妖精と白兎の愛育日記   作:護人ベリアス

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さーて今回はリューさんの料理回の第一弾ですよ!(え?)


焦がす想いと焦げる食材

『豊穣の女主人』閉店後のこと。

 

 シルとの話に決着を付けた私は改めて退院したことを同僚達に伝えることができた。

 

 …以前の私とベルをみんながお見舞いしてきてくれた時に垣間見えた私とシルの間に生まれかけた亀裂のお陰でアーニャを除いて同僚達は異様なまでによそよそしかった。

 

 …これは正直私の責任と言わざるを得ないかもしれない。

 

 なぜなら同僚達の目から見れば、明らかに私のベルへの態度が豹変したように見えるからだ。

 

 だがシルの気遣いはそのよそよそしさを吹き飛ばしてくれた。

 

 シルはこれまで通り(?)私に抱き着き、私達の距離感が変わっていないことを明確に示してくれたのだ。

 

 その気遣いに私は感謝せずにはいられない。

 

 よってその感謝の証として私なりに行動で示そうと思った。

 

 それは別に大したことはない。

 

 これまではシルに抱き着かれて振り回され顔をスリスリされたりと、されるがままだった。

 

 それがシルが私とシルの関係が一方的なもので友人関係として違和感を抱いていた理由かもしれないと思った。

 

 シルが私との距離を縮めようと求めてくれるなら、私もまた積極的にシルとの距離を縮めるべきだと思った。

 

 そうやって互いの温もりを交換して。

 

 そうやって互いの友情を確かめ合う。

 

 ベルの時と大差はない。

 

 ベルもシルも私の温もりことを求めてくれるならば、私もまたベルとシルの温もり求めよう、と。

 

 そう考えた結果私は抱き着いてくるシルの腰に手を添え、抱き寄せてみることにした。

 

 そうすればシルとの距離がさらに縮まるのでは?と思ったから。

 

 ベルにも同じことをしたから問題ないだろうと私は思った。

 

 …だが周囲の反応はなぜか問題なくはいかなかった。

 

 相変わらず状況を把握できていない様子のアーニャはともかく…ポカンと言葉を失うルノアに何かブツブツと呟き始めたクロエ。他の同僚達も妙に騒めいていた。

 

 そして当のシルはなぜか唐突に鼻血を吹き出し出す始末。

 

 …シルが鼻血を出すという異常事態に私は恐ろしい失敗を犯してしまったのではと動揺の極みに陥った。

 

 だがシルは塵紙を鼻に詰めながらなぜか幸せそうに満面の笑みを浮かべてお礼まで言い出すものだから私は尚のこと状況を把握できなかった。

 

 …結局シルと私の距離感が変わっていないことを示せたというよりは状況が混乱して暗くよそよそしい雰囲気が吹き飛んでしまっただけというべきかもしれない。

 

 そんな滅茶苦茶な退院報告を済ました後、私はシルの要望によりシルの付き添いの元ミア母さんと話をしていた。

 

 場所は閉店後で使い手の普段ならいない厨房。

 

 その目的はベルと仲直りするために手料理を振る舞おうというシルの提案を実践することであった。

 

 

 

 ⭐︎

 

 

 

「なるほど?坊主のために手料理を振る舞いたいからアタシに料理を教わりたいって?」

 

「その通りです。お頼みできないでしょうか?」

 

「それで…シルは何で一緒にいるんだい?」

 

「んーリューの付き添いかな?」

 

 一通り私が話をした後ミア母さんは再確認にそう尋ねてくると共にちゃっかり隣でニコニコしているシルにも問いかける。

 

 そしてミア母さんは私とシルの答えを聞いた後、何やら少し考え込んでいる様子なので私は事情を重ねて伝えた。

 

「その…実はベルと仲違いをしてしまって…なのでシルの提案で手料理を振る舞おうという結論に至りました。なのでそのベルに振る舞うのに相応しい料理が知りたく…」

 

「坊主に振る舞う料理ねぇ…あの大食漢でも満足できる料理…」

 

「…ベルは大食漢なのですか?食は細いと勝手に思っていたのですが…」

 

「うん。初めて『豊穣の女主人』に来た時からそう言ってたからリューが一杯料理を振る舞ってあげるとベルさんは喜んでくれると思うなー」

 

 ベルはたくさん食べるのが好き…

 

 確かにベルは未だ成長期。量を食べる方が好きなのは理解できるし、第一に男性は山のように食べるのをよく見かける。ならベルもそうなのだろう、と思った。

 

 …ただ料理があまり上手ではない私がそんなに大量の料理、即ち多くの品目を作れるのかすぐに不安を抱く。

 

 そしてそんな私を他所にシルは付け加えた。

 

「あとこれまで私が作ってたベルさんの弁当もリューがやったほうがいいんじゃない?」

 

「確かに…当然その通りです」

 

