なんかタルタロスにいる
たっちさんロボトミ化
マサキ君出会う
をお送りしました
いきなり走ってきてこちらの顔を見るなり気絶する下半身丸出しの少年、そしてそれを追ってくるように聞こえてくる数百という同じ音。
「こんなところに人?それも追われているみたいだ」
朱雀さんが軽く少年の身体をみて、状況を判断する。
「手足に縛られた跡に衰弱の強弱から、どうやら追ってきている連中の方が僕たちの敵のようだね」
「おいおい、こんな場所で監禁とかどんな変態だってんだよ!」
朱雀さんの言葉にベルリバーさんは叫び双剣をそれぞれの手に構え、奥を見据えていればぼんやり遠くから人型の生物らしきものが這い出てくる。
壁の中から、床の底から、天井の上からにじみ出てくるように人型でありながら人ではあり得ない形でそれらは現れる。
「「ひぃっ!?」」
あまのまさんはスキルもステータスも製造型に作り直しているために戦闘能力はエ・ランテルの
「朱雀さんは魔法で援護!俺とベルリバーさんは前衛、デイバーノックさんは後方で二人を頼みます。エンリは中衛で支援!」
「了解っ!まずは中央ぶち抜くよ!
青い光が貫通力の極めて高い光線となって真ん中の列を奥まで撃ち抜き栗色の髪を持つ裸体の少女体の化け物たちを焼滅させ、ベルリバーさんが突撃するのに合わせて
「オーケーボス!オーダーはジェノサイドで問題ねぇかい!?」
「
振り回す際に刃の腹で張り飛ばさないように切り飛ばしていく、
刃を通し肉と思われる赤黒い断面を空中に舞わせながら紫色の飛沫を飛び散らせていく黒い刃、振り上げ腕を飛ばし、突くように繰り出し反転させて逆側の刃で袈裟懸けに両断する、振り下ろした勢いのまま足を繰り腰を回すことで回転する駒の様に胴を切り飛ばしていく。
「それよりも奥、手繰ってる奴がいる。恐らくそれ倒さなきゃ終わらない!」
「りょ」
「「「「「「「「「「マサキくぅーん」」」」」」」」」」
一斉に同じ音を発して了解の言葉がさえぎられる。
舌打ちをしながら指し示られた奥へと向かうために肉の伐採作業を続けていく。
飛び散り床や壁、天井に張り付いたものをデイバーノックが丁寧に焼き消しながら亀の歩みが如くゆっくりとだが着実に数を減らしながら前へと進んでいく。
焼かれながらも最後までくぐもった音で同じ音を発しながらデイバーノックの担いだ少年へと手を伸ばそうとする肉人形。
人の形と変わりこそしないもののその思考はただの壊れた再生機器の様に同じことを繰り返すというだけの壊れた人形。
血液も酸素を含んだヘモグロビンではなく紫色の得体のしれない物質。
瞳の動きも焦点は定まっておらずいったいどこを向いているのか、刈り取られる麦穂のようにただ淡々と切り払う作業は続いていく。
少年も気が付いたのか担がれたまま混乱して暴れるものの、デイバーノックとのレベル差が開き過ぎているのか意に介さず淡々と今の状況を説明され、上着とは不揃いなものではあるもののズボンと下着を手渡されてそれを着用していた。
「あの、ここはどこなんでしょう?」
「わからない」
「わからないです」
「わかりません」
「今それを調べようとしているところなんですよ。あれらが邪魔ですので倒してる最中ですが」
三人がわからないと口にして、朱雀さんが丁寧にされども視線は戦場から目を離さず説明をする。
「君の方こそここにはどうやって来たのですか?こちらは宿で休んでいたら唐突に此処にいた、という状況なので出来れば詳しく教えてもらえると嬉しいですね」
「まず僕は……秋津マサキです。世界征服をたくらむ巨大組織『鉄神帝国ネマトーダ』の総帥が作り出したクローンで合ってるのかわかりませんが氷室博士のおかげか、自分というものを失い切らずに自分の運命から逃れきるためにゼオライマーと共に重陽子爆弾で消えた……死んだはずなんです」
沈痛そうに答えるが朱雀さんにもエンリにもデイバーノックにも鉄神帝国ネマトーダやゼオライマー、重陽子爆弾というものがぴんと来ないが死んだと締めくくられた言葉には眉をひそめた。
「上行きます!下は任せましたよベルさん!」
双刃剣を回転させ円盤の様に投げることで上から生えてくる肉人形の首を斬り落とせば、果樹で熟れた果実が地面に落ちるように潰れていく。
「オーケー、ズドンといこうか!」
自己バフをかけて某狩りゲーのように真っ赤なオーラを纏って乱舞を舞って蹂躙していく。
武器を失っても
アイテムクリエイトでの武器創造の最大利点は武器の消耗を気にしないこと、武器の持ち替えが気楽に行えそれらに熟達しているだけの扱いが出来るのなら文字通りの武芸百般が成立することだろう。
これこそが鈴木が悟に棒術を教え込んだ理由の一つであり、何よりも
「ゼオライマー、なんで……あの時に確かに破壊されているはずなのに!!」
マサキの叫び声が白き魔神ゼオライマーが静かに見下ろす格納庫と思われる場所に響き渡る。
