ぺロロンチーノ去勢される
るし☆ふぁーなにげにのーかん案件だった
回生のオオカミ、不死身のマリアを出会う
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青天の霹靂ともいえる落雷がどこかに落ちた、それは奇跡的な確率と言ってもいいのか非現実的な現象が引き起こされていた。
どのような確率なのか落ちた雷はその場にあったアミノ酸、ケイ素などと結合し新たな生命を生み出し、生み出された生命は不思議なことに知恵を有していた。
それは褐色よりも濃い茶色ともいえる手のひらを見ながら呟く。
「わが願いは……」
呟きは途中で頭を振るって言い換える。
「我らが願いは!チョコレートとの融合である!」
呟きは叫びに変わりその声に呼応するように叫びをあげたモノと似たようなものを新たに発生させていた。
これを見た神はどう思うのだろうか、少なくともこれを見たラスボスたちは声をそろえてこうつぶやいた。
「「「「ナニコレ……」」」」
「アイギスの方でネタが被ったと頭を抱える」
「これと被るってどういうことだよ!?」
「スワンプマン説明これをやるためだったんだがな……」
るし☆ふぁーは縋りつく形でもたれかかり気力が尽きたのか安堵したのか気を失うように寝息を響かせ始める。
「とりあえずはへろへろさんと一緒にカルネ村に連れて行った方がいいですかね」
『そうだな、るし☆ふぁーに関してはニースさんに任せるのが一番だろう……悟君に教えてるのはしょせん付け焼刃の応急処置にすぎないからな。重度を患ってるのは本職に任せるしかない、餅は餅屋ってやつだ』
「エンリにもみんなを説明したいですしね」
『ついでにパンドラが貴族に関しての勉強も手伝ってくれるみたいだから頑張ろうな?』
その言葉に溜息をつきながらるし☆ふぁーを担ぎ上げゲートを開いてフォーサイトの全員もゴキブリ娘たちに担がれて一緒にカルネ村へと運んでいく。
「この年になっても勉強は必要なんですねぇ」
『人生これ勉強なり、知らずを知るもまた勉強だ。貴族社会の常識やら風習だとかは悟君の時代との常識なんかとは違うものだからな、領地を部下任せのふんぞり返るようなダメ貴族と後ろ指をさされたくはないだろう?最低限のことができるようには教えてもらっておいた方がいいだろうさ』
「あぁ、それはまったくですね」
そんな会話をしながら気絶してる人を全員別途に寝かせて、パンドラからの勉強を受ける。
「んん!それではお勉強を始めさせていただきまぁすっ!」
ホワイトボードを引っ張り出して書き出していくが悟の手元にはこれから学ぶ領地経営に関しての書類が山のように用意されている。
「専門用語は先に用意させていただいた書類の方にまとめさせていただいておりますが、今はまずざっくりとした大まかな全体像から説明させていただきますね。まず納税の必要性から、これはギルド運営資金を領民から集めるのだと思っていただければ大丈夫です」
「(あ、そんな風に説明してくれるとわかりやすいかも)」
「このギルド運営資金から、まず引かれるのが国への納税ですね。これはギルドの維持資金だと考えればわかりやすいでしょうか。これを引いたものが領地に使える資金となるわけですね、図書館の方にあったラノベに書かれる悪徳貴族の多くは残った資金がすべて自分のものだと勘違いするためにそのように描かれたりするわけです。本来であればこの資金から道路を整備したり公共の施設を建てたり自身の抱える役人などの雇っている者たちに支払う給料を捻出したりするのですが……この辺りまでは大丈夫でしょうか?」
ホワイトボードに大きく丸を書き中心に運営資金と書きそこから矢印を延ばして色々と書き込んで説明を並行して行っていく。
「あぁ。ゲーム時代の事を例えに出してくれるおかげで分かりやすい。公共の施設なんかはギルドの内装を整える為にかかる費用、雇っている役人等の給料はNPC設置の際に増える維持費みたいなものか」
「えぇ、えぇ。その通りでございます父上。ここからはゲームとは違う現実的なモノを話しておきましょう、きっとこの辺りは父上ではなんでそうなるのかがわからない部分でもあるでしょうから例え話を交えながら説明させていただきますね。領主の館を構えることになると思いますがこの領主の館が商業にしろ農業にしろその領地での上限を妨げるものになると思ってください」
