現役生活二十六年。疲れたので、バ美肉して野球解説系Vtuber始めます   作:義藤菊輝@惰眠を貪るの回?

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 朝比奈さん要望のウィングス回です!
 お納めください。


8/4(火)【苦手なのは】カーブは打ててチェンジは打てない叔父を嘲笑う【来ない系】

 8/4(火)洋美のチャンネル

 #敷島洋美 #洋美のプレイボール #HPBでNPB

【苦手なのは】カーブは打ててチェンジは打てない叔父を嘲笑う【来ない系】

 

「さて、先週日曜までのダイジェストはこんなものですわね。主に言えることは、北九州は1〜2点差の試合をしっかりものにすることができている。ということですわ」

 

 試合前のダイジェストとして出していたのは、鷹の守護神である真原選手が右肩の不調で登録抹消されたことにより出場し始めた助っ人クローザーであるスコット・デニスが大車輪の活躍をしている。

 160に迫るスピードボールに合わせて縦に動く変化球。カーブ、縦のスライダー、フォークにチェンジアップと、これまでセットアッパーを務めていた彼の活躍により、少ない点差での勝利が明確に増え、確実に勝利数を積み上げている。

 

 コメント:レッズとかにいた時から時々抑えに回ってたけど

 コメント:埼玉時代にセットアッパーに転換してから長いからな

 コメント:けどうまくいけば両リーグで30セーブだろ?

 コメント:もう14セーブだしな

 

「それに比べて列島でいえばヘルスが追い上げてきましたわね。流石は去年の日本一」

 

 対するヘルスはどう説明すれば良いか分からない感じだ。

 一つ言えるのは、勝つときは点差をつけて勝ち、負ける時は点が入らない。という勝ち負けの差がはっきりしているのが実情だろう。ただ、トップ2がこの一週間で負け越しているのもあって、一位の東栄に対して2ゲーム差の三位につけている。

 

 コメント:やっぱ徹仁?

 コメント:3戦で4本だろ

 

「山田選手の凄いところはこの6試合で5本塁打6盗塁ということですわ。今シーズンのホームラン数は21。盗塁数は27ですので、ひさしぶりに3割30本30盗塁のトリプルスリーを見れそうですわね」

 

 一・二番の畑川と赤木によって塁を埋め、三・四番の山田と山端の山山コンビが返す。一番から三番まで足があり、チーム盗塁数がリーグトップ。打線が振るわなければダメだが、三人のうち誰かが出れば得点を挙げられる。6試合中半分の3試合で初回から得点しているのが全てだろう。

 

「それに比べて泥沼と化している最下位争いの中報とレッズですわ。良いところがない。それ以上の言葉はありませんの」

 

 オールスター前は中報がかろうじて上だったが、今は最下位にいる。点はやらんが取りもせん。なんて状態で、ホームラン数は12球団で最下位。列島の最下位である畿通はリーグ2位のホームラン数で最下位なのでさらに目も当てられないのだが。

 

「さあ、ダイジェストというか、講評はこのくらいにして、本日の試合に移りましょうか」

 

 コメント:おお!

 コメント:今日は予告ないからな

 コメント:タイトルにもないし

 

「本日お送りする試合は、昨日のラジオ配信の後朝比奈さんの方からして欲しい。と頼まれたこともあり、盛岡生命パークにてウィングス主催、対埼玉ホワイトウルフズ戦をお送りいたしますわ」

 

 コメント:きたー!

 コメント:ウィングス!

 ○朝比奈クル:よろしくお願いしまーす

 コメント:あれか? 高本だからか?

 

「本日の予告先発はウルフズが浜辺。対するウィングスが高本と両チームエース同士が真っ向から戦う形ですわ」

 

 ウルフズの浜辺は、入団当初から活躍しており、デビューイヤーから二桁勝利を積み上げている投手。

 ストレートだけでカウントを整えられるほど質が良く、また学生時代から磨いているスライダーのキレも良い。縦にガッツリと落ちてくるカーブとチェンジアップにより緩急の使い方も上手い投手で、個人的には技巧派な気がする投手だ。なお、背番号は11である。

 

「さて、それでは本日のタイトルにしている、カーブは打ててチェンジは打てない叔父を嘲笑う。という内容について触れていきましょうか」

 

 コメント:気になる

 コメント:あいつ打てないの?