白を基調とした機体であり、頭部、胸部、左右の手甲部に球状の赤いパーツがついているが、何よりも身体の各所にアンテナブレードと思われる突起が生えていることで刺々しいイメージがある。
『スパロボ最強格の一機……か。管理者の塔の情報が確かなら、後二機……』
「こんなでかい……ゲッターも結構でかかったっけ」
呆然と見上げるもの、床に拳を叩きつけるもの。
「ちくしょうっ!」
「またスーパーロボット勢力に持ってかれたっ!」
悔しがっているのはアインズ・ウール・ゴウンでもたっちと一緒に特撮ヒーロー系で盛り上がっていたあまのまとベルリバーだった。
「ふぅむ。かなり大きなゴーレムだな……何をコアにしているのか、複製はできるのだろうか」
むしろ興味津々に何を素材にしているのかと気にしているデイバーノック。
音を立ててゆっくりと動き出すゼオライマーはその両手を輝かせて拳を打ち合わせるように胸部へと持っていく。
『あ、やっべ……』
スズキの声がサトルの頭の中に響くが時すでに遅く、光が全員を包んでいた。
そんなころ最強格の内一機、まだ旧型とはいえその系譜の始まりであるゲッターロボはどうしているのかと言えばカルネ村にてガーネットとシズ、鍛冶長と共に外側の外殻、内部も簡略されたものだったために簡素なプレス機から作り上げたミスリル銀製の装甲やらゲッター線照射済みアダマンタイト製のフレームやらが組み込まれ再稼働させることに成功していた。
「よーし、ゆっくりとなら動かすことが出来るな」
「はい」
「まぁ、まずは動かすことが出来て何よりですな」
流石にそれぞれに分離合体させることはまだ恐ろしく行うことはできないが、その武器であるゲッタートマホークや巨大な機体はカルネ村の発展に役立てられていた。
トマホークで木を切り、ゲッターロボの指先で切り株を引き抜く、ローラーの様な巨大な耕運機の後部を手に持たせて畑を拡げるなど……平和利用されていた。
そんな様子を遠目から眺めている下駄を履いて白衣を着た壮年の男性は何を思うのだろうか。
光が収まると八人は沼地の淵に立っていた。
「ここはまさか……トブの森のリザードマン側の集落か?」
「知っているんですか?デイバーノックさん」
振りむけば、空間を跳躍する様に姿をかき消すゼオライマーが見えたが、もうそういったものと割り切り現状の把握に努める。
「うむ。五年前だったか王にトブの森に魚の養殖を試みている奇特なリザードマンがいると言われ生け簀の作成に来たことがある。確か名前はザリュースと言ったか」
周りを見渡し現在の位置を割り出そうとするデイバーノックだが同時に異変にも気が付く。
アンデッドがいた気配がする。
それも軍隊規模の数がいたことを表すような濃密さで、確かに居たが倒されたか、それとも立ち去ったのか不明だが確かにアンデッドが存在し戦闘が起きたことを示す戦闘痕が見て取れた。
「だが、ここはカッツェ平原からは離れているはずアンデッドがこの規模で居ることはおかしいはずだ……まずはリザードマンの村に向かってみよう。ゴール殿ならば何か知っているやもしれん」
リザードマンの村に行くことを提案するデイバーノックだがそこに質問の声が上がる。
「あ、あのリザードマンの村って大丈夫なんですか?獣人の方は
「確かに人と関わり合いを持とうとしない獣人達はテリトリー意識が強い、がワシも此処には赴いたことがあるが打ち解けれれば何のかんのと気のいい奴らだよ」
まったく表情は変わらないものの朗らかに答えるデイバーノックだが、周囲への警戒を怠ることなく、むしろ村に近付くことで一層警戒を深めていく。
即興と思われる土嚢が作られ、それが村を覆う様に矢や槍が付きたてられていた。
つまりリザードマンの村を何者かが襲ったということがわかる。
それも極々近日の出来事として。
乾いた血がそれには付いていた。
一方そのころ、エ・イハブに向かったナシェル、タブラ、ムサシ、ノブナガ、ミナ、ハツネたちは街の入り口から見える港に視線がくぎ付けになっていた。
港では一体の白い異形種だろうか海洋生物を怪獣化させた様な巨体が叫び声をあげているのだ。
「くらーーーけーーーん!!!どこだぁ!?何処に居るんだああああっ!!」
ゼオライマー 出展:冥王計画ゼオライマー
全高:77m 体重:不明 パイロット:マサキ/魔沙樹
エネルギー吸収や搭乗者ごとの自己再生持ちなど結構トンデモな性能持ちの機体
弱点は次元連結ジョイントというアイテム(ミク)がないと色々機能が使えなくなる
異次元から無限のエネルギーを生み出す次元連結システムにエネルギー系のバリアや転移移動、Dブラストという光球から放たれるエネルギー波での攻撃などその巨体を生かした格闘攻撃とは別に強力な攻撃手段を持っている
スパロボで有名な冥王攻撃もきちんとできるぞ(他色々やってくれる今回のように
なお次回はみんなのアイドル、モモちゃん視点でお送りしたいと思います(マテ
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