魔法少女リリカルなのは 平穏に暮らしたい…   作:aizaki

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フェイトとの出会いが先かと思ったら、こっちの方が先でした…


第四話「街は危険がいっぱい」

野宮彩華です。

あれから一週間が経ちました。

なのはの所持している分のジュエルシードを受け取り、蒐集を行ってから再封印をしました。

プールにあったジュエルシードと学校にあったジュエルシードの2個を封印して、現在7つのジュエルシードを持っています。

海鳴に落ちたジュエルシードは全部で21個だそうなので、今やっと1/3です。

一週間でこの数というのはいいペースだと思います。

 

七つめのジュエルシードから蒐集を行い、四天の魔導書のページは現在210ページ。

不明だった魔法式の復元が始まったようです。

恐らく、21個全てのジュエルシードにこの魔法式が分割して入っているのではないのでしょうか?

どんな魔法式かは復元してみないと解らないのですが…

 

それと同時にユーノへ7つのジュエルシードを渡しました。

中身はすべて吸い出してしまったので、もはや本来の機能は無く、外装だけなのでただの宝石みたいなモノですけどね。

まぁ、本来の機能が必要になった時に修復して機能を取り戻させるかどうか決めましょう。

 

そして翠屋FCの試合を、みんなで応援に行きます。

なのはやアリサ、すずかの応援でみなさんやる気いっぱいでその成果もあり試合に勝ちました。

私はお兄様へタオルを持っていき、お兄様の健闘を称えるのと、みなさん一人一人に試合中によいと思ったところを褒めて労います。

 

勝ったお祝いとして、士郎さんが翠屋にメンバーと私達を招いて食事をごちそうしてくれます。

私達も一緒に外の席で食事をします。

ユーノも同席していましたので、アリサとすずかがユーノを見て

「それにしても、改めて見るとなんかこの子フェレットとはちょっと違わない?」

「そういえばそうかな?動物病院の院長先生も変わった子だって言ってたし」

確かにそうでしょう、フェレットではないのですから

「もしかすると、フェレットではなく他の動物かもしれませんね」

「えっ、そうなの?」

「まぁ、えーと、ちょっと変わったフェレットという事で、ほらユーノ君お手!」

「キュ!」

なのはが話題を遮り、なんとか誤魔化そうと努力するのにユーノが応えて、なのはにお手をします。

「うわぁ可愛い~」

「賢い、賢い~」

アリサもすずかがユーノをなで始めます。

「えらいなぁ~」

二人ともユーノの事が気に入っていて触りますので、暫くするとユーノは揉みくちゃにされ始めます。

 

食事が終わり、士郎さんがメンバーを元気づけて士気を上げます。

「じゃ、みんな解散!!気をつけて帰るんだぞ」

「はい!」

挨拶をして解散した後、なのはははっとした顔をしてゴールキーパーをしていた彼を見ます。

「どうしたの?なのは」

「えっ…ううん、なんでもないよ」

張り詰め過ぎです、ちょっと茶化した方がいいですね

「そうですか、彼は素敵なのでなのはが気になるのは解りますが、横恋慕はあまり感心しませんよ」

「む~、そんなんじゃないの!」

「ごめんごめん」

なのはが何か気になったのようなので、サーチャーを付けて追跡します。

後で確認しましょう。

「はぁ、おもしろかった」

「はい、なのは」

アリサとすずかに揉みくちゃにされてへばっているユーノがなのはの元に帰ります。

「さて、じゃあ私達も解散!!」

「うん、そうだね」

そういえば、アリサとすずかは午後から用事があるのでした。

「そうですね、時間もいい感じですし、私もお兄様と帰ります」

「お、みんなも解散か?」

士郎さんがそのままこちらに来ましたので挨拶をします。

「「「今日はお誘いいただきましてありがとうございました。」」」

「試合、かっこよかったです。」

「みんなも応援に来てくれてありがとうな、帰るなら送って行こうか?」

「いえ、迎えに来てもらいますので大丈夫です!」

「同じく~!」

「私も大丈夫です」

「なのははどうする」

士郎さんの言葉になのはは少し考え、私に念話で相談します。

(あやかちゃん、今日もジュエルシードの探索するんだよね)