 コメント:なんで打てんのや

 

「えー。知っての通りワテクシの叔父である津路嶌はですね、通算安打が3200本超え。打率が3割2分2厘と良い成績を残し、アホみたくばかすかとホームランを打ちに打ったことで980本を超える数量産しておりますわ」

 

 ちなみに、シーズン最低は畿通に移籍した一年目の13本。30手前の年だ。そして、最高記録はその10年後のプロ21年目のシーズン。何が起きたのかわからないが終わってみれば57本もホームランを打っていた。

 

「叔父の打者成績を分析したサイトがありましたので見てみましたが、面白いですわね。本当に流す方向に打ってばっかりでしたわよ」

 

 打球の方向がどこに行ったのかをまとめた表ではセンターからライト側にかけてが5割ほど。レフト方面には2割ほどしか飛んでいない。残りの2割は二遊間に集中していて、ファーストとサードの方向はあまり飛んでいない。というか、ゴロ性の当たりが少ないのが特徴だと挙げられていた。

 

 それでですね、ワテクシ考えましたの。そう言って私が配信画面に映したのは変化球の種類分布。

 速球系として4シーム、2シーム、ムービング、カット、シュート、スライダー。

 緩急系としてカーブ、チェンジアップ、パーム、ナックル。

 落ちる系としてフォーク、ドロップ、チェンジアップ、スプリット、シンカー。

 

「この中で、ストレート。つまりは4シームですが、それと組み合わせた時に打ちやすい球は何であるか。という話ですわ」

 

 コメント:速球系は行けるのか

 コメント:チェンジアップ二つある

 コメント:カーブとドロップカーブは違うの?

 

「先にカーブの違いですわね。基本的にカーブは縦に落ちるのですが、フォークという変化球が確立されるまで、基本的に落ちる球はカーブでしたの。それも指先を使うことでトップスピンを生み出し、落とすことに特化したカーブが使われておりました」

 

 軌道が似てるからって海外なんかじゃ12 to 6なんて呼ばれ方もあるしね。投げ方としては似ているけれども、中身としては大きく異なっているのがカーブとドロップの違いだ。

 

「まあ、それはチェンジアップにも言えてしまいますわ」

 

 チェンジアップには二つ種類があって、それが何度も言っているように落ちる系と来ない系。遅いフォークかスローボールとでも考えれば良い。

 人によって握り方が異なり、2種類のチェンジアップを使える選手も少なからず居る。

 有名なのはサークルチェンジと呼ばれるオッケーサインで投げるタイプ。あとはチョキの手で投げる形もあれば、中指と薬指でフォークの握りをするタイプも存在する。

 

「落ちる系の球。チェンジアップに関わらずですが案外簡単なもので、来るとわかっていれば打ててしまうものですわ。それに、落ちる系の球の使い方は、ストライクゾーンからボールゾーンへの使い方が基本ですの。ですので球の軌道が低いなと感じればいつでも止めれるようにするのも手ですの」

 

 コメント:そんな簡単にできるか。

 コメント:それができたら……

 コメント:夏が終わるの、もうちょい後だったかな……

 

「ただ、来ない系のチェンジアップ。わかってても打てないんですわよね……。ワテクシの変化球別安打数、チェンジアップだけ安打数低いんですわよね……」

 

 あ、津路嶌に対しての発言なのに、ワテクシの。って言ってしまった。流れるように口にしてしまったからかはわからないが、失言に対する言及が起きていないので、そのまま行こう。

 

「あの人、デビュー一年目の高本選手と対戦した時、珍しくシーズン通してホームランを一本も打ててないんですわよ? あれほど世間からルーキーキラー。とか呼ばれてるのに」

 

 コメント:そうなの?

