ニセコイ another story   作:みわりん

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第3話

 

千棘 「ちょっとどうしてくれんのよ!  

    あんたのせいでクラスのみんなに勘違いされちゃったじゃない!」

 

 

 結局朝のHRの後、楽は廊下で千棘にずっと怒鳴られていた・・・

 

 

楽 「なんで俺が怒られるんだよ・・・  殴られたのはこっちだぞ、普通逆だろうが!」

 

千棘 「私だってあんたのせいで迷惑してんのよ!

    ここでの新しい生活、新しい友達・・・

    本当だったら華々しい夢のような高校生活ができたのに・・・

    全部あんたのせいよ! どう責任とってくれるわけぇ!?」

 

楽 「そんなの知るかよ、   先に手出してきたのはそっちだろうが」

 

千棘 「ふんっ!」

 

 

 楽に怒り爆発の千棘、千棘のいちゃもんに全く聞く耳を持たない楽

 

 

集 「ほえー あの子がかかと落としか、 どうやら楽の言っていたことはマジっぽいな、

   あぁでもちょっと羨ましいかも・・・ ω」ニヤニヤ

 

 

 集の変態発言はいつものことなので、みんな見て見ぬふりである

 

 

小咲 「・・・」

    一条くん・・・

 

キョーコ先生 「へぇー、なんだかんだ仲いいだな、二人とも」

 

楽 千棘 「良くない!!!」

 

千棘 「それなら桐崎さんの席は一条の隣で決定な!」

 

楽 千棘 「えーーーー!!!」

 

 

  犬猿の仲のふたり  これからさらに大変なことになろうとは知る余地もなかった

 

 

千棘 「先生!  私は別の席がいいんですけど・・・」

 

キョーコ先生 「はい、却下でーす  それに桐崎さんだって日本来たばかりで不安でしょう?

一条ならうまくやってくれるからさ、というわけで頼んだぞ一条!」

 

楽 千棘 「・・・」ポカーン

 

 

 二人は空いた口がふさがらなかった、

 そして仕方なく千棘は楽の隣の席につくが、相変わらず不機嫌なままであった

 

 

千棘 「ぜーったいこっち寄ってきたりしてこないでよね!

    私のイメージ下がるから!」

 

楽 「それはこっちのセリフだ! このゴリラおん」  

 

 

 ドン! と力任せに机をたたく千棘

 

 

楽 「な、何も言ってません・・・」

 

 

 に全く頭の上がらない楽

 

 

楽  くっそーなんなんだこの女は・・・ こんな性格の悪い女子見たことねぇよ

    はぁ、本当10年前の約束の子とは大違いだな、今頃何してるんだろ

    顔も名前も覚えてないけど、覚えてるのはあの約束だけ、

    でもこのペンダントがあればきっとまたあの子に・・・

 

  「あれ??  ない!!!」

 

 

千棘 「うるさいやつね・・・」

 

楽  朝 家出たときにはまだ持ってたよな、まさかゴリラ女に蹴りくらったときか!

  「こうしちゃいられねぇ!」ダッ

 

 

 楽は教室を飛び出し大急ぎで飼育小屋へと向かった

 

 

小咲 「あれ? 一条くん血相変えてどこ行っちゃったんだろ・・・」

 

るり 「気になるなら追いかければいいじゃない」

 

小咲 「え、でも・・・」

 

るり 「さっさと行く!」

 

小咲 「う、うん!」

 

 

 

 

 ーーー飼育小屋前ーーー

 

 

 千棘に蹴りを食らった付近をざっと探したが、ペンダントが見つかることはなかった

 

 

楽 「ない・・・ ペンダントが・・・ もう誰かに拾われちまったのかなぁ」

 

小咲 「いっ 一条くん!」

 

楽 「あ、小野寺 どうしたんだ? こんなところで」

 

小咲 「一条くんが慌てて教室飛び出して行ったから、ちょっと気になって・・・」

 

楽 「ごめんな、小野寺 ちょっと探し物しててさ」

 

