保護した人たちの門番ヤバイ
イカ男爵、女勇者参戦
ソリュシャンはルプスレギナと合流
嫉妬団現れる
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王都の某所にて背が高く筋肉隆々の男が一人、花束とラッピングした袋を持ち石碑の前にしゃがみこんでいた。
普段では考えられないほどのおちゃらけた態度でもふざけた態度でもない、本来の、とでもいうべき雰囲気を醸し出しその石碑に掘られた文字を眺める。
「お前は此処には眠ってはいない……ただ、我が忘れえぬだけの証よな」
静かに石碑に向かい手を合わせその石碑に掘られた名の持ち主の好きな花の花束を静かに置き、男自身が手作りした包みを添える。
石碑には「九品仏 金糸雀」そう彫られていた。
じっと動かずにただ手を合わせ目を瞑り、思い出す。
初めて出会ったのは相方の背に隠れ興味深げに見ている小動物のような印象を受けた、餌付けするような感覚でよく持っていたお菓子を差し出し恐る恐る手を伸ばしながらおどおどとしていた。
嗤う大声にびっくりして他の誰かに助けを求めるのはいつからだっただろうか、世間知らずだとは聞いていたが好奇心旺盛であれは何?これは何?とよく我がコレクションを見ていた。
背に彼女を背負っていたからこそ意識が飛ぼうとも、汚泥を舐めようとも再び立ち上がることができた。
邪教徒に連れ去らわれたと聞かされた時はいてもたってもおられず、ただ駆け出した。
「どこぞの金ぴかならば我をあざけ嗤うであろうな。悔いる王など王に非ず……そんなところだろうな。……実に滑稽だと思わんかね?自身の心も貫けぬを王とほざくなど、我にはそれこそ悔いぬ王は人に非ず、そう思えるのだがな……なぁ?無粋な貴様よ」
合わせていた手を離し立ち上がり、再び開いたその瞳には酷く酷薄な光が宿ったまま心胆を凍えさせるような絶対零度の眼差しを隠れている男へと向ける。
隠れていた男にはそれが心臓を鷲掴みにされたように硬直して草木を揺らしてしまう。
その行動に観念にして必死に心を奮い立たせて、吐いてはならぬ言葉を吐く。
「はっ……王様とか言われながら、昔の女に未練たらたらなんざ……」
隠れていた男が口にできた言葉はそこまでで、鉄塊を超える硬度を持つ右こぶしが男の顎を正面から突き刺さり粉々に砕き去る。
「そうだな。確かに
死者を取り戻そうと足搔いた男の情が、愛した故に狂気に浸かった男の想いが、たかが一度二度死んだ程度で薄まるものだろうか。
歯を全てへし折り、骨を割った血に濡れたこぶしを引き抜きながら、左手で男を宙づりに持ち上げるがその握力は頭蓋を軋ませる音を響かせる。
「どこかで見た覚えがあるな……あぁ、思い出した八本指の残党の……何だったか」
血に汚れることを気にすることなく顎に右手を当てて考えながらも、暴れようとする男を吊り上げた左手を細やかに揺らすことで身動きをできないようにしているうちに痙攣にも似た挙動を取り始めたくらいで一つ思い出す。
「ようやく思い出せた。『幻魔』とかいう大層な二つ名を持っていた木っ端であったか……性根ゆえに見捨てていたが悔しみも糧にできずこの程度の体たらくとは、やはり見限って正解だったか」
疑問が解消したためにサキュロントを握ったまま手をいつもの腰の高さに下ろし、引きずった状態で衛兵に突き出すために最寄りの詰め所を目指し歩き始める。
過去は過去と割り切ってはいる、だがその想いが薄れることはない。
なぜかクロウを中心にお菓子作りが開催されている団子屋、団子にココアパウダーを混ぜてチョコをかけたものだがウレイリカ、クーデリカには好評なようで笑顔でこねて作っている。
幼子二人は汚れることも気にすることなくこねくり回して団子を作っているのを見て、マリアは小さくつぶやく。
「こりゃ終わったらルークに任せるしかないかねぇ」
彼女は世紀末出身であり綺麗な水が貴重な生活をしていたもので洗濯というものに疎く、下手をすれば力任せに衣服を破ってしまう始末。
それに比べれば先ほど名前をあげたルークの方が技術そのものは未熟でありながら物資や生活するための知識というものが豊富だった。
その上で傭兵や冒険者をしていたために野外活動の一環での生活行動という物はマリアでは真似のできないものが多かった。
子育てはマリアもその世界ならではのものを施したことはあるものの中途半端な時期に死亡しているのでその結果がどの程度のものだったのかは不明である。
ただこれがとても微笑ましく大切なものだという事だけはわかっていた。
老人たちの言っていた幸せとはこのようなことを言ったのだろう。
緩ませていた顔を引き締めて扉の近くにオオカミとともにその手に武器をすぐに抜けるように身を潜める。
「(何者か来ている)」
「(一名、武装あり、挙動不審な動き)」
