魔法少女リリカルなのは 平穏に暮らしたい…   作:aizaki

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久しぶりに書けました。
もうちょっと吟味した方が良かったかなぁ


第十話「彩華の能力」

野宮彩華です。

フェイトとアルフが帰って行ったので私も自宅に戻りアリシアとお話です。

なのはのデバイスであるレイジングハートは修復に丸一日以上かかる様子、暫くジュエルシードの捜索は休止です。

 

アルフに話はしましたが、ちゃんと伝えてくれているのでしょうか…

『大丈夫じゃないかな?問題はお母さんがあやかと会ってくれるかどうかだね』

ですよね、こればっかりは相手の心持次第なのでどうしようも無いのです。

 

とはいえ、ジュエルシードを使おうとするなら必ず壁にぶち当たるので、その時まで待つのでも問題ありません。

 

『そういえば、あやかは私を生き返らせるのにより確実な方法があると言っていたけど、どんな方法なの?』

そういえば、アリシアには話していませんでしたね。

『私の能力…そちらに解りやすくレアスキルとでもしておきましょうか。それには復元/回復/再構成といった事ができますのでそれを使います。』

『???』

アリシアはいまいち解ってないようです。詳しく説明しましょう。

『解りにくかったですね、簡単に言うと場合によっては他人の蘇生も可能な治癒能力にも使える力といったところです』

『それって凄い能力だよ』

『確かにそうなのですが、制限のせいで使いどころが難しいのです。』

『制限?』

『です。自分に使えないこと。使用中は周りが知覚できなくなること、更には全く動けない状態になることですね。』

『そうかなぁ、そんなに使いどころが難しくなるほどじゃないと思うけど』

『確かに話す限りではそうではないと思いますけど、能力の効果が使いどころを難しくしているのですよ』

『使って解った事なのですが、私の能力は対象の時間を巻き戻すといった形で行われています。時間の経過が経てば経つほど、対象物が大きければ大きいほど魔力の消費量が増大します。』

『復元/回復に関しては、対象物を起点として行うので、肉片一つあれば完全に肉体の復元が可能ですが、私の全魔力では成人男性一人を復元できるかどうかくらいです』

『復元すれば蘇生するのならいいのですが、残念な事に人間の生には魂という概念がありまして、肉体と魂が一つになって初めて生きている状態になるのです。』

『死後直後であればまだ魂と肉体の繋がりが残っていますので、繋ぎとめて蘇生させる事が可能なのですが、繋がりが切れてしまっていると私個人の力では結びつける事ができません。』

『魂と肉体の繋がりってどのくらい経ったら切れてしまうのかな?』

アリシアが不安そうに訊ねてきますが、私にも解りません。

『人や状況によりけりなので一概には言えません。ただ直後であれば確実に大丈夫ですが、時間が経てば経つほど可能性が高くなります』

『繋がりが切れてしまった人を生き返らせる事はできないの?』

『再構成の力を使えば可能ですが、その場合はその人に最も近い縁者の魂が必要になります。』

『縁者?』

『アリシアに一番解りやすく言うと、両親であったり兄弟であったりですね』

『ということは、私の場合はお母さんとフェイトの事かな?』

『そうですが、今回の場合で言うとフェイトは除外されてしまいます』

『どうして?』

『フェイトの魂はアリシアの縁者ではなく分霊なので、フェイトの魂を使うとアリシアがフェイトに吸収される形になってしまうのです』

『そうなんだ…』

アリシアが残念そうに言います

『寧ろ喜ぶべき事ですよ、縁者は代償として必要なので、貴方を蘇生させる代わりに死ぬ事になりますから』

私の知る限りの情報を整理すると、恐らくフェイトはアリシアの代わりとして生み出されているのでしょう、アリシア蘇生の贄となるのでしたら、プレシアは是非とも実行すると思います。

『えっ…』

意外な事にアリシアが驚いています。

『当然の話です。私の方法は生きている者が死者を呼び寄せるのではないので、切り換える事しかできないのです』

『私を生き返らせる代わりに死んじゃうの?それはダメだよ!』

アリシアが必死に訴えてきます

ああ、魂を使うという事が死ぬとは同じなのが伝わってなかったのですね。

『ですが、そうしてでも為したい想いというものを持つ人は居るものです』

『だけど…』

わかりますよ、アリシア。自分の為に誰かが犠牲になるというのは許容できないという気持ちは…ですから、アリシアの蘇生させるのにフェイトの魂を使う事ができない方がいいのです。

『方法としてはありますが、私もこの方法で誰かを蘇生させる事は、やりたくありませんので却下です』

『という事は、他にも方法があるの?』

『はい、私が考え得る限り一番確実な方法なのですが、これは厳密に言うと蘇生というより転生と言った方がよいのかもしれません、後はそれをアリシアとプレシアが受け入れられるかどうかです。』

『どういう方法なのかな?』

 

『発想の逆転です。肉体側からの繋ぐアプローチが不可能なら、魂側からアプローチして創ればいいのです。アリシアという存在を生み出すと言った感じでしょうか?詳細に関してはアリシアやプレシアと話をしないと決められないので、まずはプレシアと会うところからですね』

 




次はいよいよ対面ですね
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