一般人ですよ。一般人ですからね。(考え方は)
次の日。俺はSクラスに呼ばれていた。ウチの学校は研究会に強制で入る必要がある。それが色々、ピンからキリまであるらしい。
……騎士になれよ。
まだSクラスの誰も。何も入ってないらしい。候補すら決めてない。何人かは、何個か惹かれるものもあるらしいが。
「ジャックは何に入るの?」
アリスが聞く。どこか、残念さが否めない娘だ。
「テキトーに楽そうなのに入るよ」
僕はサボりたいんだ!!!
……サボらせてくれそうにないのが玉に瑕。
「じゃあさ!ウォルフォード君が研究会作るから、一緒に入ろうよ!!!」
……シンが?
その意味を込めてみると、どこか苦渋の決断みたいな顔をしてシンが頷いた。
『苦渋の決断』。ぶっ壊れカードだ。相手に『苦渋の決断』を強いるカード。
「へぇ。その研究会の名前は?」
そう聞くと、さらにシンは苦虫を1000匹口の中で噛み潰した顔をした。
………ヤバい。めっちゃ楽しい!!!!!!!!!!!!!!!!!
「『究極魔法研究会』だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
………ゴメン。限界。
「ぶっフォ!!!『究極』!『魔法』!!『研究会』!!!『究極』!『魔法』!!『研究会』!!!って!!!!!ネーミングセンスなさすぎだろ!!!」
僕?僕だったら『
あまりにもそのまますぎるので、めちゃくちゃ笑う。
「ほっとけ」
だって、だって!!!
「『詠唱が中二病の鎌足』だって言ってたクセに、ただの中二病のカタマリの名前をつけて、よー言えたな!!!」
「………うるさい」
……でも結局入る僕。異空間収納が使えるのが条件だって。三歳から使えてるっつうの。
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で、放課後。研究会に入って。
各々習得したい魔法を言っていたが。その前に根本的な問題が発覚した。
………皆の制御した魔力が少なすぎる。
「……これじゃあ、ほとんど魔力攻撃防げないよ」
シンの言う通り。こんな魔力障壁が薄いんじゃあな。なんもできないだろ。
「……え。そもそも、魔力障壁ってそんな防御力あるモンじゃあないだろ?」
……ゑ?マジで言ってんの?
どうやら僕とシンの認識と皆の認識には齟齬があるらしい。
皆は、
「詠唱を工夫すればどんな魔法も使えるよ!」
って教わったらしい。
……じゃあもうちょい、詠唱頑張れよ。
母なる大地よ力を貸してって言ってる場合じゃねぇよ。
デュエマの母なる大地ぐらいの力を発揮してみろよ。全く。もしくは転生プログラム。転生サイクリカは殿堂ゼロで環境トップだぞ。かなり弱体化した獰猛なる大地も殿堂している。1コス軽い獰猛なる大地みたいなのを作ったら、環境で暴れるかなぁ?わかる方、コメントでください
僕の方がよっぽど詠唱頑張ってるじゃあないか。
ほとんど鬼道のパクリってのはナイショでお願いします!!!
でも、そんな事はオクビにも出さず。
シンから現実を突きつける事にした。
フゥ!シン!!残酷ゥ!!!
で、シンの魔力制御を見せると、皆が納得したみたいだ。
………。ショボい。シンの魔力。僕の1%以下じゃあないか。
アリスが、
「ジャックも魔力制御凄いの?」
て聞いて来た。
「……ソコソコね」
「コイツの言う事は信用しないほうがいいぞ」
「混ぜっ返すなよ。シン」
「じゃあお前もやれよ、ジャック」
……。
「………あ。急用を思いついた。帰らねば!」
「そんなモンねーだろ」
……。
「……帰って魔道具作らないと!!!」
「ばあちゃんに言っていいか?」
……。
「ぐぇ」
「無言でゲートを開くな!!!」
……。
「……やらなきゃ、ダメ?」
「いい歳の男が目を潤ませてもウザいだけだぞ?」
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ゾクッとした。
魔力制御した魔力を感じた。
やった事はただそれだけ。
なのに、俺を遥かに越える魔力圧が周りを席巻する。俺は元々、威圧の意味も込めた魔力制御だったが、コイツの魔力はその遥か上をいった。
Sクラスの面々は漏れなく気絶し、俺もかなりギリギリで踏みとどまる。
いや。学校中の奴らはコイツと俺以外皆気絶したのだ。
「……な。ヤバ過ぎだろ?」
「……なんでそこまで魔力制御できたんだ?」
俺は聞く。普通にヤバい答えが来そうで。
「常に魔力制御をした。起きてる時や寝てる時全てを使って。ただそんだけだ。簡単だろ?」
……ほらな。単純にヤバいやつだ。コイツのどこが一般人なんだよ。
皆を起こした後、めっちゃオーグに怒られてた。
暴走魔法少女には感激の目で、その他のみんなからはドン引きの目で見られていた。
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「なんで常に魔力制御をしようと思ったんだ?」
シンから聞かれたために答える。
「魔道具を使うには、魔力制御がいる。そうだな?」
みんなが無言で頷く。
「だから、常に魔力制御をしたら、常に魔道具が使える。僕はそう考えたんだよ」
「そこがおかしい!」
いや。一般的だろ。
フツーに考えたらそうなる。
常識人の常識的な発想が、皆ご理解できないらしい。
とりあえず、みんなは毎日、魔力制御の練習をする事に。
シンは常に魔力制御を保ち続ける練習をする事になった。
「なぁ、どうして今の今までばあちゃんにバレなかったんだ?」
「そんなモン、魔力制御を隠蔽する魔道具作ったに決まってんだろ。……このネックレスがそうだ」
「10年前くらいからそれを付け始めたな。できるようになってから長いのか?」
「できるようになってから8年だな。8年前から魔力制御を一回も解いた事がない」
(コイツのどこが一般人なんだよ)
「考え方はどこまでも一般人サ。たぶん、原作の読者も似た様な事思ったと思うし」
(コイツ、心の中を!?)
魔石の事はまだ知らないのに、似た様な事をやってるのはマジで草だわぁ。
簡単に言ってるけど、相当の努力が必要。
……中途半端な時間に投稿する理由!
有名な作品はピッタリな時間に投稿される事が多いので(悦森さんやエロゲの話等)敢えてズラす事で急上昇に乗りやすくする!
(涙ぐましい努力。でも載らない)