がっこうぐらし!『深き夜を廻った少女』使用RTA 作:ハッピーエンド大好きお兄さん
そういえばなんでRTA(風小説)って毎回冒頭に初投稿ですって書くんでしょうね
原作組と漸く合流したRTA始まります
現在地は2ーB、みーくんのクラスですね。そこにソファーを置いただけの簡易休憩所で休んでます。お、KRM姉貴とめぐねえがやってきましたね
KRM姉貴はシャベルを構えてこそいないものの一応警戒してるみたいですね。無防備晒してるめぐねえも見習って?
それはともかく。ヘイめぐねえ!その大きな母性で私を包んでよ!ダメ?そっか~(ションボリ)
「これから歓迎会をやるんだけど、どうかしら?」
おや?どうやら歓迎会の準備ができてるようですね
この歓迎会イベントは物資に余裕があって新入部員が来ると起こるイベントでキャラ全員との好感度がちょっと上がるそこそこうま味なイベントです
ハルちゃん達が振る舞われた料理を頬張ってるのを背景に巡ヶ丘高校名物、SAN値直葬アイテムとして(悪)名高い職員用緊急避難マニュアルと今後についてお話しましょうかね
数々の走者兄貴達をガバに叩き込んだマニュアルですがこのチャートでは処分するために動くとかそんなことは一切しません。出来ないと言うべきですかね?
なんせ三日目の昼、つまり昨日めぐねえに読まれてますからねえHAHAHA!え?正気度ガバ起こしてるので再走どうぞって?
再走なんか必要ねえんだよ!だって覚醒状態ですし?正気度はそりゃあ減りますが問題視するほどのものでもありません。デメリット君、息してる?
そんなわけでマニュアル処分をチャートに組み込んで走るより好感度稼いだ方が遥かに良いんですね。さすがめぐねえ!略してさすめぐ
次に今後についてですが。全員との好感度を稼げるだけ稼いで14日目のカプコン製ヘリの
ヘリ襲来の条件となるお手紙を9日目に飛ばせば来るのでそれを忘れなければ後は自由!チャートの存在意義が序盤終盤しか無いのホント笑っちゃうんすよね
んじゃ歓迎会終わったし好感度稼ぎしますか
選択肢として3日後に迫る雨の日に備えてバリケード強化とかも有り寄りの有りですがぶっちゃけしなくてもいいです
なんせこっちは対人型特攻の最終兵器さんを呼べるんですから備える必要すら無いヌルゲー状態なんですよね
まあ私がまだこのゲームに慣れていなかったときに一回呼んだだけでそれ以降は呼ぶ程の危機に陥りませんでしたし、今回も呼ばずに乗り切れるでしょ(楽観視)
では、るーちゃんと遊んで好感度稼ぎ兼メンタルケアをしましょう。るーちゃんとの好感度が上がればりーさんとの好感度も上がるので一石二鳥でうん、おいしい!
それじゃるーちゃん、お絵かきしよう!いつの間にかハルちゃんのノートとクレヨンを持ってますね。何を書くのかな?
完成したみたいですね。これはハルちゃんですかね?後ろにある赤い糸が意味深感出してていいゾ^~これ。これは部室に飾っておきましょうね~
お?もっとお絵かきする?良いっすねえ!
「あの、夜廻さん」
ん?小声でどうしたんやみーくん
「夜廻さんの左腕が無いのってもしかしてお化けが関係してますか……?」
それ今じゃなきゃダメ?(赤いきつねと緑のたぬき)。左腕に関しては事故と言っておきましょう。無駄にオカルトに突っ込ませる必要もありませんしね。それに強ち間違いじゃ無いと思うんですよ
こんな神秘が薄れ神が尽く消え去った時代でそれでも残った神に目をつけられる事自体が事故みたいなもんですし
るーちゃんのお絵かきが終わったみたいですね。これは……学園生活部とハルちゃんるーちゃん圭ちゃんみーくんの絵ですね
非常に丁寧丁寧丁寧に描かれていて素晴らしい、+8888点(子供に激甘)。これも飾りましょうね~
お次は屋上に行くようですね。りーさんの手伝いをするのかな?
りーさんオッスオッス!お、KRM姉貴もいるじゃないっすか。菜園の手伝いに来ましたよ!
「おいハル、大丈夫か?無理そうなら手伝うぞ?」
大丈夫だって、平気平気。伊達に右腕だけで生きてませんからね。筋力はそこそこあるんで肥料ぐらい運べますよ、ほらこの通り
「おー、意外と力持ちなんだなお前……」
菜園の手伝いを終わらせたらもう昼ですか。お昼ご飯の時間ですねえ!
(料理が来るのを)もう待ちきれないよ!早く出してくれ!
