「とりあえず、頼み事となら話は聞くけどさ……」
「おぉ!そうか!そうか!ありがたい!」
キョロ、キョロ
利人の返答に笑顔を見せながら喜ぶ目の前の女性を他所に周囲を見渡した後
「その…にわかに信じ難いが、アンタ本当に『神』なのか?」
「ん~?まぁ…そりゃ信じれんわな、いきなり『私は神です』とか言ったら精神科案件だしね!でも一応事実だ私は神つ~のは本当なんや」
「そうか、では『頼み事』ってのは?何だ?」
「単刀直入に『ポケモントレーナー』になって」
「わかった………って、はい?」
神から出た言葉に対して聞き間違えかな?と思った利人はもう一度確認の為に聞いて見る事にした。
「すまん、何になってだと?」
「『ポケモントレーナー』」
「はい?」
聞き間違えではないと判明し益々混乱する利人を見た、神は『あっ』何かに気付いた表情で、簡略ではあるが説明を付け足した。
ザックリにいうと、暇を持て合わした神々がそれを凌ぐ為に人間界のゲームを現実に反映させよう!と言い結果《ポケットモンスター》が選ばれ盛り上がっている中とある神が
『次の《神》これで決めれば良くない?』
と言い他の神達もそれに賛同したため、それぞれの次世代神候補達は約1万人の人間達をトレーナーとしその中でも人気かつ活躍したチャンネルトレーナーの神候補を次の神にする事になったらしい。
「ほら、あれだYouTuber?だっけ?それだ」
「人気にねぇ…で、何でオレなんだ?」
最もな質問を神なる者にする利人だったが、肝心の神は
「いや~顔が良くて《4種類の加護》を持っているトレーナーの担当に馴れるとか、幸運だわ~」
「いや、話し聞いて?」
話を聞かずに浮かれていたが、神なる者はそれを含めて説明するからー…と一応だが利人の声は届いていた模様
「ほんじゃあ、説明するなお前さんにゃあ《特典》と《加護》がある」
「特典と加護?」
「せや、ザックリ言やぁエエことすりゃあもらえるもんや」
説明を聞くに選ばれたトレーナーは特典と言うもの以外に善意の行動を行うと《加護》と言うものが与えられるとの事だったので内容を聞いて見た。
「おう、
電気タイプの加護
・電気タイプのステータス2倍
・電気タイプの技威力2倍
・電気タイプの経験値2倍
・電気タイプの成長限界 Lv200まで
・電気タイプのエンカウント上昇
・電気タイプの懐き率UP
となっていた。
「………凄く、チートです…」ゴクリ
某同人のやり取りを真似た返しに満足したのか神なる者は次の特典は普通に解説した。
「それで、次はコレな」
「………さっきのノリは何だったのか」
黄金体 A
・肉体と精神が人間の限界を超える。
「また、チートだな」
「ん?何か気掛かりがあるのか?」
「いや、別に」
黄金体の内容は詳しく説明はされなかった物の分かりやすく言えば、ポケモンマスターを目指す少年並の身体能力を得れる特典だと思われる
「そいで、次はコレ」
3つめ
◎技マシンつめ合わせV
◎技覚えさせV
コレの内容は聞けば、最初に与えられるポケモンが覚える技全てが詰め合わせているらしい、技を覚えさせる機能も同様とのこと
「そしてー!栄えある最後はコレだ!!ででん!!」
雷の加護
・電気タイプの準伝、伝説、幻の捕獲率UP
・電気タイプ以外も技を覚えるなら加護を得れる
コレまた凄まじい特典と思うと同時に多少ではあるが若干引いた。
全ての特典の説明を終え、一息つく神なる者に対して一番気になる事を聞いて見た。
「何でそのこんなに、《特典》と《加護》を得れたんだ?オレは?」
その問いに神なる者は
「お前さんは色んな人を損得勘定無しに助けたりしていたろ?意識していなくてもそれは私らからしたら+になるからのぉ~結構前に助けた爺さん何て、医者だったしお前さんが助けた結果何万人って数の人間を救う結果になったしな!」
「そうか、そう言えば顔が良いとか言ってたが……オレの友人にもいるんだがソイツじゃ駄目なのか?後、オレは顔立ちは普通だと思うが?」
「うわぁ……お前さんマジで言ってんのか?」
利人の顔立ちの返しに神なる者は引きつった笑みをしながらとあるリストを出し利人につきだした。
リストは《選ばれしトレーナー一覧表》と言う物らしく様々な人物の名前が綴られていた。
(以下一覧表の名前)
⚫水嶌 恵美理 ⚫山中 陸矢
⚫笹原 織 ⚫赤岸 空五✕
⚫日暮 響 ⚫土浦 優香
⚫黒奏多 道香✕ ⚫影山 広人✕
⚫銀鏡家 冬美 ⚫茶頼 呂己男
⚫桐茨 彩歌 ⚫鞍田 隆一郎✕
⚫白銀 獄✕ ⚫木島 聖騎士✕ etc…
一通り目を通した利人は自信の学校の生徒が居るのを確認した際、人物に✕マークがついていたのが気になった為聞くと
「あぁ、何かそのマークがついている奴らは《底辺》な人物《トラウマ》を抱えている者《非人道》な行いをした奴らに付くらしいが、特にこの《白銀獄》って奴はダーティーすぎる」
「…………(獄ぇ…)」
説明を聞くと、悪行を働いた者、受けた者はリストに✕印が付けられるとの事らしい上記以外にもそこそこ居るが聞くとチンピラレベルの小物が殆んどであった。
神なる者は白銀獄以上のレベルの人物はいないと言いつつも
「まぁ……私から見たらそこまで悪い奴には見えないけどな……」
そう呟いたため、聞こうとした瞬間いきなり辺り一面にひび割れ始めたため何事かと周囲を見渡すと
「どうやら時間のようだ、詳しい情報はまた起きた時に報告する、では『鳴神利人』お前の活躍に期待すると同時に存分に変わった世界を楽しめ!!」
─────────パ──リン……その音と共に利人の意識は途絶えた。
はい、何か主人公が死んだみたいな終わり方になってしまいましたが勿論生きています。
神なる者が主人公の顔立ちの返しに引いていたのは、割りとと言うかかなり整った顔立ちをしていたためです。
次のお話でようやくポケモンが出て来ます。
一応彼は『剣盾』は殿堂入りし、『鎧の孤島』まではクリアしている設定です。
ザルードが欲しい…