リーナが結婚式に向かって動き出しました
ノアにティアマット乗っ取られました
ナイアラトホテプが暗躍しております
以上をお送りしました
拳を振るう音と鉄塊がぶつかる様な音が鈴木悟を挟んで奏でられる。
振るわれる拳を杖の先端、後端に繰る繰る廻す様に受けて回して、弾いて回し、捌いて回す。
「くっ」
攻めている筈のヤルダバオトの方が苦悶の声を上げる。
「さて悟君見えているかね?この速度に慣れるように今のうちによく見ておくように。ただし一点に集中しすぎないように全体を一枚の絵画の様に見ると良い。その上で相手の癖を見逃さないように」
おっさんは気楽に喋っているが瞬き一つの間に数十という攻撃が飛来している現状を笑ってこなして行く。
スヴァローグとの応戦に比べればゆっくりとしたもので、どのように受け回すかどう差し込むかを選択する余裕すらある、その位には差があるということでもある。
常人には霞む拳が暴風の様に繰り広げられているように見えるだろうが、おっさんからすればまだまだ足りない。
英雄の領域と言われたとしてもしょせんはヒトの尺度の領域、混沌に落ちた火の神スヴァローグが居る、ナイアラトホテプまたはニャルラトホテプと呼ばれる神がいる、そして目の前のヤルダバオトにも本人がまだ気が付いていない先が存在している。
だからこそ、ヒトとしての最高では足りない。
神に挑めるだけの力を欲しなければ足りぬ、対面している差し手が神である現状、人の常識で縛られるわけには生けない。
「スヴァローグよりは遅い。だからこそ期待するよ?ヤルダバオト……お前はそれに奮起してくれるとな。自身の底を知り、高みを望め、歩む足を止めることなく進めよ、生まれたばかりの
その言葉にヤルダバオトは瞠目し、意識がこちらに移る。
その言葉に受ける感情はなんだろうか、喜びだろうか、それとも驚愕だろうか、侮蔑への怒りだろうか、どのような感情であれ唐突に突き付けられた虚の言葉は決定的な隙を生み出す。
「そして、
当然の様に意図的に生み出した隙を見逃すわけもなく、左手一本で回していた杖を使って拳を引き込み、ただの一回転をもって終わらせる。
ヤルダバオトの両腕が縦回転から横回転に変わった瞬間に捻じれる様に外側にはじき出され、銃口を額に突き付けられる。
「期待はしている、だが今はまだまだというわけだが続けるかね?」
「……参りました……」
絞り出す様に降参の言葉を吐き出させる。
これ以上をしようというならただの命の取り合いにしかならない、それはどちらも望む結末にはならない。
あくまでこれは
ヤルダバオトは片膝をつきスズキを仰ぎ見る。
「この敗北をもって、力の正義の名のもとにスズキ様に忠を誓います」
その言葉とともに頭を下げ、人数も作法も違うもののあの時の忠誠の義と同じことをして見せる。
「
「は、ありがたき幸せ」
あの時と違うものは示す事柄の違い、かつては端倪すべからざる方と表現したがあの時デミウルゴスはスズキ、サトル両名の何を見てそのように表現したのか。
ただの生まれからくる評価であり、本人が示した実績からすれば不釣り合いな評価だった。
今度の言葉は「敗北」という結果を示し、実力を示した上での正当な評価を持ったものとなった。
「あの時のは、本当に何もしてないというのにあの評価だったからな。お前たちは何を太鼓持ちをしているんだと呆れたものだよ」
ヤルダバオトは頭を掻きながら立ち上がり、苦笑いを顔に浮かべる。
「あぁ、それは全くですな。あのタイミング、あの状況ではとてもではないがそんな無理矢理とってつけた様な賛美賞賛の言葉ばかり、自分たちの不評を買わずスズキ様が操り人形の暗君にされると危ぶむのも当然でしょう。あの場は自身を示すべきだったかと」
戦いを互いに終えて、例の忠誠の義に対する反省点を聞いていると、ヤルダバオトに向けられる殺意に満ち満ちた視線に気が付く。
そんな無粋な視線を向けるのはヤルダバオトがデミウルゴスとして第七階層から連れてきた悪魔たち。
口のある者たちからは噛み砕かんばかりに歯ぎしりの音が静かになった部屋に、静かになった故に酷く大きく響く。
怒りを治めるように荒れた息遣いが木霊する。
「ヤルダバオト」
「良かれと思ったのですが、非常に残念です」
「パンドラズ・アクター」
「実験ついでにはなるかと」
「シャルティア」
「御命じいただければいつでも」
「ブラッディ・ナイト」
「ここに」
「そこの不埒者どもを片付けておけ。人手が必要な時だというのにぎゃあぎゃあと騒ぐ足手纏いは邪魔をする程度ならばいいが、ぐだぐだと危険だと宣わって手を止めざることになりかねん。殺処分しかなかろうよ」
「「「「はっ!!」」」」
宣言と同時にそれぞれの獲物を手に持ち悪魔たちを塵殺しにかかる。
『やりすぎでは……』
『悟君……青井君の呼び出した
悟君は基本的に自身の評価に対して卑屈なほどに過小評価をしている。
