賢者の孫は一般人   作:魔剣グラム

7 / 11
まぁ、強さがバレる瞬間ですね。
一般人ですよ。一般人ですからね。(考え方は)


魔力制御常中

 次の日。俺はSクラスに呼ばれていた。ウチの学校は研究会に強制で入る必要がある。それが色々、ピンからキリまであるらしい。鉄板(ピン)だと『攻撃魔法研究会』や『付与魔法研究会』から頭おかしいの(キリ)だと『肉体言語研究会』まであるらしい。

 

……騎士になれよ。

 

 まだSクラスの誰も。何も入ってないらしい。候補すら決めてない。何人かは、何個か惹かれるものもあるらしいが。

「ジャックは何に入るの?」

アリスが聞く。どこか、残念さが否めない娘だ。

「テキトーに楽そうなのに入るよ」

僕はサボりたいんだ!!!

……サボらせてくれそうにないのが玉に瑕。

「じゃあさ!ウォルフォード君が研究会作るから、一緒に入ろうよ!!!」

……シンが?

その意味を込めてみると、どこか苦渋の決断みたいな顔をしてシンが頷いた。

『苦渋の決断』。ぶっ壊れカードだ。相手に『苦渋の決断』を強いるカード。

「へぇ。その研究会の名前は?」

そう聞くと、さらにシンは苦虫を1000匹口の中で噛み潰した顔をした。

 

………ヤバい。めっちゃ楽しい!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

「『究極魔法研究会』だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

………ゴメン。限界。

「ぶっフォ!!!『究極』!『魔法』!!『研究会』!!!『究極』!『魔法』!!『研究会』!!!って!!!!!ネーミングセンスなさすぎだろ!!!」

 僕?僕だったら『(プリメーラ)』ってつけたな。こっちのほうが酷いと思うかどうか、コメントでください。

 

あまりにもそのまますぎるので、めちゃくちゃ笑う。

「ほっとけ」

だって、だって!!!

「『詠唱が中二病の鎌足』だって言ってたクセに、ただの中二病のカタマリの名前をつけて、よー言えたな!!!」

 

「………うるさい」

……でも結局入る僕。異空間収納が使えるのが条件だって。三歳から使えてるっつうの。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

で、放課後。研究会に入って。

各々習得したい魔法を言っていたが。その前に根本的な問題が発覚した。

 

………皆の制御した魔力が少なすぎる。

 

「……これじゃあ、ほとんど魔力攻撃防げないよ」

 

シンの言う通り。こんな魔力障壁が薄いんじゃあな。なんもできないだろ。

 

「……え。そもそも、魔力障壁ってそんな防御力あるモンじゃあないだろ?」

 

……ゑ?マジで言ってんの?

どうやら僕とシンの認識と皆の認識には齟齬があるらしい。

皆は、

「詠唱を工夫すればどんな魔法も使えるよ!」

って教わったらしい。

 

……じゃあもうちょい、詠唱頑張れよ。

 

母なる大地よ力を貸してって言ってる場合じゃねぇよ。

デュエマの母なる大地ぐらいの力を発揮してみろよ。全く。もしくは転生プログラム。転生サイクリカは殿堂ゼロで環境トップだぞ。かなり弱体化した獰猛なる大地も殿堂している。1コス軽い獰猛なる大地みたいなのを作ったら、環境で暴れるかなぁ?わかる方、コメントでください

僕の方がよっぽど詠唱頑張ってるじゃあないか。

ほとんど鬼道のパクリってのはナイショでお願いします!!!

でも、そんな事はオクビにも出さず。

シンから現実を突きつける事にした。

 

フゥ!シン!!残酷ゥ!!!

 

で、シンの魔力制御を見せると、皆が納得したみたいだ。

………。ショボい。シンの魔力。僕の1%以下じゃあないか。

アリスが、

「ジャックも魔力制御凄いの?」

て聞いて来た。

「……ソコソコね」

「コイツの言う事は信用しないほうがいいぞ」 

「混ぜっ返すなよ。シン」

「じゃあお前もやれよ、ジャック」

……。

「………あ。急用を思いついた。帰らねば!」

「そんなモンねーだろ」

……。

「……帰って魔道具作らないと!!!」

「ばあちゃんに言っていいか?」

……。

「ぐぇ」

「無言でゲートを開くな!!!」

……。

 

「……やらなきゃ、ダメ?」

「いい歳の男が目を潤ませてもウザいだけだぞ?」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ゾクッとした。

魔力制御した魔力を感じた。

やった事はただそれだけ。

なのに、俺を遥かに越える魔力圧が周りを席巻する。俺は元々、威圧の意味も込めた魔力制御だったが、コイツの魔力はその遥か上をいった。

 

Sクラスの面々は漏れなく気絶し、俺もかなりギリギリで踏みとどまる。

いや。学校中の奴らはコイツと俺以外皆気絶したのだ。

「……な。ヤバ過ぎだろ?」

「……なんでそこまで魔力制御できたんだ?」

 

俺は聞く。普通にヤバい答えが来そうで。

「常に魔力制御をした。起きてる時や寝てる時全てを使って。ただそんだけだ。簡単だろ?」

……ほらな。単純にヤバいやつだ。コイツのどこが一般人なんだよ。

皆を起こした後、めっちゃオーグに怒られてた。 

暴走魔法少女には感激の目で、その他のみんなからはドン引きの目で見られていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「なんで常に魔力制御をしようと思ったんだ?」

シンから聞かれたために答える。

「魔道具を使うには、魔力制御がいる。そうだな?」

みんなが無言で頷く。

「だから、常に魔力制御をしたら、常に魔道具が使える。僕はそう考えたんだよ」

 

「そこがおかしい!」

いや。一般的だろ。

フツーに考えたらそうなる。

 

常識人の常識的な発想が、皆ご理解できないらしい。

 

みんな非常識だなぁ。(詠嘆)

 

 

とりあえず、みんなは毎日、魔力制御の練習をする事に。 

 

 

シンは常に魔力制御を保ち続ける練習をする事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、どうして今の今までばあちゃんにバレなかったんだ?」

「そんなモン、魔力制御を隠蔽する魔道具作ったに決まってんだろ。……このネックレスがそうだ」

「10年前くらいからそれを付け始めたな。できるようになってから長いのか?」

「できるようになってから8年だな。8年前から魔力制御を一回も解いた事がない」

(コイツのどこが一般人なんだよ)

「考え方はどこまでも一般人サ。たぶん、原作の読者も似た様な事思ったと思うし」

(コイツ、心の中を!?)

 

 




魔石の事はまだ知らないのに、似た様な事をやってるのはマジで草だわぁ。
簡単に言ってるけど、相当の努力が必要。 

……中途半端な時間に投稿する理由!
有名な作品はピッタリな時間に投稿される事が多いので(悦森さんやエロゲの話等)敢えてズラす事で急上昇に乗りやすくする!
(涙ぐましい努力。でも載らない)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。