今日の昼ご飯は旬の野菜入りカレーですか。あぁ^~いいっすねぇ~。おかわりが無いのが残念ですがまま、ええわ
ふぃ~。お腹満たしたし次は……ん?お昼寝?ホントゆきちゃんは子供っぽいですね、みーくんに指摘されてますよ?
まあお昼寝自体は悪くありませんね。夕方頃まで時間を飛ばせますし寝る時に隣にいるキャラの好感度が上がりますし寝といて損は無いです
早速空き教室に寝袋敷いていざ夢の世界へ
おん?なんだこのシーン?ははーん、さては夢イベントだなオメー(PP子)
夢イベントとは眠った時に低確率で起こるイベントで何かしらのスキルをLv1固定かつ強化不可というデメリットがあるものの習得する事ができるうま味なイベントです。もちろんハルちゃんも夢イベントによってスキル習得が可能です
メイプルちゃん並にぶっ飛んだ強化くーださーいな!シロップちゃんの甲羅に乗って空中回遊したい、したくない?私はしたいです。景色と風が気持ち良さそう
場所は見たところ山道ですかね?周りの景色がほぼ白一色なんで確定は、ダメみたいですね
とりあえず先に進んでみましょう。にしてもどこかで見たような気がするんだよなあ?
あら、行き止まりですか。では引き返して……誰だあの子?輪郭すらぼやけて誰なのかは判りませんが何か言ってるみたいですね
『──。──……───』
「──て!お─て!起きて!夜廻さん!」
うえわぁ!?め、めぐねえ?いきなりそんな画面一杯に写らないでくださいよビックリしたなあもう!
「大丈夫ですか夜廻さん?魘されてたけど……」
あー、あの夢のせいですかね。結局あの夢は何だったんだ?スキルも習得できてないみたいだし……まあ気にしてもしょうがないしやるべき事やりましょ
と言っても晩ご飯食べてシャワー浴びて寝るだけなんですけどね!大して見せ場も無いので今回はここまで!以上!皆解散!次回も日常回だから見とけよ見とけよ~
巡ヶ丘高校に辿り着いてまず真っ先に休ませてほしい、そうお願いしたらすっかり空き教室になってしまった2ーBに通され机と椅子の代わりに置いてあるソファーに腰掛けた
「私達、生きてるんだよね?美紀」
「ちゃんと生きてるよ、圭」
祠堂さんと直樹さんが隣で互いの温度を確かめあうように抱き付いている。もしユイが生きていたら私もああしていただろうか?
私もるーちゃんをぬいぐるみみたいに抱き締めていると私達を案内してくれたあの二人がやってきた
女の子の方は私達を警戒してるみたいだけど背中に背負ったシャベルを構えてないのを見るにそこまで危険視されてないのかな?
「まずはお疲れ様。私は佐倉慈、この学校で教師兼学園生活部の顧問をしているわ。そしてこの子は」
「恵飛須沢胡桃だ。めぐねえと同じ学園生活部所属で戦闘担当ってところかな?」
「めぐねえじゃなくて佐倉先生、でしょ?」
佐倉先生に恵飛須沢さんか。そういえば巡ヶ丘高校の名物教師の名前が佐倉先生って誰かが言ってた気がする
自己紹介してくれたんだし私達も自己紹介しないとね
「自己紹介ありがとうございます。私は夜廻春です、この子は若狭瑠璃ちゃん」
「2Bの直樹美紀です」
「美紀と同じクラスの祠堂圭です」
「夜廻さんに瑠璃ちゃんに直樹さん、祠堂さんね。これから歓迎会をやるんだけど、どうかしら?」
歓迎会か。参加しない理由は無いよね。参加する旨を伝えると佐倉先生は嬉々とした表情で『学園生活部』と書かれた紙が張ってある生徒会室に案内してくれた
「お、佐倉先生。もう歓迎会の準備できてるよ」
生徒会室に入ると可愛らしい文字で歓迎会と書かれたホワイトボードと首にチョーカーを付けたちょっと派手な見た目の女子生徒が座っている
「さっきぶりだね。私は柚村貴依。これからよろしく」
椅子から立ち上がり人懐っこい笑顔を浮かべた柚村さんが差し出した手を握り返す。私の後にるーちゃん、祠堂さん、直樹さんと握手をした直後に不思議な形の帽子を被った女の子と若狭先輩がやってきた
「みんなおはよー!あれ?その人達誰?」
「もう、起きたときに説明したでしょ?今朝この学校に来たって」
「ん~と、つまり新入部員ってこと?」
入部するとは言ってないんだけどなあ……。でも片腕のせいで部活に入ったこと無かったしこれを機に入部するのもありかな
「さあ皆座って。今日は歓迎会だから張り切って作ったわ!」
テーブルの上には色とりどりの料理が並べられていてとても食欲をそそられる。全員席に座りいただきますと言って箸を伸ばし始める
佐倉先生が作ったであろう料理達は瞬く間に消えていって直ぐに食べ終わってしまった。もう少し食べたかったな……
食事を終えて改めて全員の自己紹介をして、今はるーちゃんのお絵かきを見守っている。どうやら完成したみたいだ
私を描いたみたいだけど背後に描かれてる赤い糸はいったい……?
