おっさん憑依でヒャッハーLORD   作:黒龍なにがし

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前回のあらすじ
王都襲撃に向けた準備が着々と整っております
以上をお送りしました

ファンタジーにリアルを求めるわけではない
求めるわけではないがリアリティは欲しい


episode.EX-4

「みなさん、こんにちわこんばんわアリスです。本日はあちらの世界に招待したアポトーシスさんに来ていただいております」

 

「はろはろー、アポトーシスよ。今更作者がFGOに手を出してロンドンクリアしたくらいなんだけどわたしもそっちに顔出してもいいかしら?」

 

「そちらはなんだかんだ書いてませんでしたっけ……出て大丈夫なんです?戦力的にとか」

 

「やばいの召喚するみたいだし大丈夫じゃないかなぁ……ちょっと異聞帯増やしたり特異点いじくる程度なんだけどなぁ。ちょっぴりルナティックモードにしたいじゃない」

 

「普通にFGOはハードモードでは?」

 

「大丈夫よ。叩いて叩いて鍛え上げ(途中で折れなけ)ればより一層輝いてくれるはずよ!」

 

「あ、作者からゴーサインが来ました……本格的な出番は第二部からになるそうですけど」

 

「OKOK、問題ないわね」

 

「他のラスボスさん達もそれぞれの異聞帯を任されるそうです。『英霊たちでどうにかなる程度におさぇよ』だそうです」

 

「うんうん、それじゃ感想返していきましょうか」

 

「まずはべっこう飴02様からの恋姫関連のことに関してのことですね」

 

「あー、これね。以前説明されてると思うけどおっさん≒作者の趣味なのよね、同じではないけども作者が反映してるってことね。だからおっさんのパソコンに入ってるのは作者のエロゲ、同人ゲーなんかなのよ……だから恋姫†無双も真・恋姫†無双も入ってるし、アリスソフトのあれやこれやも入ってるわ。だから恋姫†無双をプレイしたニューロニストで漢女に憧れてるって感じになったのよ」

 

「ダイエットには成功するんでしょうか?」

 

「え?……体重を減らすことには失敗するわ。筋肉って……この先はネタバレになるわね。この辺りは王都辺超えたあたりでちょこちょこ出てくると思うわ」

 

「なるほど、では次はお芝居時の記憶操作も受け入れているところですね」

 

「これに関しては作者たちが心理学戦でも使う後催眠系の処置ね。そうであると思い込ませることで本当のことを言っているはずなのに、その言葉が虚実に塗れている。今回の場合は『カルネ村に着く』ことで記憶が戻る様にフラグ管理されているのね、その為カルネ村に着くまでは操作されても仲間を疑ったという罪悪感を植え付けれるし、疑いも晴れる。そうなるようにパンドラは罠を張って居た訳ね。デミウルゴスやアルベドが本来の知恵者であればニューロニストがこちら側かもしれないと勘ぐってくることを見越した上でのものね。これはアウラが戻った場合の頭の回転がどの程度になるかわからないからこその保険だったわけ」

 

「そこまでするものなんですか?」

 

「パンドラからすれば、子供の学芸会にお父さんが見に来ていることを知ってるから張り切って、完璧に完璧を目指しちゃった結果ね」

 

「あぁ……原作でもアインズ(骨太郎)さんに頼まれごとされると張り切ってやり過ぎ、と思われるほどにやっちゃいますしね。読者からすると笑い話ではありますが登場人物側からすると大抵ろくでもないですから。続きましてマーゴットさんからの大佐が思い浮かんだというものですね」

 

「狙ってやったものだから、作者もこの感想が来たときはほくほく顔だったそうよ。ちなみにイフでのアインズ部隊がコキュートス戦後に突撃してた場合、もう一つの有名台詞『目がぁ!?』の方もあったのよ……ソードワールドのホーリーライトはアンデッドや魔族に盲目与える効果もあるからね」

 

「……本来かからない筈の状態異常に困惑するアインズさんが容易く浮かぶのですが……その上でその混乱に乗じておじさまに蹂躙される訳ですね」

 

「まぁ、イフルート希望の声がなかったからお蔵入りだけどね。ジ〇リが入ってるのはギルメン達が版権切れの文庫とかを図書館に入れてるからね」

 

