賢者の孫は一般人   作:魔剣グラム

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というわけで入学から魔法を付与する直前までですね。  
次回、凄く普通の付与魔法です。




試験と試験の結果

……ふぅ。筆記終わったぁ。

いくつかテキトーに間違った結果、間違えてなければAクラスのトップ10に入れるだけの点数はとったハズだ。

 

 

「母なる大地よ、力を借して!敵をうち払う礫となれ 

アースブラスト!」

うわ。詠唱ダサッ。

 

母なる大地ってチートカードなのに。プレミアム殿堂の。

しかも属性1つしか使わないのかねぇ…?

 

まぁ、あとは実技で手を抜けば……。

 

ドオオオオオオオン

 

僕の目の前でハチャメチャをやらかした男(シン)から目を反らしながら思う。 

 

……魔法を力いっぱいぶっ放せって……。

イヤ。シンもだいぶ手加減してあぁなったからなぁ。

 

「……次。ジャック・ウォルフォード。あれを壊せる程度の威力でいいからな?」

「わかりました」

ほら。試験官が顔真っ青にしてんじゃん?

ほら。シンがやらかすから周りがドン引いてるよ。

もうちょい手加減とかしろよ……。

 

イヤ。してもあぁなったんだっけ?

 

ハードル上がるなぁ。

 

……ハァ……。ちゃんと詠唱しよ。

 

(まがね)翠嵐(すいらん)・紅蓮・蒼天。結び纏まり 偽りの王と為せ」

僭主(テュラノス)

 

僕の手元に2メートル半を超える騎兵槍(ランス)が顕在化する。

一番太い根本部分は30センチを軽く超え、刃渡りが2メートルを軽く超える、超大型の武器だ。

 

重量も50キロ近くある。そもそも、人間が大地の上で振るう事を想定していない武器だ。

 

じゃあどこで振るうのか。文字通り騎兵、つまり馬の上で振るう。しかも振るうのではなく、抱えて突っ込むのがメインの使い方だ。

 

……僕は身体強化して片手で持てるけど。

懐かしいなぁ。次はコレをミッシェルおじちゃんの上に落とそうと企んでいたっけ。

 

魔法で軽くしてもいいけど、コレは重さすらも武器になるからね。 

 

……ただ、身体強化しても振り回したら遠心力で振り回されちゃうんだケド。

 

まぁ今はそんな事は関係ない。

 

大きく身体を反らし、力を溜めて腕を引き絞る。

まるで弓を引く様に。

……完璧な槍投げのフォームである。

 

その一撃は。時速150キロを超える速度で飛んでいき。

……的の完璧にど真ん中を穿ち抜いた。

 

 

……ちなみにこっそり魔法を使い、的の中心に磁力を発生させたのはナイショ。

 ちょっとだけ強力な磁力を的に当たるまで発生させたんだよね。

的にあたったら磁力が消滅するから証拠も残らない。

 

 

しかし、的程度では障害になりえなかったらしく。

しばらく飛んでから障壁にブチ当たり。

バチィッと音がして跳ね返された。

 

……周りの冷たい目に気付く。

 

イヤイヤ。コレくらい皆やるでしょ!?ちょっとサービスしただけだよ?

 

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「賢者の孫達ですが。どうでした?」

「シンの方は障壁が破壊されるかと思いました。ジャックの方はというと……」

どういうべきか悩む教官達。

「どういう事じゃ?あまり大した事なかったのか?」

「……いえ。ただ……」

自分の見たままを伝える教官。短い詠唱でランスを生み出し、ソレを投擲して的を破壊したのだと。

「……騎士の方が向いているのではないか?」

私もそう思います。

 

「そして筆記の方はどうだったんじゃ?」

「シンの方はほぼ満点だったそうです。ジャックの方は、大問の一題目だけ全て間違えていたそうで、それ以外は満点だったそうです」

は?

「大問の1問目って基本中の基本のはずでは?そこを間違えていたら2問目以降解けないハズでは?」

 

「それが綺麗に全て大問の最初の問題だけ、間違えていたみたいです」

……Sクラス主席とAクラス主席が決まった瞬間であった。 

極々普通の一般人は、極々普通に、Aクラス主席に納まった。

 

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シンと俺は王都に入る前に持っていなかった、市民証を発行させられた。

この市民証、超ハイテ……。ハイマジカルな一品だ。

倒した魔物の魔力を勝手に吸収する一品。 

ギルドから朝出た時と、夕方帰って来た時の魔力の差を計測して、報奨金を払うというシステムらしい。 

 

すげぇ技術格差だなぁ(KONAMI感)

 

KONAMIって、KONAMI語を使うからよくわかんない事あるんだよね。(遊戯王は)どう書いてあったら対象をとって、どう書いてあったら対象をとらないのかよくわかんないんだよなァ。わかる人、教えてください。破壊耐性は墓地送りには効果がないって言うのが初級編ってヤバ過ぎじゃね?デュエマとかはわかりやすいからその辺、見習って欲しい。ってデュエマも最近の環境は2ターン目へブフォヒビキハムカツゲンムでゲームエンドなのは知ってるけど、コレかなり可能性低いのは知ってるし。

 

そんな便利な市民証と受験票をシンと共に持って歩く。試験結果を見に。

王子様(オーグと呼べと念押しされた。ワザとオークと呼んだら、シンに怒られた)と共に歩く。シンは試験前にトラブルに巻き込まれたらしいが、僕は知らん。

 

結果は3人共合格だった。

 

三人でハイタッチした後、合格者受付に並ぶ。程なく、順番が進み、シンの番が来た。

 

「この制服には魔法がかかっています。だから一部でも合わないのならすぐに言ってください」 

そんなお姉さん言葉に、シンは。

「この制服直すの、うちのばあちゃんでもダメ?」

「貴方のおばあさんというと、メリダ様ですか。なら大丈夫でしょう」

……シン。今、笑ったぞ?

魔改造する気だな?

 

読者の皆。お前もだろ?って思わなかったか?

 

僕は違う!!!

 

魔改造→シン

改良→僕

 

使いやすく色々効果をつけるだけ。 

改良するだけだ!!!

 

ちょっとだけ今よりも使いやすくなるだけなのに。

なんで皆(特にばあちゃん)はあーだこーだいうかね……。

 

 

極々真面目な一般人()逸般人(シン)を一緒にしないで頂きたい。

 

帰ったら早速改良しよ。 

 

うわ。めっちゃいい生地使ってんじゃん。

20文字も付与できる!!!

 

とりあえず、付与魔法10個は確定かな!!!

 

 

 

 

 

 




というわけで入学回でした。凄く普通の付与魔法が次回、出てきます。

ちょっとだけ改良した付与魔法。

凄く普通。普通過ぎて面白くはないと思います。
ぜひ、予想してみてください。
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