「うーむ、頼まれたから受けたものの………一体全体何をやればいいんだ?」
『弟子にして下さい』そう少女に頼まれた為に引き受けたものの他人に物事を教える等と言った、経験は一度もなかった為に頭を悩ませていると
「
弟子にして下さいと頼んで来た少女が利人の朝食を頬張りながら語りかけてきた。
「食うか、喋るか、どっちかにしろよ!」
「…………………」ムグムグ
利人のツッコミに口を噤み黙々と食に没頭し始める少女を見ながら、確かに少女の言った事もごもっともだと頭で考え少女が食事を終えると同時に色々と質問してみることにした。
「取り敢えず自己紹介するか、オレは鳴神利人って──」
「鳴神利人……鳴神利人!?」
「うるさっ!」
またもや大声を出す少女、その声量に思わず苦言を洩らす利人をよそに続けざまに
「頼まれたらやってやんよの!?」
「何だそれは?」
──説明中──
「──成る程ね、確かに『頼まれら断らん』のは事実だがまさか他校の連中も知っていたとは、まぁそれは良いとして…その本当なのか?その加護は」
少女、名を『
「あ!信じて無いでしょ!?その顔!」
「まぁ、にわかには信じがたいよ?その
『ポケモンの言語理解』とやらは」
彼女の持つ加護とは何とポケモンの言語理解(厳密には意志疎通)が可能+聞きたい相手にも理解可能というかなり便利な加護だが信憑性にかけると判断した利人に琴音は
「ふふん!じゃあアタシのポケモンが何を言ってるか教えてあげるわ!」ズボッ
「何処にボール入れてんだ!!!」
鼻を鳴らしながら胸の谷間に手を入れる琴音にツッコミを入れる利人
「?アレ?アレ……」ガサガサ
「はぁ」
一向にポケモンを出さない琴音に利人は察したのか、溜め息をつきながら自身のポケモンであるピカチュウをボールから出し
「オレのピカチュウが何を言っているか教えてくれ?したら信用してやるよ」
「ピカッ!ピカピカ!ッチュウ!」
ピカチュウが何を言ったか教えてくれ、と言うが琴音は
「待っていなさい!家から着替えとか楽器と一緒に私のポケモン持って明日また、来るから!そして私がもらった加護を証明してみせるから!!あと、そのピカチュウは『あんたのが大好き』って!!」
一応律儀に答えながら家を飛び出た琴音の言葉に『え?アイツ会って直ぐの男の家に泊まるの?しかも明日?』と思いつつピカチュウを抱き抱え
「そうか、そうか~お前はそんなにオレが好きなのか~ピカチュウ~」
「ピカァ~」
ピカチュウを撫でながら和んで居ると
「……さっき、家から女の子飛び出していたけど知り合いかい?」
「あの制服…てかスカートは天津学園じゃね?てか、何だソイツ?滅茶苦茶可愛いじゃん!」
「ピカチュウ!」
恵美理と響が入って来た、二人はそれぞれ制服とジャージ姿だったが荷物を持っていた為に
「家は宿じゃあ無いぞ」
ジト目で二人に言うが肝心の二人はリビングで勝手にTVをつけ寛ぎながら
「いいじゃねぇか別によー、お前の家は無駄に広いし使って無い部屋も多いんだしよー」
「それに、おばさんと先生の許可はもらっているよ?」
「マジか……」
《おばさん》と《お姉さん》その名前を聞いた利人は何を言っても無駄だと悟り諦め、二人に対してポケモンを見せる用に頼むと
「「それは皆が揃ってからにしよう?(ぜ)」」
恵美理と響がそう同時に言った為、雑談しながら現状の世界や日常会話をしながら時間を潰す事にした。
──夕暮れ
「ただいまーーー!!!」
「失礼しま~す」
「ばんわー」
(この声は、『宮ねぇ』と『織』…うわ『彩歌』まで居やがる)
元気で喧しい声に続き疲労を含んだ声と気だるそうな声と共に恵美理達を含んだ全員が帰って来た。