謙遜が美徳とは言うが謙遜が過ぎるも礼を失する、その典型が『自身の行い』に惹かれたものへの失礼というものだろう。
自身の行いゆえに主観での評価となりやすい、それが
だがそれは、
何よりもおっさんも教えられ、それを真似て、自分なりに整えてきた結果だ。
だから教え方もそれに似たようなものになる、知らないものを教えることは出来ないのだから。
『俺は、たっちさんの……たっちさんに憧れただけの……』
『それの何が悪い?師から教えを乞い習い、それを実践していくことで身に付けていく知識に技術というものは模倣から始まるものだ。門前の小僧習わぬ経を読む、ともいうしな』
『すみません、最後の言い回しの意味がよくわからないです』
細かい慣用句や諺と言ったものは習わなかったせいもあるのだろうが、知識としてないのだろう。
ただの作られたNPCと呼び出されたNPCの違い、その差をおっさんなりの対処で見せるが、やりすぎと言われるがこちらの安全を取る為にはどちらを取るかと言えば……少なくともこちらがその信頼の寄る辺を理解しやすい方になるだろう。
創造主だからと信頼される物語ばかりじゃないからな……フランケンシュタイン然りレゾ然り……被造物に復讐誓われたりもしているのを知ってると無条件で受け入れる無警戒さは出せない。
最低限こちらの納得できる理由位は欲しい、スキルで噓か誠かわかるわけじゃないからな。
そうしていると『目』に侵入者の姿が映る。
「<メッセージ>ゴキブリ娘たち、侵入者を殺さずに捕らえるように」
『えー……食べちゃダメ?』
「食料は十分要求された分を与えているはずだが、足りない量を要求していたのか?」
最初に生まれ顔合わせをした時にこちらの手伝いをする代わりに衣食住を求められたために食堂などの利用許可を許していたはず。
『たまには人肉食べたい』
「却下だ、悟君が人間だということ忘れてないだろうな」
嗜好の問題だったらしい。
『…………』
いやな沈黙が流れる。
「忘れていたのか」
『てへぺろ』
目に映るのはあざとくウィンクしながら舌を出し可愛らしく見えるだろうポーズをとっているコックローチ娘たちが映し出されている。
「これからそちらに向かう、無用な怪我をさせないように……食ってたら相応の罰が待ってると思え」
『あいあいさー』
手に入る情報から双剣使いがヘッケラン、鈍器使いのタンカーがロバ―、弓使いがイミーナ、魔術師がアルシェという
王都へ向かうために途中休憩に立ち寄ったというが、コックローチ娘たちに歯が立たない実力では止めておいた方がいいだろう。
「これから一度第一階層に向かう、戻ってくるまでには終わらせておけ……遊ぶ必要はないぞ」
四人から異口同音に了解の言葉を背に第一階層の入り口の方へと向かっていく。
リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを使えば一瞬で行くことが出来るが、普段付けることはなく精々が最後のトラップを発動させる際のキーアイテムとして懐に忍ばせている程度。
それは別にしてもこのタイミングで隠蔽してないとはいえ、街道からは外れているんだがどうしてここにたどり着いたのやら……厄介ごとの予感しかしない。
スパロボ30来たので更新遅れると思います
コックローチ娘 出展:もんパラ 終章
濃い紫のショートカットに赤い目の胸の大きめの女の子に、虫腹と虫の足が腕の先から延びる形となっている、頭からは触覚が生えている、そして服装はスリングショット……そんなモン娘です(エロゲ出身なのでそう言った服装なのです)
とんでもなくすばしっこく生命力が強いことが特徴でゴキブリ娘と呼ばれると(本来であれば)すごく怒る
二つの生殖器を持ちどちらでも妊娠することができ、クィーンローチを中心にコロニーを形成するコックローチ娘たちはクィーンに絶対服従である
専用の繁殖部屋があるらしい……
この作品で出てきているコックローチ娘は恐怖公の眷属が最高レベルのサキュバスの体液を摂取したことで特異反応した結果生まれた突然変異種である
ティアマトの艦長募集
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ダイテツ
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リー
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ゴール
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レモン
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ラ・クロワ
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サオトメ