魔法少女リリカルなのは 平穏に暮らしたい…   作:aizaki

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書きたい事が増えてるので、分割して話を書くことに


第四話

第四話

 

誕生日当日

 

今日も学校です。

 

朝早く目覚めましたので、今日はなのはちゃんの家で、恭也さんと美由希さんの稽古を見学しようと思います。

槍を使い始めてから知った事なのですが、槍を扱う者は、実は剣にも長けてなくてはならないのです。

ただ、槍術は基礎となる棒術や杖術の型をやっている最中で、まだまだ戦えるレベルには程遠いので、そんなに急ぐ必要は無いと思ってます。

それに合気道にも剣術はあるので、まずはそれをきっちり身につけてからですね

 

制服に着替え、髪を編み、眼鏡をかけて鏡を見て確認

そうしてから階段を下りリビングへ向かいます。

リビングには既に起きてご飯を作っているお母様が迎えてくれます。

「おはようございます。お母様」

「早いわね、今日はなのはちゃんのところで練習?」

「はい、今日は軽くですけど」

「すぐにご飯の準備ができるから食べていきなさい」

そういって、お母様はテーブルに朝食を並べ始めました

「いただきます」

 

 

 

 

 

入り口で礼をして道場に入ります。

「おはようございます」

「「「おはよう、彩華ちゃん」」」

既に道場にいる士郎さんたちに挨拶をしてから、自分の身長くらいの棒を使って型の練習を始めます。

しばらく練習していると、恭也さんと美由希さんが組み手を行いますのでそれを見学するというのが基本的な流れです。

御神の剣は古流剣術であり、とらいあんぐるハートの世界でもかなりのもので、神速なんてとてもじゃないですが、人間の技とは思えません。

それを除いても、古流剣術を知るのは大きな力になります。

《柔を極めるには古流を学べ》というは柔道の話ですが、かの嘉納治五郎先生も《行き詰まったら古流に学べ》といっています。

これは武術全般にいえる話だと思うのです。

そもそも稽古とは古を稽(かんがえる)という意味ですし…

アルスに撮影をお願いし、私は同じ動きを自分が動いてるように想像します。

あとで実際に身体を動かしながらやってみましょう。

 

私の予想では、美由希さんを相手に耐えるだけならそこそこ持たせられるかもしれませんが、フェイントを見極められずに負けるのではないかと思います。

合気の先生に型は完璧だとお墨付きをいただいておりますが、実戦経験が全くないので現時点では相手に合わせることしかできないので、虚実が入り混じってた攻撃に対応できるでしょうか?

ただ、魔力ギブスを外した身体強化全力で挑めば初回だけならいい線行けるでしょうが、それでは身体能力に甘える事になり、私の目指す処には辿り着けません

そう考えていたら、組み手が終わったようです。

 

「美由希さん、ちょっとよろしいでしょうか?」

「何かしら彩華ちゃん?」

「お手合わせをお願いしたいのです」

私のお願いに美由希さんは驚いた顔をして

「大丈夫なの?彩華ちゃん」

「眼鏡を外さなければ、大丈夫だと思います。」

私は眼鏡を外して、外を歩く事ができません。

この眼鏡は伊達なので、視力的には何の問題も無いのですが、眼鏡をかけずに外に出ると、身体が震え足が前に出なくなります。

それでも前に出ようとすると、今度は強烈な吐き気に襲われて動けないのです。

ただ、家の中は大丈夫なのと、なのはちゃんの家でも大丈夫になったのですが、道場ではダメでした。

外して暫くすると身体が震えだし、士郎さんと向かい合ったら、膝がガグついて構えるどころではありませんでした。

お医者様は心理的なものとおっしゃっていましたが、どうすればいいのか全く解りません。

原因として思い当たるのはあの事しかないのですが、他人に話せるくらい割り切ってますし…

 

「武器は?棒を使う?」

「いえ、自分がどれだけできるか知りたいので、無手でやります。」

そう話し合いながら、道場の中央にお互い行きます。

そしてお互いに礼をして構えます。

一重身の構えを取り、右手を鼻先の位置へ、美由希さんを中心にその周りをといった形で全体的に捉えます。

合図は無し、礼をして構えたら既に戦いは始まっているのです。

 

張り詰めた空気と静寂が道場を包みます。

美由希さん相手に自分の身を護る事ができるでしょうか?

間合いを見切り損なえば、そこから押し切られます。

美由希さんの攻撃をなんとか回避し続けます。

暫くは大丈夫でしたが、徐々に追い詰められていきます。

そうして、詰んだなと思った次の一瞬に、気が付くと美由希さんを一教で抑え込んでいました。

「だ…大丈夫ですか?」

慌てて美由希さんから離れる。

「お見事だよ、彩華ちゃん」

「ありがとうございます。立てますか?」

「大丈夫だよ」

そういって美由希さんは起き上がります。

 

 

 

これは驚いた、入りから技に至るまでの流れに無駄がなく、自然な流れで決まっている。

技もさることながら、もっとも目を見張ったのは最後の瞬間だ、入身のスピードが速く、消えるように美由希の死角に移動し、腕を取りそのまま技に入っている。

「父さん、今のは…?」

恭也も気になったらしく、聞いてくるが本人に聞いてみない事には、なんとも言えない状態だ

「彩華ちゃん、お見事。今のは凄かったね、どうやったんだい?」

「私もよくわからないんです、気が付いたら抑え込んでいましたので…私何かしたんですか?」」

「瞬間移動したような速度で動いたように見えたから、どうやったのか興味があってね」

その事を聞き、彩華ちゃんは驚いた顔をして

「えっ…?そうなんですか?そんなに速かったのですか?」

聞き返してくるくらいだから本当に解らないのだろう。

「そうか…そろそろ時間だから、準備して行きなさい。気をつけてね」

「はい!ありがとうございました。」

 




戦いの描写は経験者でないと難しいので、あまり詳細には書けませんね…
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