小咲 「何か失くしちゃったの?」

 

楽 「実はペンダントなくしちゃってさ・・・」

 

小咲 「ペンダント?」

 

楽 「あぁ、いつも俺が首から下げてたやつなんだけどさ こーんな形のやつで」

 

小咲 「それって・・・」

 

楽 「見たのか!?」

 

小咲 「違う違うっ、似たようなの見たような気がしたから、でも私も探すの手伝うよ!」

    ペンダントって・・・ 違うよね、きっと

 

楽 「そっか・・・  ありがとな小野寺、じゃあ続きは放課後になったらまた探そうぜ」

 

小咲 「うん!///」

 

 

 楽に感謝されるのが大好物の小咲、に何年間も好意を抱かれてるとは思いもよらない楽

 いわゆる超鈍感

 

 

 

 

 

 -ーー放課後ーーー

 

 

千棘 「はぁ?  なんでそんなペンダント私が探さなきゃいけないわけ?」

 

 

 5月ながらこの日の温度は25度ごえ、暑さのせいで千棘の機嫌も一段と悪い

 

 

楽 「お前に蹴られたせいで無くしたんだからお前にも責任あるだろうが!」

 

千棘 「面倒くさ、 じゃあ見つかったら今後一切私に関わらないって約束するなら探してあげてもいいわよ」

 

楽  ムカつく・・・ でもペンダントのため、ここはガマンガマン

  「わーったよ」

 

千棘 「あと、探すのは放課後だけね、日中は日が出ててお肌が荒れちゃうわ」

 

楽 「はいはい、わかったよ」

 

 

 

キョーコ先生 「おーいたいた桐崎ー、まだ係り決まってなかったから私が勝手に決めさせてもらったからな、」

 

千棘 「何の係りですか??」

 

キョーコ先生 「一条と同じ飼育係だ」親指立て

 

千棘 「な、なんでこうなるのよーーーーーー!」

 

 

 頭を抱えて叫ぶ千棘

 

 

楽 「それはこっちのセリフだっての」

 

千棘 「ここに来てからあんたのせいでもうめちゃくちゃ」

 

楽 「先生!   桐崎が他の係りにうつるというのは・・・」

 

キョーコ先生 「却下で、もう上に提出しちゃったし、一条桐崎さんに学校のこといろいろと教えてやってくれよ   これから職員会議だから、じゃね」ピュー

 

 

 そう言い残し、そそくさと職員会議に行ってしまったキョーコ先生に唖然とする二人

 

 

楽 千棘 「・・・・・」

 

楽 「ペンダント探し終わったら、何とかしてお前を他の係りにしてもらうに頼むから今は探そうぜ・・・」

 

千棘 「わかったわよ、じゃあ早くして」

 

 

楽  イライラ     とりあえず今はペンダントだ 

  「おーい小野寺、今大丈夫かー?」

 

小咲 「あ、一条君 私日直の仕事あるから先に探しててくれる?」

 

楽 「悪いな、小野寺 恩にきるよ  ほら行くぞ桐崎」

 

千棘 「わかってるわよ、うるさいわね」

 

小咲 「うん、」

    一条くん本当は桐崎さんと仲いいのかな・・・

 

 

 楽が他の女子といるとどうしてもそわそわしてしまう一途な小咲

 

 

 

 

 

 ーーー飼育小屋前ーーー

 

 

千棘 「ないわね、私帰るわ」

 

 

 探し始めて数分後、近くの草むらを探しただけで帰ろうとする全くやる気のない千棘

 

 

楽 「はぁ!? まだ10分もたってねぇだろ!」

 

千棘 「はいはい、わかったわよ探しますよ!」

 

楽 「ってかお前なんでこんな微妙な時期に転校してきたんだ?