「お次はグラビ屯さんからのゼオライマーへの疑問ですね」

 

「これは塔でも登場してるマサキが関係してるわね。次元連結システムのキーを持ってるのは誰か?そして呼ばれている名前がカタカナなこと、八卦衆がこの作品では改めて八本指の代わりに造られていること、マサキの欲望は変わらないってことね。グレートのフラグが立っちゃてるのよねぇ」

 

「それはマサキ君がマサキさんになるということでしょうか?」

 

「その辺はネタバレになるからな・い・しょ♪」

 

「了解しました。では次のべっこう飴02さんからの原作のメンバーがこちらに来ているのか?というものですが」

 

「これに関しては確かに私が適任ね。タルタロスは別の次元と別の次元を繋げる扉のようなものでもあるの。もんパラでもタルタロスを通ることで過去の村に行ってとある本を木の根元に埋めてもらうことである職業への転職条件を解除したり、主人公であるルカ君が違う選択や結果を残した世界いわゆる平行世界というものね、その未来に訪れたり。とまぁ、そんな感じで原作世界を模したものへと繋げたのよ。「もんくえ」が原作世界、「もんパラ」がこの作品みたいな明らかに違う平行世界、みたいな感じね」

 

「わかる人にはわかりそうな説明ですね。では次はアスターΣさんからの天空都市の探索や世界級の取得に関する質問ですね」

 

「わたしたちがゲームマスターしてるようなセッションでそんな甘いことが出来ると思う?世界級の回収でも対消滅、惑星同士の衝突、片方だけ消える、なんだかよくわからない融合を果たす、再度手に入れるためにワールドエネミーが復活、とかをわたしたちが用意しないと思ってないからおっさんは置いていくようにしてるのよ。持って帰ると何が起こるかわからない、そんな危険を冒さないようにね。で、続いての天空城探索だけど、確かにティアマト襲撃がないからそのまま残ってるわよ。天空城のNPCも罠もぜーんぶ、そのまま残ってる状態に全員集合してない状態で突撃したいのなら止めないわよ」

 

「楽してずるしていただきとはいかないんですねぇ……クトゥルフセッションではバッドエンドで爆発オチというのは稀によくありますしね。続きましてべっこう飴02さんからの舐めプしてるから残当、NPC使えない、などですね」

 

「まぁこれは同レベル一人で同レベル帯のパーティーでまともな勝負になるかと言えば……結果はご覧のありさまね。もちろんそういった罠を仕込んだおっさんもひどいけど、同時にそれを見抜けなかったアインズもしょうがないわよね。仮にみんなのデミエモンやヒドインが見抜けても、アインズが大丈夫だ、だなんて言っちゃえばそれで決行されちゃうのよねぇ……慢心王なイエスマンオンリーはやっぱり駄目ね。何よりも原作のアインズは情報収集に絶対の自信をもって持ち帰った情報が全て正しいとして処理していくから、見落としに気が付かないのよね。例としてはアゼリア山脈の溶岩地帯の主とか見落としちゃってるもの、この辺りまで疑ってかかれていれば作者からのアインズへの評価もまた変わってたかもしれないわねぇ、ぶつかってたら即逃げ案件なんでしょうけど」

 

「続いてはグラビ屯さんからの魔法の系統分けに関してですね」

 

「光は勇者の使えるデイン系ということで行くわ!なんかそんな感じだし!」

 

「もんパラだとふつうに聖属性魔法や技が少なくない数ありますし……では次はべっこう飴02さんからの仕事を任せられないことへの共感ですね」

 

「正直感想でも書かれてるけど、基本的にナザリックのNPC達は至高の方々を除いて自分たちの方が偉いんだ、という傲慢しかないからね。そんな傲慢不遜増長マンな連中だもの……普通のサラリーマンが使うには胃が痛いことにしかならないわね。実際原作でもそんな感じになっちゃてるし……ナーベラルぇ」

 

「キャラとしてはかわいい造形なんですね。続きましてアスターΣさんからの質問ですね」

 