「んん?なんでだ?」
「これはですね、父上の職業を例えにするとですね……社長のお住まいよりも立派なお住まいを持つ社員をどう思いますか?」
「あ、すごく納得。すごく気まずい」
「納得していただけたようで何よりです。当然業突く張りの商人であればそのようなことを気にはしないでしょうが、逆を言えばそのような商人はお抱えから外しても問題はないということになります。そうした場合はいやがらせ程度は受けるでしょうがね、真摯に信頼を稼ぐこと、これが大事でございます。イエスマンであったかつてのナザリックの部下たちであればその下積みもなく信用信頼重宝しない奴らが悪いと言い募り父上を困らせていたことでしょう……すぐに想像できるのがすごく嫌ではありますが」
その想像をして二人してすぐさま想像できてしまったためにパンドラは顔には出ないのに共に嫌な顔をしていると共感することができる。
同じように顔を両手で覆い下を向いていた。
『あの忠誠の儀の時にあんな態度になったのがよくわかるだろう?』
「えぇ、今になればあれで正しいというのが痛いほどによくわかりますよ」
「その上で商人たちもあの手この手でいい話を持ってくるでしょうから注意は常に必要ですよ。お抱えになれば優先して商品を領主に売れるわけで大きな商機となりますからな」
勉強も一区切りがつくかなといったところで扉がノックされエンリが顔をのぞかせてくる。
「一息つきませんか?」
そういいながら入ってくるエンリの手には盆が載せられており、盆の上には黒い物体が丸められ粉をかけられた状態で鎮座していた。
「「チョコレート?」」
「この時期竜王国の方に出ている兵隊さんたちが仕入れて入れ替わる際に輸入して来るので手に入りやすいんですよ」
「竜王国と言えば王国から帝国を挟んで南東に位置する国でしたかな……なんでもモン娘たちの侵攻というか……男狩りに困っているとかなんとか」
「いや男狩りってなんでさ」
パンドラはその質問に指を一本立てて振りながら答える。
「単純にモン娘という種族には男性がおりませんので王国のように受け入れられる下地がなければ子孫が残せないからなのですよ。ユグドラシルからでもいた種族であればハーピーが同じような形で子孫を増やす、と記憶しておりますよ」
『実際もんくえでもハーピー村でそんな事件があったからなぁ。
竜王国の現状を軽く流しながら三人は盆へと手を伸ばし……三人ともが空を切る。
「「「?」」」
盆を見ればその上にチョコレートはなく、三人が顔を見合わせたときエンリだけが扉を背にする位置だったからか窓に手をかけこれから出ようとする人物を発見する。
「あ」
小さな発見の声と指さす方向にパンドラと悟の二人が顔を向ければどこかで見た覚えのある戦闘メイドに似た存在がチョコレートを持って出ていこうとしているところだった。
獣耳を隠すための帽子に長い三つ編み、それはルプスレギナによく似ていた後ろ姿であり服もプレアデス達のものそのものであった。
「……ふぅ……父上と母上はこのまま逢瀬を、息子である私が……えぇ、ちょぉっと逝かせてきます」
落ち着くための深呼吸を一つついたと思えば覚悟を決めたまなざしでお辞儀をし、ルプスレギナを追いかけ始める。
「あー……バレンタインに巻き込まれるのは初めてかなぁ……」
「毎年こんなことがあるの?俺のところだとバレンタインは2月……冬の最中の催し物だったと思うけど」
「えっとですね。こっちだと……大昔に言った言わなかったで戦争になったとかが原因で、普段言葉にしない感謝とかをお菓子と一緒に送る催し物になってるんですけど」
『ところ変われば品変わるってやつだなぁ……告白なんかも含まれててそれを邪魔するのも恒例って感じなのかねぇ』
「嫉妬団はどこでも沸くもんなんですかねぇ……」
言った言わなかったで戦争
メッセージがマイナーになったり信憑性が疑われるようになった原因のアレ
アイギスのイベント
今年は最初にチョコを求めてグルメジャングルへ……チョコ沼地にデシウスが落ちて……
この先は自分の目で確かめよう(マジでどうしてこうなった
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