   普通転校生って4月上旬とかじゃないか?」

 

千棘 「そういえば私に話しかけない約束じゃなかったかしら?」

 

楽 「それ、見つかってからの話だったよなぁー」ニヤニヤ

 

千棘 「くっ・・・」

    ムカつくやつね・・・

 

楽 「で、なんでこの時期なんだ?」

 

千棘 「お、親の都合よ」

 

楽 「親って何してるんだ?」

 

千棘 「べ、別になんだっていいでしょ!」

 

 

 千棘の家庭のことは誰にも知られてはならなかった   絶対に

 

 

楽 「あぁ、それもそうだな」

   黙ってればちょっとはかわいいのにもったいねぇな

 

 

 そして二人の会話が途切れてから5分後

 

 

小咲 「ハァハァ  ごめん、一条くん、遅れちゃって」

 

楽 「おう小野寺、わざわざ悪いな まだ見つかんなくてさ・・・」

 

小咲 「絶対見つけようね!    あっ桐崎さんも探してるんだ、優しいんだね」

 

千棘 「私は無理やりよ無理やり」

 

 

 そういいながらもちゃんと探している千棘

 

 

楽 「誰が無理やりだ、誰が」ボソッ

 

小咲 「でもちゃんと探してあげてるんだから優しいよ」ニコッ

 

千棘 「う、うん」

 

小咲 「でも一条くんそのペンダントそんなに大事なの?」

 

楽 「あぁ、まあな かなり前に女の子と約束してさ、再開したらその子が持ってる鍵を使って俺のペンダントの中身を出して一緒に」

千棘 「ぷっはっは、あんた馬鹿じゃないの? そんなの相手が覚えてるわけがないじゃない     高校生のくせに夢の見すぎじゃないの?」

 

 

 

楽 「やめろ・・・」

 

 

  『また再開したら 二人で一緒に、』

 

 

小咲 「ちょっと桐崎さん・・・」

 

千棘 「第一その子がまだあんたのこと好きかわかんないし、その子も鍵のことなんてもう捨ててr」

楽 「うるせえな!!!  そんなこと言うならもう探さなくていいから帰れよ!!!」

 

千棘 「・・・   わかった    じゃあね、小野寺さん」スッ

 

小咲 「あ、うん じゃあね桐崎さん・・・

    

    あ、あの一条くん・・・」

 

 

楽 「俺、最低だな・・・ 女子に本気で怒鳴るなんて、

 

   ここからは俺一人で探すからさ、もうだいぶ暗いし、小野寺ももう」

小咲 「探そう一条くん!」

 

 

 

楽 「でも」

小咲 「探そうよ! ね?」

 

楽 「ありがとな、小野寺」

 

 

 

 

 再び探し始めること10分

 

 

小野寺 「あ! あったよ一条くん!」

 

楽 「小野寺ぁ、ありがとーー!!!」

 

 

 楽の顔はこれでもかというほど にこやかであった

 

 

小咲 「よかったね、一条くん!」   

    今の一条くんの顔すごくかわいいなぁ///

 

   「あ、それと・・・」

 

 

楽 「ん?」

 

小咲 「桐崎さんに謝ってあげてね」

 

楽 「あ、あぁ ごめんな迷惑かけて・・・」

 

小咲 「全然迷惑じゃないよ、

    それに! 約束の子もきっとまだ一条くんのこと思い続けてるよ!」

 

楽 「そうだといいな ハハハ また明日な小野寺 それとありがとう」

 

小咲 「うん、また明日ね///」

    一条くんの約束の子かぁ、どんな子なんだろうなぁ・・・

 

 

 

 

 -ーー下駄箱前ーーー

 

 

小咲 「また明日かぁ/// それにお礼も言われちゃったし/// はぅ」ウキウキ

 

るり 「ずいぶんとうれしそうね小咲」スッ

 

小咲 「る、るりちゃん  もう用事は済んだの?」

 

るり 「ええ、ちょうどさっき終わったところ  一条くんと何かいいことあったのね」

 

小咲 「なっなんでわかるの??」

 

るり 「顔に描いてあるしバレバレよ、 さっ帰りましょ」

 

 

 相変わらず、るりには隠し事はできないようだ

 

 

 

 

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