魔法少女リリカルなのは 平穏に暮らしたい…   作:aizaki

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キャラクターを掘り下げると原作開始する前に書く事が多いです。



第二話

野宮彩華です。

旅行から帰ってきました。

 

アリサには火のイメージの赤のスピネル

すずかには水と月のイメージでブルームーンストーン

なのはには太陽のイメージで黄色の琥珀

のストラップをあげました。

私はターコイズです。

 

旅行先で手にしたアルストゥールは何故か捨てようとしたり外したまま遠くに行こうとしたりする事ができません。

害が無ければ問題ないのですが、今も尚凄い勢いで私の魔力を吸収し続けているので、正直堪りません。

吸いつくすと吸収を止めるのですが、吸いつくされた時の倦怠感がとても酷いです。

体力が無くなる訳ではないので行動するのに問題ないのですが、気力が無くなるといった感じなのでしょうか?

とにかく好き放題吸われ続けないように魔力制御を特訓した結果、吸われる量を少なくできるようになりました。

そしたら今度こやつ、魔力のギブスをしかけて来やがった。

しかも吸収は続けたままで…

 

「あやかちゃん?」

なのはの声で現実に戻る

「大丈夫?ぼーっとしてたけど?」

「大丈夫だよなのは、ちょっと考え事してただけだから」

「旅行から帰ってきてから、考え事が多くなってるけど何か悩む事でもあるの?」

「確かにそうだよね、前は全然そんなこと無かったけど、最近ほんとに多いもん」

アリサとすずかも心配そうに聞いてくる。

ホントはコイツのせいなんだ!と叫びたいところなのだが、声に出す事ができない。

今の私は魔力吸収に対する制御、魔力ギブスに対する魔力量の配分、そして会話に意識を割いている状態。

はっきり言ってキツイ

「え・・・うん・・・あー」

どう言えば奴の禁則事項に引っかからないのだろう?

「うん、悩み事はあるよ」

悩み事がある事は言える

「やっぱりあったんだ、話してみなさいよ」

アリサが急かしてくる

「旅行の時に…」

そのあとが続けれられない、声が出せない。

「旅行の時に何かあったのかな?」

すずかが聞いてくるが、声が出せないし、首を縦に振ることもできない。

悔しくて、涙が出てきた…

「あやかちゃん?」

なのはが心配そうに見つめる。

「ご…ごめん、言いたいんだけど、言えない…本当にごめん…」

「そう、ならしょうがないわ、ただこれだけは教えて、あやかの抱えてる悩みは私達で解決できる事?」

アリサの言葉に私は首を振る。

「そっか…それじゃぁ、言えるようになったら教えなさいよ」

「うん、ありがとうみんな」

 

「それで話の続きだけど、もうすぐあやかの誕生日だけど、誕生日会もちろんやるんでしょ?」

「あやかちゃんの誕生日って再来週の水曜日だよね?」

そうなのです。私の誕生日は12月15日、再来週の水曜日なのです。

「ん~、ケーキは桃子さんにお願いしているので、あとは場所とかですよね、お母様は特に何も言って無いみたいなので、たぶん自宅でやる事になると思うのですが…」

「あやかちゃんのお誕生日会は翠屋でやるっておかーさんが言ってたよ?」

なのはが場所について教えてくれる。

去年も一昨年も私の誕生日はなのはの家族も一緒に私の家でお祝いをしたので、てっきり今年も自宅だと思っていたのですが、確かにそこにアリサとすずかが参加する事になるとかなり狭い。

確かに翠屋でやれるならそれがいいのだろうけど…

「了解、それじゃぁその方向で考えておいて、正式にはお母様に確認してからみんなに連絡しますから」

私の知らない話だけど、なのはと桃子さんがそう言っているなら恐らく事実なのだろう。

「了解、それじゃまたね~」

「またね~」

 

家に帰り、夕飯時にお母様へ確認したところ

「あら、なのはちゃんから聞いちゃったのね、あやかを驚かせようと思ってたのに残念」

どうやら、本当に私の誕生日会は翠屋でやるみたいなので、その晩みんなにお誕生日会の招待メールを送信しました。




次は誕生日会前日の話です。
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