 コメント:ルーキーキラーw

 コメント:トンパさんじゃん

 

「そんなわけで、晩年の津路嶌にとって天敵だった高本選手のピッチングが期待ですわよ」

 

 

 

 

 

 ◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

       123456789 計

 ウルフズ  0000001   1

 ウィングス 200020    4

 

「ここまで調子良く0点で抑えてきた高本選手が捕まりましたわね」

 

 初回、六番の石峰がタイムリーツーベースを上げて2点を挙げると、快投を見せるエースに呼応する形で5回にも一番の聖石諒(ひじりいし まこと)が追加の2点を挙げる。

 

「甘く入ったフォークを打たれましたわね」

 

 7回に入ってからというもの、高本のリズムが狂う。

 一人、二人と打者を討ち取るもののボール球が増え、二者連続フォアボールの後に単打で一点を許した。

 

「試合の前に話していましたが、フォークというのはアウトコースのバットの届く距離から、バットが届かないボールゾーンへ落とすのが基本的な使い方ですわ。明確に三振を取りに行くことが多い彼なら特にそういう使い方が多い」

 

 しかし、逆にいうと落ちなければストライクゾーンに来る半速球。パワーのある選手でなくても外野へ飛ばすことができてしまう。

 

「次は三番の深村選手ですわ。身体能力が高く遠くまで飛ばせる上に、ファーストストライクをしっかりと狙い仕留められる良い選手……。一球目のスライダーは見逃しましたわね」

 

 コメント:この時点で何待ちかわかる?

 コメント:狙ってんのかな

    スーパーチャット

    ¥500

 お嬢なら何狙う? チェンジアップはダメならスライダー?

 

「えっと? 何狙いか? んー。ワテクシならフォークですわね。先ほど甘くなったフォークですが、完全に落ちたフォークを打たれればかなり痛手ですわ」

 

 アウトのスライダーと来て次はインコースのストレート。二球ともボールになっている。

 リードする場合はアウトコースにストレート、チェンジアップと続け、インコースの低めにフォークを投げさせる。良くて三振。無理でもサードゴロでゲッツーを十二分に狙える。

 

「良いストレートとチェンジアップがあるので、深村選手の膝下に球を入れれば最高ですわね」

 

 三振やゲッツーじゃなくても良い。そんなふうに捕手の志麻選手が考えれれば、ここでアウトコースにカーブという手もある。少なくとも長打は起きにくいだろう。

 

 高本選手がセットモーションにつき、腕を振る。コースはアウト。私の予想とは違うコースではあるが、そこに来たのはストレート。

 

「うわ! 飛んだ!!」

 

 掬い上げるような形でバットを出した深村の打球は、盛岡の夜空を飛んでゆく。

 

 コメント:あっ

 コメント:ストレートか

 コメント:やばぁ

 コメント:お嬢外したな

 

「志麻選手が日和ましたね。アウトコースという考えは良かったと思いますが、そうするならカーブかスライダーで外に逃すイメージにしないと。インローフォークじゃないとすればアウトローのカーブなのに」

 

 落ちないことを恐れたのか、ストレートを要求した志麻だが、本塁上で呆然としている。

 打たれる時は打たれるとはいえ、半ば逃げた球を痛打されるのは非常に良くない。

 

「ピッチャー交代もやむなしですわ。これで4対4の同点。試合を作れなかった浜辺選手の負けは消えましたが、同時に高本選手の勝ちも消えますの。……あら、今日も木山君ですか」

 

 高本の代わりに出てきたのはウィングス一筋のリリーフ、木山浩一(きやま こういち)。ストレートとスライダーに特化しながらシュートやカットのような幅の違う球を織り交ぜて投げる軟投派の投手。

 

「良くもまあこれだけ試合に出て毎年成績残せますわね。体が丈夫とかそういうレベルじゃないような気がしますのよ」

 

 木山選手は去年までの5年間連続で40試合に出場。うち2年は50試合に登板しているものの大きな怪我はなく、非常にタフな選手。

 

「さて、一度逃げた志麻選手がどうリードするのか、高みの見物と行きましょう」

 

 

 

 

 

 ◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

「おおー! 落ちる? 落ちる? 落ちましたわ!!」

 

 8回の裏。先発の浜辺から継投策に出たウルフズは、一回につき一人ずつリリーフを登板させ、龍田益治(たつだ ますじ)が四人目の投手として登板していた。

 先頭打者はライトフライ。続いてセカンドゴロとリズム良く試合を運んでいた龍田だったが、9回の攻撃へ流れを持っていくために重要な三人目、郷東(ごうとう)に対してデッドボールを与えてしまい出塁を許すと、ウィングスの7番、升田慎太(ますだ しんた)への初球で盗塁を許す。

 

 コメント:左だと打てんからな

 コメント:龍田が右で助かった

 コメント:これで豊松が出て終わりだ

    朝比奈クル

    ¥300

 勝ったな。風呂入ってくる

 コメント:勝ったな。

 

「朝比奈さん。フラグになりますわよそれは。あと、朝比奈さんのお風呂に興奮した人たちは全員乱闘ですのでそのつもりで」

 

 コメント:チガサワギマスワ

 コメント:厳しい

 コメント:ならお嬢の風呂を!!

 

「これ以上言及するとダメそうなのでこの辺で。龍田選手のカーブを綺麗に外野へ飛ばしましたわね。左中間を破ったことで二塁にいた郷東選手が生還で勝ち越し。続く志麻選手はサードゴロのため攻守交代。ウルフズの最後の攻撃ですわ」

 

 コメントにあるように、9回表のマウンドに出てくるのはウィングスの守護神であるクローザーの豊松樹(とよまつ いつき)

 確かカット、カーブ、縦のスライダーが持ち球だったはず。あとチェンジアップ……。こいつもチェンジアップ持ってんのか……。私が最後の方打率下がったのって、頭の中にチェンジアップがあったからか?

 

「スライダーの切れ味すごいですわね。彼、6球で2三振ですわよ」

 

 あー。どんな球筋なんだろ。誰に似てるかな。

 水走の縦スラとかと似た軌道なのか、それともカーブ寄りのスラーブのようなものなのか。少なくともスライダーはフォークやスプリットに比べ、挟まない分失投が少ない。

 

「最後のバッターはライトフライ。危なげなく抑えたウィングスの勝利ですわ。埼玉ホワイトウルフズ対東日本スピードウィングスの試合は、4対5という形でホームのウィングスが勝ちましたわ」

 

 ここで最近しているアンケート。コメント欄でどの選手が一番活躍をしたかを集める。

 

 コメント:高本!!

 コメント:石峰だろ!

 コメント:諒は偉大だ!!

 コメント:升田か郷東じゃね?

 

 やはり勝ったチームの得点を挙げた選手たちに目が行くのか、コメント欄はウィングスの選手名で埋まっていく。まあそうなっても仕方ない。

 

「ワテクシ的には勝ち越しの起点になった郷東選手がMVPですわね。数少ないチャンスを物にするため、得点圏に行くには盗塁しかなかったわけですが、そこをしっかりと決めれたのは大きいと思いますの。現在はめちゃくちゃに足が速いというわけではないですもの」

 

 コメント:移籍前は速かったな

 コメント:青空戦士だもんな

 

「スカイブルーズから移籍してからは年々盗塁数が減っていましたが、今年は成功率も良いですし、起点になれる人がしっかりと役目を果たせた。ウィングスとしても次につながると思いますわ。盗塁によるチャンス拡大はどのチームにとっても必要なことですもの」

 

 さて、今日の配信はこのくらいでやめるとしよう。試合前から配信してるのもあって、もう4時間近く配信している。

 

「翼党の皆様はこれからお酒でも嗜まれるのでしょうかね? 楽しんでください。それじゃあ本日の配信はこれまでといたしますわ。皆様ごきげんよう」

 

 コメント:ごきげんよう

 コメント:お疲れ様でーす

 コメント:またねお嬢

 コメント:バイバーイ




 明日から24日くらいまで更新できません。
 すまねぇ。許せっ!!

プロ野球関係なく、初心者向け的な野球の話を読んでみたい?

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