリオンがサーベルを構える。モニター上ではビーム光と共に発振しているが実際は模擬戦上での演出として映像の再現がされている状態だ。

 これで直撃判定になれば自動的に機体が止まる仕様となっている。

 

「これで!」

 

 レイの言葉と同時にグリム機とモンシア機も互いにサーベルを構えて近接攻撃に入る。

 

「終わりだ宇宙人野郎!」

 

「やらせるか──、!?」

 

 互いの攻撃が当たる直前、自分達の物ではないバズーカ砲が地面で大きく爆発を起こした───

 

 

 

ーーー

 

 

 模擬戦が始まる数十分前、ダイヤモンド鉱山跡地を改修した基地の内部でアナベル・ガトーは基地の司令官であるノイエン・ビッター少将と酒を酌み交わしていた。

 

「どうかな少佐、この基地に残された最後のワインだ。」

 

「ハ、大変美味でありました。……申し訳ありません閣下、星の屑の全容をお教え出来ずにいるのに此処までの……。」

 

「それが作戦と言うものだ。万全を期すには機密は限られた者だけが知っていれば良い。」

 

「そう言って頂けると心が洗われます。」

 

「この基地も、ギレン総帥を救出するその時まで戦力を保持しておくべきと思っていたが、少佐の役に立てると言うなら幾らでも手を貸すさ。」

 

「閣下もギレン総帥はまだ生きておられると?」

 

「無論だ。監禁されているだろうと思っている、連邦もギレン総帥にはまだ利用価値があると思っている筈だからな。」

 

 ア・バオア・クーでの戦いで拘束されたギレン・ザビは公の発表では死刑が下され処刑されたと報道されているが、多くのジオン残党はそれを信じてはいない。

 戦後処理の面でもそうだが、多くの機密を知っているギレン・ザビを即刻処刑するのは明らかに早計であるからだ。上手く使えば……と思う派閥は連邦軍内でも大勢いる筈なのだ。

 

「しかし……これほどの基地を3年も維持されていたとは……お見事であります。」

 

「君達と同じだよ。『彼』が秘密裏にMSを我々に提供してくれた事。そして装備は統制や基地の把握をし切れなくなった連邦軍の基地から横流しさせてくれた事で我々は今なおこの基地を維持し続けられている。……パイロットまではそうは行かぬがな。」

 

「多くの同胞が連邦の悪政により亡くなりました。閣下達の無念もこの星の屑で晴らして見せましょう。」

 

「うむ、期待しているぞ少佐。」

 

 そう語っていると基地内が騒々しくなって行くのが2人に伝わってきた。何かが起こっている様だ。

 

「何事だ!」

 

「ハッ、付近でMSによる戦闘と思わしき銃撃音が多数!敵か味方かもまだ観測できず……!」

 

「アナハイムに潜ませていたスパイは捕われたと聞いたが……奴から情報を聞き出したか!」

 

「ガトー少佐、君はガンダムと共にHLVで宇宙(そら)へ戻りたまえ。ここは私達が死守する。」

 

「閣下、ここは私も出撃し連邦に打撃を与えてからでも……!」

 

「少佐、これは我々の運命を左右する作戦なのだ。万が一にも失敗は許されないのは君も分かっているだろう。」

 

「しかし……!」

 

「本懐を果たせ、ガトー少佐。それこそが我らジオンの崇高なる魂を継ぐ者の使命なのだ。」

 

「……了解致しました……!」

 

「各員へ、予定通りガトー少佐を宇宙へ上げる!MS部隊は偵察終了後敵へ奇襲を仕掛け基地から敵を遠ざける!HLV発射までこの基地が敵に気取られることが無い様にするのだ!」

 

『了解!』

 

 総員が慌ただしく各々の持ち場へと移っていく。

 

「ガトー少佐、これを。」

 

 ノイエン・ビッターはガトーに大きく輝くダイヤモンドを渡す。

 

「閣下、これは……。」

 

「この鉱山跡で採れた最後のダイヤモンドだ。我々が此処にいた、その輝きを忘れずにいてくれ。同胞達は死してなお君の中でダイヤモンドの様に輝いていることをな。」

 

「死してなおも輝く……。」

 

「行け、ガトー少佐。使命を果たすのだ、我々が生きた証を腐った連邦に見せつける為に!」

 

「ハッ……!御武運を!」

 

 

 

 HLVに向かうガトーを敬礼で見送った後、ノイエン・ビッターは部下であるヴァール大尉を呼び出す。

 

「大尉、今から私とMS部隊は敵へ攻撃を仕掛ける。ガトー少佐のHLVが発射されるのを見送ったら連邦軍に降伏するのだ。」

 

「閣下……!」

 

「何、連邦も非道ではない。降伏した兵にまで厳しく処罰はせんよ。許されるのであればジオン共和国やネオ・ジオン共和国への帰属を願い出るのだ……我々のエゴで部下には多くの苦労をさせて来たのだからな……。」

 

「閣下……。」

 

 ジオン公国は確かに敗北した、しかしその意志は形を変えて共和国となったサイド3やネオ・ジオン共和国が引き続き継いでいる。

 独立戦争を掲げた自分達の世代は決して連邦に属して未来を得ようとする彼らを受け入れられはしないが、若い世代はそうは行かない。道は多く示すべきが本来我々の役目だったのだとノイエン・ビッターは感じるのだった。

 

「私のゲルググの用意を!HLV発射まで敵を寄せつけてはならん!良いな!」

 

『了解!』

 

 独立を掲げ、その為に戦ってきた者の最後の戦いが始まろうとしていた。


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