とある世界のお話と転生した人間の話。   作:秋津守丸九

9 / 12
一週間ぶりなので実質初投稿です。

………友人に勧められたシャドウバースというゲームにハマっていました。すいません。


学校に行くことになったって話

どーも皆さん。私です。あれから一年ほど経ちました。

 

私達はあの後、神崎さんの家がある東京都郊外に引っ越しました。なぜ私達を引き取ってくれたのかを聞いたら、何度がはぐらかされましたが最後には根負けしてとある事を教えてくれました。

神崎さんはHIA(Human Independence Association 人類独立協会)という組織に所属しており私の母も所属していたという事、この組織は人類平等と世界平和を訴えるがそのせいで多数の組織に狙われていると言う事、私の母はその組織の1つに殺されたと思われると言う事、そのせいで私達は孤児になってしまったので神崎さんが引き取ったという事。

私はこれを聞いてまず最初にこう思いました。"はぁ?何言ってんの?"と。だってそうでしょう?急に私は結社の一員で君はその結社の敵対組織のせいでこうなってしまったって言われたら相手の頭を疑いますよ。誰だってそうする。俺だってそうする。しかし、よくよく聞いている内にこれはどうやら本当だぞとなってきたんですよね。で、嫌な事に気づいたんですよ。彼の話は本当であると言う事は、彼曰く他の結社が存在する。つまり、他の結社が実在するという事に気づいたんです。更に、その結社は一つ一つが組織的な暗殺やテロ行為を行える所で、私はそんな所に喧嘩を売ろうとしていたのだと気付き戦慄しました。ですから、私の今の目標は"当初の目標+二人で生き残る"となっております。

 

さて、最初に一年たったと言いましたね。私は今6歳。つまり、学校に行く年になりました。勿論、杏樹も一緒です。彼女は早生まれなので一緒に登校できるという事ですね。

さて、現在私は"学校に行くのがダルいと言ったな。あれは嘘だ"という事になっております。なぜなら、私はHIA傘下の私立学校に行けるからなんですね。この私立HIA学院付属初等部は6年制プログラムによる学校であり、これが凄くハイレベルな事(魔術もハイレベルであると聞いた)をやってくれるんですね。まぁ、自身の結社の幹部養成学校の様な所ですしそうはなりますが。そして、こんな所に来れるのはその入試を乗り越えたり、所謂神童と呼ばれる児童達なんですね。よって、私は素晴らしい人脈作りが出来そうだと考えていて、敵対結社を倒す事ができるのかもしれないとも思っております。

まぁ、何はともあれ素晴らしい学園生活がこれから始まるという事は間違いなく、生前は陰キャヲタクだった私にも幼馴染ボーナスで9年後にはハーレムができるのかも知れないので楽しみですよ。

 

あぁ早く始まらないかな。




これから2〜3週間程期末試験の影響で投稿出来ないかもしれません。気長にお待ち下さい。

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