魔法少女リリカルなのは 平穏に暮らしたい…   作:aizaki

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本編開始まで続くのでしょうか?



原作開始前
第一話


野宮彩華です。

二年生になりました。

なぜか、クラス委員長に任命されてしまい。

先生のお手伝いをしています。

 

アリサさんやすずかさんは習い事や塾通い、私は合気道と自宅で修練、勉強に関しては自宅学習で充分なので特別に塾は行ってません。

テストに関しては、アリサさんがトップ、私が2番、すずかさん、なのはちゃんの順番です。

確かに全問正解も可能なのですが、トップを取ると目立つので、常に2問程度間違えるようにしています。

 

ただ、毎回アリサさんと答案の見せ合いをするのですが、最近どうもアリサさんの眼が険しいものになる事が多いです。

 

すずかさんの家もアリサさんの家も凄い豪邸でした。

なのはちゃんは家に道場があるくらいの広いおうちですし、みなさん凄いですよね。

私はごく一般の家庭ですので、豪邸なんて滅多に見れるものではありません。

 

すずかさんの家には、お姉さんの忍さん、メイドのノエルさんがいました。

ファリンさんは知らなかったのですが、K・エーアリヒカイトということは彼女も自動人形なのでしょうか?

凄い技術力ですよね

 

両親とお兄様と一緒に海外旅行に行きました。

行先はイギリスのロンドン、大英博物館やグロースター聖堂、ウェストミンスター宮殿。

ウェストミンスター宮殿の鐘はウェストミンスターの鐘と呼ばれる学校の「キンコンカンコーン」で有名な鐘の音です。

 

そんなイギリス旅行の最終日にポートベローのアンティーク・マーケットへ向かった時の事でした。

ポートベローは数あるロンドンの骨董市の中でも最大級で、観光的にも最もメジャーな場所なのです。

茶色いポットのような看板が目印の場所で、ポートベロー通りに沿って延々と店が並んでいるのですが、実はアンティーク関係は半分もなかったりします。

部分的に食料品だったり、日用品(主に安物衣料)を扱っていたり、いろんなものが置いてあるのです。

 

お土産にビンテージ・ジュエリー屋さんで買い物をしてる時、微かに誰かを呼ぶような声が聞こえてきました。

お父様もお母様もお兄様もそんな声は聞こえないとの話でしたが、呼びかける声はその店の石から聞こえてきました。

色は碧、形は菱形で八面体を象った平たい形の宝石がついたペンダント、とても気になったのでお父様へ買って欲しいとお願いして買ってもらいました。

 

その石は古ぼけて傷だらけだったので、能力を使ってみたところ、修復できてとても綺麗になりました。

どうやら私の能力は無機物にも有効みたいです。

 

その夜、夢を見ました。

大きな建物の中に私は立っていました。

中を見まわしていると奥から一人の男が歩いて来ました。

その男は私に向かって

「ようこそお嬢さん、私は貴方のような資質を持つ人を長年待ち続けていた」

「資質?一体何の資質なのですか?」

「魔法を扱う事のできる資質だ」

魔法という言葉を聞いた瞬間、我が耳を疑う。

「魔法?」

「そうだ、魔法だ!貴方はその中でも類稀なる資質がある。」

HGSという超能力があるので、魔法があってもおかしくは無いと思いますが、お父様・お母様、私はどうやら魔法使いになれるそうです。

とってもお断りな話ですけど!

「貴方は何者ですか?」

「私はアルストゥール・レイリス・アルハザード、四天の魔導書の作者にて今は滅びし世界の者」

「貴方の望みは?」

「四天の魔導書を継承し、魔導書を完成させ汝が最高の魔導師となる事を望む」

「お断りします!」

私の人生です。勝手に決めないでください。魔法が飛び交う危ない世界なんて平穏とは程遠いじゃないですか!そんな世界でトップを目指したくありません。

「何故だ?私の呼びかけに汝は応えた、魔法を扱う資質の無き者に我が声は聞こえぬ、さらに壊れ朽ちかけていた我を汝は直したではないか!そのような者が何故断る!?」

………という事はあの碧の宝石のついたペンダントがこの人なんですね…

「如何にも、正確には我は汝が直したデバイス[アルストゥール]レイリス・アルハザードが作りし四天の魔導書を管理し、継承する者を見つける命を受けたもの」

どうやら考えている内容も相手に伝わるようです。

確かに魔法が使えるようになってみたいという願望が無いわけではないのですが、それに人生を賭ける気は全くありません。

「ならば話は早い、素質の覚醒を行おう」

そう男が言い、私に手を伸ばして来ました。

人の話を聞きなさい。余計なお世話です、私には必要無いのです!

私はその男の手を払いのける為に男の手を取り、組み伏せようとしましたが、男の手は掴めずにすり抜けてしまいました。

男はそのまま私の心臓の位置に手を差し込み何やらつぶやきます。

その瞬間、私の全身に激痛が走ります。

全身の血管に無理やり異物を流し込まれ、全身の毛穴から何かが噴き出す

「ああああああ~~~~~」

絶叫を上げ、痛みに耐え、なんとか意識を保っていると、一瞬痛みが引いたかと思うと

今度はは逆に全身から心臓目がけ何かを抜き取られる感覚が襲ってきます。

「------------------------」

私は声にならない絶叫をあげ、自分の胸から光の玉らしきものが取りだされるのを見た直後、気を失いました。

 

 

素晴らしい!

この少女の素質はここまでとは!

誰よりも大きな魔力に加え、五大元素変換資質まで持っている。

吸い上げた彼女の魔力は四天の魔導書に供給し、使い手として充分すぎる存在だ。

これで私の念願が叶う!

これだけの資質の者はもはや見つからないだろう。

逃げられないように強制の魔法で縛っておいた方が良いだろう。

4つに分けた魔導書はもはや喪われてしまったが、後世に偉大な魔法を伝える為にこの書を完成させる。

少女よ力を貸してもらうぞ

 

 

翌朝、ホテルで目覚めると凄まじい倦怠感があり、身体への力が入らず少々ふらついてしまいました。

修復・回復の力を使った時でさえ、ここまでになる事は無かったです。

お母様は「はしゃいで疲れちゃったのね、後は帰るだけだから」とか言っていましたが、これは絶対に違う!

そして、昨晩の夢の事を話そうとしたのですが、なぜか声が出せません。

それ以外の事は普通に喋れるのですが、昨晩の夢の事を意識すると何故か声が出なくなるのです。

ペンダントを壊そうと何かに叩きつけようとしても手からペンダントが離れなかったり、軽く投げる動作になったり

錐とかで壊そうとしても、硬いシールドが展開されて攻撃を阻むのです。

おのれ、アルストゥール!

 




この時期から魔導師としての修行も始めます。
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