「ユウリねぇ…うるさい、うざい」
「ぴえん」
利人が最初に入室した人物に言うと、『ユウリねぇ』と言われた人物は近くの響に泣きついた為に響は宥める
「宮元先生…利人は照れているだけですよ」ヨシヨシ
「またまた~愛しのお姉ちゃんが帰って来て嬉しいくせにぃ~、コノコノ」ツンツン
そんな利人に桐茨彩歌はニヤニヤしながら凭れながら頬をつついて来た、響と彩歌の言葉を聞いたユウリも彩歌の用に抱き付き頬をつつき始めた。
(……厄介な組み合わせだが……プルプル、たゆんたゆん…この感触…わ、悪くない)
二つの双丘に挟まれた利人は二人の性格は鬱陶しいもののその感触は悪くないと悦に浸っていたが……くっついていた二人がいきなり離れた為に何事かと思ったが、直ぐに察しがついた。
「ねぇ……台所使わせて貰うわね?ハンバーグでいいわよね?」ユラァ
「は、はい、何時もありがとうございます」ブルッ
利人の了承を得おぞましいオーラをまといながら晩御飯の用意をし始める織。その姿に利人は戦慄を抱いた。
──沈黙の晩御飯後+沈黙の入浴後───
茶の間には宮元ユウリを除く家に泊まりに来たメンバーが集まっていた。
なおユウリが居ない理由は教師故に明日が土日でも学校で仕事が有るからという理由であった。
「んじゃ、せーのであけるぞ?」
コクリ
利人の返事に全員は合意と共にそれぞれのボールを卓上に出す。(因みに利人はピカチュウは出したまま)
「せーの、ほい!」ポン
「メッソ!」「ダネ!」「バッニ!」「ベロァッ!」
掛け声と共に全員が一斉にボールのスイッチを押しそれぞれの相棒達を出す。
恵美理はメッソン 織はフシギダネ
響はヒバニー 彩歌はベロバー
「おー!スゲェなソイツ等がお前達の相棒か!」
友人達の相棒に驚きと自分のタイプとは異なる種のポケモンに感動を覚える、左から順に《水・草・火・悪》タイプだろうと予想がついた。
もっと詳しく知りたいと思ったが今日はもう夜遅い為に寝る事にし楽しみは明日にとって置く事にし各々は好きな空いている部屋へと布団を持っていき就寝に付く際に恵美理は思い出したかのように
「あ、そうそう一応ここに居ないメンバーのタイプと加護持ちだけど該当者は冬美先輩の『氷』、んで獄の『鋼』ってなっているよ。因みに何で知ってるかって言うのは獄から連絡して来たからだよ」
「へぇ……」
利人は心の中で何で自分には教えてくれなかったんだ?と思いながら床に就こうとしたら、恵美理は少し顔をニヤケさせながら
「まぁ、とりあえず今日はお休みね《
何故か明日を強調しながら自分に割り当てられた部屋に移動して行った。
「明日?…………………あ」
数分間考えた後、優里河琴音の事を思いだし声を出しながら思い出したが取り敢えず。
明日の事は明日考えようと今日は寝る事にした。
───利人家《彩歌》部屋───
「………この《力》が有れば…待っていて道香…アンタの敵は必ず私が射つから……」
そう呟くと彼女は目を閉じ床に就いた。
はい、取り敢えず今日はry
新キャラのプロフィール
優里河琴音
タイプ:─
加護➡️「ポケモン」との対話?
特徴:活発的、ビッチぽいけど純情
性格:褐色ギャル
身長:155
年齢:17(高校2年生)
職業:《学生》《バンドのギタリスト》
家族構成:母、父
家:一軒家
胸:Iカップ
一応彼女の手持ちの2体中の内一体は『コリンク』確定です。
最後に作中に出たそれぞれの加護持ちのボール
水➡️『ダイブボール』 草➡️『フレンドボール』
炎➡️『スーパーボール』悪➡️『ダークボール』
雷➡️『プレシャスボール』
と成っています。
感想・誤字指摘お願いします。