「これ、ホーリーライトからの盲目、変身解除、おっさんへのバトンタッチと混乱に混乱さらに混乱と重ね掛けして思考回路を殴り飛ばすような戦闘方法を取るつもりだったのよ……戦闘におけるゆさぶり攻撃はおっさんからすれば基本中の基本だからね。精神鎮静化がある?畳みかけて圧し潰せばいいのよ、おっさんへのバトンタッチの後に朱雀さんとベルさんとあまのまさんのネタ晴らしという歓喜からの絶望への突き落としが待ってるからねぇ」

 

「『今のアンタについていく気はない』これはとどめになりそうですね……精神的な死を狙うとかひどいですね。残念ながら当然としか言えないですけど。続いてべっこう飴02さんからの帰るのかってことに関してどうぞ」

 

「剪定条件がわからない現状だと長居する危険性があるからね。下手な冒険心だして剪定事象に巻き込まれても嫌でしょ」

 

「続きまして同じくべっこう飴02さんからの感想ですね」

 

「アルベドは原作でもシャルティアを重宝したらこんな感じになりそうなのよねぇ。シャルティアの代わりにバーで飲んだくれてるか、この作品みたいに荒れ放題になってそうなのが想像できちゃうのよねぇ……汚部屋で暴れてるか、拉致られて外で暴れてるかの違いくらいかしらねぇ。メガテンのヤルダバオト降臨させようとしたけど、それよりは熱血修羅勢の方がこの作品に合ってそう(楽しそう)だったからスパロボの彼が採用されてるわ。なんだか本来の姿だと画面映えするそうだけどしょせんはプレイヤー一人も倒せない程度だし……1500人襲撃結果を参照にしてるけど見掛け倒しって悲しくない?」

 

「ではこのくらいでしょうか……他に何かありますか?アポトーシスさん」

 

「そうねぇ、ユグドラシルの致命的な欠陥に関してちょっと言わせてもらいましょうか」

 

「致命的な欠陥ですか?」

 

「MMOをしたことある人ならわかると思うんだけどね。所持制限に関する致命的な欠陥がユグドラシルには存在してるのよね。対人を推奨するような職業取得条件があるのに、所持制限が緩すぎる無限背嚢なんてものがあるせいでゲーム内通貨での殴り合いにしかならないという点ね。500キロポーションガン積みしてがぶ飲みしてスキル使い切っての泥沼戦闘が日常風景化する様にしか見えないのよねぇ……何が楽しいのかしら」

 

「ROでは芋を満載して殴り続けることは日常風景でしたね……」

 

「それでも重量制限とか色々あったから三万個積んで突撃とかはなかったものよ……」

 

「ユグドラシルだとそれが出来ちゃう可能性が高い……ということですね」

 

「ポーションにクールタイムがあったりすることがあるけどねぇ、アイテムホイホイ使ってるところを見るとなさそうな感じね。TRPGならGM(ゲームマスター)KP(キーパー)から常識的な範囲内でね、って注意が飛んでくるでしょうね……車に乗ったままバスに乗り込んでたり、ポケットの中に乗用車所持してたり……普通はないわ」

 

「あー……パワードアーマーなんて最新刊で出てきちゃってますしね……」

 

「ROでも鎧を何個か持ったりできるけど、それは重量制限がきちんとある中で取捨選択がされるからこそのものね。鎧を複数持ってもいいけどその分回復アイテムが持てないって縛りがきちんと出て来るもの」

 

「ユグドラシルの縛りだとそれが何の意味も持たないわけですね。現地の人はインベントリを持たないから持てる量が当たり前になるけど、プレイヤーはそれに縛られない……インベントリ自体がご都合な存在になっちゃってますね」

 

「こんなものね」

 

「それではまた次回お会いしましょう」

 

「しーゆー」

 

 




所持重量

ラグナロクオンラインではSTRを上げることで所持重量を増やすことが出来る
また商人スキルでカートを手に入れる、騎士やパラディンで騎乗スキルを手に入れ騎乗することでこの所持重量を増やすことが出来た
所持重量の50%を超えると自然回復をすることが出来なくなり
90%を超えることで移動、攻撃、スキル使用が出来ないようになっていた

テーブルトークの方ではゲームマスターやキーパーに裁量は任されるが基本的に筋力に値する数値が高い方が多く持てるという判断をされることが多いだろうと思う

ティアマトの艦長募集

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