(ええ、探索は今日も行いますが、なのはは今日、ゆっくりお休んでください)

(大丈夫、私まだ元気だよ)

(疲れているのが目に見えていますし、私が休む時に動けなくなるのは困ります。今日は休んでください。何かあったら呼びますので)

(うん…わかった…)

「今日は家に帰ってのんびりする!」

「それじゃぁお父さんと一緒に帰るか!」

「うん!」

なのははここ連日のジュエルシード探索で疲れています。今日は休ませた方がいいでしょう。

「「「じゃあね~」」」

 

 

みんなと別れ、お兄様と家に一度帰った後、即座に追跡を始めます。

 

私が彼を見つけたちょうどその時、彼の掌の上にあるジュエルシードをマネージャの彼女が触れ、辺りが光に包まれます。

そのまま光は二人を包みこみ、大きな木となってそびえたちます。

その後、地震が起きたかと思うと、辺り一面のアスファルトが剥がれ、木の根らしきものが地上に現れ、街にのあちこちへ伸びて行きます。

(なのは!ユーノ!)

(あやかちゃん!ジュエルシードだよね?)

(そうです。なのはの気にしてた彼が持っていて、今発動したところです)

(近くに居るのですが、封印できる距離まで近づくのは難しいかもしれません)

 

大きな木の中央に二人はとらわれています。

私はその場所へに向かって進もうとするのですが、蔦に阻まれ近づけません。

蔦を切り払い進もうとしても、すぐに次の蔦が邪魔をします。

その上、私を捕えようとする蔦も迎撃しないといけません。

遠距離からの攻撃と封印なら恐らく問題なく封印できると思うのですが、今の制限下では遠距離砲撃を撃つほどの魔力量を確保する事ができません。

それに、射撃に関しては全く修行をしていないので、命中率にも不安があります。

ですが状況が状況です。制限を解除して遠距離攻撃での解決を試みなければなりません。

(あやかちゃん!大丈夫!私に任せて!)

ビルの上に到達したなのははレイジングハートを長距離砲撃モードに変形させ、攻撃準備に入ります。

私はビルの屋上に居るなのはと木の射線上に蔦が邪魔をしないように移動します。

 

なのはが砲撃をし封印を行うと、光は樹木の中央に吸い込まれ、一際輝くと街に張り巡らされた木の根ごと無くなっていました。

幹の中央に居たふたりはゆっくりと地面に降りて行き地面に横たわりました。

 

私は封印されたジュエルシードを回収し、なのはの許へ向かいます。

なのはの許へ着いた時、なのははすごく悲しそうな顔をしていました。

「色んな人にめいわくかけちゃったね」

「なのは、貴方は何も悪くないのですから、自分を責めてはいけません。」

「私、気が付いていたんだ…あの子が持っているのを…でも、気になったのに何もしなかった」

「それは気が付いていないのと同じなのです。私達は万能ではないですし、魔法の力でも出来ない事はあります。」

「もともとは僕が原因で…なのははそれを手伝ってくれているんだ、なのははちゃんとやってくれている」

「そうです。ですから私達は起きた事を悔やむのではく、反省して次に活かすようにがんばりましょう。」

ジュエルシードをなのはに渡し、家に帰ります。

 

家に帰る途中、壊れた家や盛り上がったアスファルトが目につきます。

これは大震災クラスの被害です。

ジュエルシードはとんでもなく災厄を振りまく石ですね、はやく全部回収しないと

 




参考までにですが
女性の嘘の見分け方というのは表情や身体の動き、目線・身体の動きとかで判断して、話の辻褄はあまり判断に入れていません。
男性の嘘の見分け方というのは話の筋道が通っているか、おかしな処は無いかとか、話の内容で虚実を見分けます。

俗に言われる女のカンというのは、女性の嘘を見分ける方法による蓄積や過去の経験に基づく事が多かったりします。

嘘をつくときの典型ではあるのですが、男性は話の内容を考える。
女性は内容をそうだと信じ込んで、態度に出ないように注意して話をする。

それが故に実は同性より異性の方が嘘は見抜きやすかったりします。
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