「…あの坊主シルの料理をずっとダンジョンで食ってたとか言うのかい…」

 

「…リューもミアお母さんもどうしてそんなに複雑そうな表情なのかな?まるで私がベルさんの弁当を作ってたのがおかしいと言わんばかりな気がするのは気のせい?」

 

 シルの口から出た『ベルさんの弁当』という言葉に私もミア母さんも非常に複雑な表情を浮かべる他ない。

 

 それにシルはジト目で私とミア母さんを睨む。

 

 あの…何とも言えない…いや、滋養強壮にはいい想像を絶する味の弁当をベルは…

 

 やはり私が料理をできなくならなければベルの胃袋にはいつか穴が空く…

 

 そうシルに失礼だと理解しながらも結論を出した私はミア母さんに料理を教わる決意を強めていく。

 

 一方のミア母さんはシルから視線を背けつつも呟いた。

 

「リューの事情は分かったとしても…最近あんたには厨房を頼んでなかったからねぇ…まず教えられる料理の幅を考えるためにも一人で最初はやってもらおうかねぇ?」

 

「えっと…ミアお母さん?そんなことして大丈夫なの?その…厨房が…」

 

「ちょ…シル?それは一体どういう意味ですか?まるで私が料理ができないかのような…」

 

「だってリューできないでしょ?まぁ最後にリューが料理するの見たのは結構前だけどさ」

 

「なっ…私だってやる時はやります!ベッ…ベルのためなら私はどんな苦難でも乗り越える覚悟なんですから!そもそもシルだって私と同じように料理ができないはずです!」

 

「何言ってるのリュー!私は料理でき…!」

 

 サラリと私に厨房を任せると心配かのようなことを言うシルに私は思わず反論した結果、段々と私とシルの口論に発展していく。

 

 が、次の瞬間に木がミシミシと鳴る音に届いた怒号がその口論を即座に打ち辞めにさせた。

 

 

「ごちゃごちゃうるさいねぇ!リューもシルもあたしから見れば、どっちも料理ができないポンコツさ!喚いてる暇があるならまずは実力を見せてみな!」

 

 

「「はっ…はい…」」

 

 …こうして私はひとまずミア母さんの言う通り一人で料理をしてみることになった。

 

 だが…

 

 

「ちょ…!リュー!?まな板が真っ二つになってる!?」

 

「もうちょいナイフの力加減を考えな!?モンスターみたいに一刀両断すればいいってものじゃないんだよ!?」

 

「…くっ…」

 

 

「きゃあああ!?!?リュー!?火が強すぎ!?強すぎ!?」

 

「何やってんだい!?!?厨房を焼き払う気かい!?」

 

「…くぅぅ…」

 

 

「ちょっ…シル!?あなたは何を加えているのですか!?」

 

「え?だってリューの黒焦げの苦味をより生かすために隠し味を加えた方がいいかなーって」

 

「他人のミスのカバーよりもあんたは自分がミスしないようにしな!?バカ娘!?ただでさえ黒焦げなのを劇物に変えて悪化させて一体どうするんだい!?」

 

 

 真っ二つになったまな板。

 

 元が何だったかを想像させることもできない黒い炭。

 

 鍋に水分を失ってこびりつくスープの成れの果て。

 

 黒煙が充満する厨房。

 

 顔を真っ黒にした私。

 

 へし折れた木のヘラ。…いや、これは私の責任ではないが…

 

 目の前に残されているのは比較的難易度が低い『はず』の雑炊であった。

 

 だが…目の前にあるのは黒い物体がいくつかのみ。雑炊に存在するはずの水分は今私の周りを蒸気として漂っている…のだろう。

 

「…何をどうやったらこうなるんだい…」

 

「ほんとそうだよ。私でもこんなことには…」

 

「この酷い料理に余計な調味料加えてさらに劇物に変えようとしたポンコツ娘は黙ってな」

 

「…はーい」

 

「…返す言葉もありません」

 

 ミア母さんの絶句に私は言葉も返せず沈む以外に選択肢がない。…便乗しようとしたシルが即座にミア母さんに沈黙に追いやられたことだけがせめてもの救いか?と思う程度には絶望していないが…

 

 私は料理ができない。

 

 ベルに手料理を振る舞えない。

 

 ベルと仲直りすることができない。

 

 論理の飛躍ではない。

 

 私にはベルに誠意を見せる方法が見つからない以上手料理を振る舞う以外にどうすればいいか今分からないのだ。

 

 この考えが私の思考を蝕み始め、私は段々と本当に絶望し始めていく。

 

 そんな時ミア母さんは今更思い出したかのように私に尋ねた。

 

「そういえばあんたはあの坊主に何を作りたいって思ってたんだい?…この惨状で碌な料理が作れるとは思えないけど、一応聞いておこうじゃないか」

 

「さっ…惨状…私はただベルに傷つけてしまったお詫びに料理を…」

 

「このバカ娘は人の話を本当に聞いているのかい?その料理として何を作ろうとしてたのかって聞いてるんだよ。お詫びをする時用の料理なんてある訳なんだから、あの坊主が喜びそうな料理を作ろうとか思ってたんじゃないのかい?」

 

「え…?」

 

 ベルの…喜びそうな料理?