私の困惑はお構いなしにるーちゃんはその絵を描いたページを丁寧に破り部室の壁にテープで張り付け、そして次のページにまた何かを描き始めた
「あの、夜廻さん」
突然直樹さんが小声で話しかけてきた。そんな神妙な面持ちでどうしたのだろうか?
「ずっと気になってたんですけど、夜廻さんの左腕が無いのってもしかしてお化けが関係してますか……?」
驚くほど深く踏み込んできた質問に少し冷や汗が出る。さすがにあの夏の夜の出来事は話せないし誤魔化すしかないよね
「左腕は……昔事故に遭っちゃって、それで無くなっちゃったの」
「そ、そうでしたか……。すいません、辛い事を思い出させてしまったみたいで……」
「大丈夫だよ、もうかなり昔の事だから」
それでもあの日起きた出来事は忘れない、ユイを助けられなかった戒めとしてずっと抱えて生きていく。そう決めたから
不意に袖を軽く引かれる。どうやらお絵かきが終わったみたいだ
自慢するみたいに掲げられたノートのページには学園生活部の人達とるーちゃんを含めた私達が描かれている
「上手だねるーちゃん、それも飾るの?」
「(満足気に頷く)」
さっきと同じように丁寧に破いて壁に張り付けたるーちゃんは部室から出ると屋上の方へと向かった。確か屋上には若狭先輩が居るはずだし多分若狭先輩に会いたいのかな?
「るーちゃん!それに夜廻さんも。どうかしたの?」
屋上の扉を開けると若狭先輩とくるみさんが菜園の土をいじっていた
「るーちゃんが若狭先輩に会いたかったみたいで。ついでに菜園のお手伝いをしようかなって」
「あら、助かるわ。それじゃああそこにある肥料を……運べるかしら?」
「おいハル、大丈夫か?無理そうなら手伝うぞ?」
右腕しか無いからなのか心配そうな先輩達だけど問題無い。伊達に右腕だけで生きてないよ
肥料が入った袋を軽々持ち上げるとくるみさんから驚嘆の声が漏れた
「おー、意外と力持ちなんだなお前……」
あの重そうなシャベルを軽々振り回すくるみさんには及ばないけどね。なんて事は言わず肥料を運んだ後もるーちゃんと一緒に菜園の手伝いをしていると佐倉先生がお昼を告げに来た
お昼ご飯は野菜入りのカレーだった。新選な野菜のシャキシャキとした食感と甘辛いルーがとても美味しい
数分間続いたシャキシャキと音が鳴る空間が終わって各々が動き出そうとしたとき丈槍先輩が何かを思い付いたのか勢いよく手を上げた
「お昼寝!しよう!」
「急に何ですか昼寝って……。こんな状況でそんなことしてる場合じゃないでしょう。そもそもゆき先輩は少し子供っぽすぎます!」
「そんな!?ひどいよみーくん!こんなに良い天気なんだしお昼寝しようよ~」
「そうだな、たまには良いんじゃないか?ここ最近はずっと動いてばっかだったからな」
まさかのくるみさんからの援護に更に佐倉先生からの許しもあり空き教室に人数分の寝袋を敷いて寝ることになった
気付くとどこか懐かしさを感じる山道にポツンと立っていた。周りの景色は白一色でよくわからない場所だ
とりあえず先に、そう思って進んでみたものの行き止まりに当たって引き返そうとして振り返ったとき居るはずの無い少女が居た
輪郭がぼやけていてハッキリとは言えないがそれでも分かる。あれはユイだ
夢とはいえまたユイに会えた喜びから抱きしめようとしたけど見えない壁に阻まれてユイの元に行けない。なんで、夢の中でくらい触れさせてよ……
『ハル。ハル……ごめんね』
止めてよ、そんな悲しそうな顔しないで。待って!どこに行くの!?置いていかないで、私も……連れてってよ!
「──て!お─て!起きて!夜廻さん!」
ハッと目を開くと佐倉先生が心配そうに私を見ていた
「大丈夫ですか夜廻さん?魘されてたけど……」
「え?あ、いえ、大丈夫です。多分怖い夢でも見ちゃったんだと思います」
窓から映る夕焼けの景色が大まかな時刻を知らせている。もうじき夜が来て、また朝日が昇るだろう
でも私に夜明けは訪れない、訪れてはいけない。私の罪が償いきれるまで私の時間は夜を廻り続ける
ちょっと長すぎた昼寝から目覚めた後は皆と交流しつつ晩御飯を食べてシャワーを浴び、寝袋に入り四日目を終えた