アイコンタクトで音もなく扉の両側にたつ二人を幼女とクロウは不思議そうに見ているがセバスとシャルティアはその来訪者に危機感は持たず悠然と団子づくりを続けていた。
外からは草鞋のようなもので歩く音と金属の擦れる硬質な音が近づいてきているが警戒を緩めることはなく動かず息をひそめて待っていた。
「だんご……や……?」
日本語を読むその声は幼く少女のもののように聞こえる。
その言語を確認すると急ぐように扉を開き、オオカミがのど元に刀を、マリアが側頭部に銃を突き付ける。
少女の姿は赤い胴丸を着て黒いマントを羽織り黒い髪をかんざしで髪を二つにまとめたかわいらしい子は突然の事で固まってしまっていた。
その姿に敵意はないとみてシャルティアは二人に武器を下げるように命令する。
「二人とも武器を下げなさい、そもそも街中でその警戒は行き過ぎよ」
「仕方がないわね。先手は必勝の要なんだけど」
「……承知した」
マリアはしぶしぶと銃を仕舞い、オオカミはクロウに一度視線を送ってから刀を鞘に納める。
「あ、ありがとうございます……」
少女は頭を一度下げてお礼を言うが少々畏縮しながらも武器を下げさせたシャルティアの目をまっすぐに見て、シャルティアもその目を見て一つ命令を加える。
「セバス、オオカミ。二人は外に仕事に行きなさい」
「しかし、よろしいのでしょうか?」
「オオカミよ。お願いできますか?」
「……承知いたしました」
「団子づくりに協力できないでしょう?あなたは」
セバスは不動の姿勢でシャルティアに命令を取り下げてほしそうにしていたがすげなくその言葉は却下されて外に追い出されてしまい、オオカミもまたクロウからのお願いにより外でいつものように待機することとなった。
「さて、これであなたが怯えそうな男たちは外させたわ。楽にしなさい……そういえば名前をまだ聞いていなかったわね。私はシャルティア=ブラッドフォールンよ」
「わ、私は織田香姫といいます」
その名前を聞いてシャルティアに思い当たるのは黒の剣にいた一人の中年に差し掛かる男性の事であり、妹がいたことも聞いていた。
王都ではチョコスケルトンが他の街と同様に暴れていた、その中を闊歩するバルブロは片手に握ったゴルンノヴァを振るい薙ぎ払いながら衛兵の詰め所を目指していく。
「うむ。今年は勢いよく暴れているな」
並みいる骸骨を粉砕し踏み砕き斬撃耐性を物ともせず、光属性にて尽くを滅殺して道を切り開き我が道を押し通していく様は正に王の往く道を現しているようだった。
「任務御苦労、こいつを牢に放り込んでおけ。ところで骸骨どもは何を狙っているのだ?どうも菓子を狙っている様子はなく別の目的があるようだが?」
詰め所にいた衛兵の一人がサキュロントを受け取り、バルブロの質問に対応し狙っているものを見せる。
「はっ、敵性スケルトンはどうやら輸入したチョコレートを狙っているようです。特に誰かに渡すためのものもしくは渡されたチョコ、材料としてのカカオマス等が狙われているようです。商店は商店で防衛をしているため大きな問題とはなっておりませんが個人での所持している状態が問題を大きくしているようです」
「ふむふむ……よろしい、ならば我がチョコを受け取り囮となろう」
その作戦を聞き比較的最近衛兵として雇用されたロンデスは何言ってんだこいつと思わず顔に出してしまっていた。
そもそもロンデスがこうして詰め所で待機している理由も普通の人間と変わらないからこそ。
バルブロの強さを理解していないことからも来ている。
「チョコは衛兵たちからもらえばよいか。今年の祭りは我がMVPよ。ふはははははは!」
後にチョコスケルトンの山を築き上げマッスルマスキュラーの恰好でマグナムブレイクを行い消し飛ばすバルブロが見られたとかなんとか。
香姫 出展:戦国ランス(ALICEソフトシリーズ)
ルドラサウムの作り出した箱庭にて極東と呼ばれる浮島ジパングの中の一国織田家の当主織田信長の妹君にて経済担当
兄である信長が病弱であるために国を永らえさせることに積極的でなく隠れ蓑として団子屋をしていたのだが主人公であるランスが裏番として国を立て直していくこととなった……ランスがそんなことをしようとしたのが香姫とエッチをするためにそんなことをしようとしたのだがランス自体がお子様に手を出すことをタブーとしていたためにン年後と唾をつけようとしていた為である
基本的に甲斐甲斐しい性格をしており芯の通った性格、また突撃しようとするランスを叱咤して止めるという事もしている
とあるイベントが原因で男性恐怖症になっている
なぜかお団子だけは作成すると虹色の必殺団子になってしまう、ランスクエストでは専用装備として登場する程の威力を誇る
なお団子の毒性は毒耐性を貫通し瀕死に持ち込むほど強力なもの(死亡はしないらしい)
ティアマトの艦長募集
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