 

「そうそう。例えばベルさんの好物とかさ!そういう料理でベルさんの胃袋をガチッと掴んじゃえば、ベルさんとの話も進みやすくなるかもしれないよね?」

 

 ベルの…好物?

 

 ミア母さんとシルが私に何の料理を作ろうとしていたのかの問いに私は言葉を詰まらせた。

 

 …私は何を作ればいいかまでミア母さんから教わろうと最初から考えていたのだから。

 

 ベルにお詫びするのに相応しい料理がある。例えば豪華さや美味など…そんな基準で作れば、ベルを喜ばせられると思っていたから。

 

 だがミア母さんはお詫びに相応しい料理などないと否定した。即ちベルに振る舞うべき料理の完璧な正解は存在しないということである。

 

 そしてシルは『ベルの好物』を作るべきと言った。この事実は私に重大な欠落を気付かせた。

 

 

 …私は『ベルの好物』を知らないのである。

 

 

 料理だけの話ではなくあらゆるベルの好きな物を知らない。その瞬間そう気づいてしまった。

 

 それこそ分かるのはベルの愛するのが私自身ということぐらいである訳だが、そんなことに惚気ている精神的余裕はもはやなかった。

 

 

 私は料理の技量がないというだけでなく、ベルのことを何も知らないという意味でもベルにお詫びを果たしベルを喜ばせる方法を探し出すことさえできないような現状に置かれていることに気付いてしまったのだから。

 

 

「…これはリューはベルさんの好物を知らないのかなぁ?…表情的に」

 

「なんだい…シルは知らないのかい?」

 

「私は確かにベルさんの身体に良い食材を弁当に使ったけど、好物を聞き出して入れたことはないかな?」

 

「…確かに好物をあんな劇物に仕立て上げられたらあの坊主でも何か言いそうだからねぇ…」

 

「だからミアお母さんはどうしてリューの料理の話なのに私の料理の悪口を言うんですかー?」

 

 

 ミア母さんとシルの話が私の耳に届いたが、もはや右から左。ぼんやりとしか聞こえてこず反応も返せないほどショックに私は襲われていた。

 

 するとシルは手をパンパンと叩いて無理矢理にでもシルに私の意識を引き寄せてから静かに私を諭し始めた。

 

「要はリューはベルさんに手料理を振る舞うことでお詫びの誠意を見せようと思ったんだよね?」

 

「…そのつもり…でした…」

 

「でも私とミアお母さんが言った通りその手料理がベルさんの喜ぶものじゃないとダメなんだよ。一方的に『美味しくて豪華な料理』を押し付けてもリューの誠意は多分ベルさんには伝わらない。ベルさんは一応は笑顔で食べてくれるだろうけど、心のどこかで嫌だと思っちゃう。だってそれはベルさんにとって本当の意味では嬉しくないもん。下手するとあーリューは僕の好みを気にもしないんだーって気づいちゃう。それじゃあ意味ないよね?」

 

「…その通りです」

 

「…それは今までのシルの弁当も大して変わらないんじゃないかい?」

 

「ミアお母さん!今は私がリューにいいお話をしてるんだから口を挟まないでください!」

 

 シルの私への諭しに私は頷いて同意する他ない。私は確かにベルのことをよく考えずに手料理を振る舞えばベルを喜ばすことができるとシルの言葉を鵜呑みにしていた。

 

 私はベルのことをよく慮ることができていなかったのだ。

 

 そしてミア母さんのツッコミを静まらせたシルは一度息を吐き調子を整え、続けて話したのは私が気付き始めていた私の決定的な問題点であった。

 

「リューはベルさんのことをきちんと気遣えてなかったんだと思うな。一方的に誠意や善意を押し付けていれば問題ないと思ってたんだと私は思う。それはベルさんの好物も知らずに料理をしようとしたことからベルさんの好みを無視していたのが分かる。それは誠意かもしれないけど、ベルさんには届かない可能性が高い。それはベルさんを追い返した時も一緒じゃないかな?確かに私との関係をはっきりさせれば、ベルさんに余計な心配をかけずに済む。それは善意。でもあの時のリューは明らかにベルさんのリューへの心配を無視してた。リューの問題点はベルさんのことを愛しているという割にベルさんのことをちゃんと気遣えてないことじゃないのかな?」

 

「…」

 

 反論など一言も思い浮かばなかった。

 

 もしベルに手料理を振る舞うことで誠意を見せようと思うならば、最初にすべきはミア母さんに教わろうとすることではなかった。ベルに好物を聞き出し、その好物を作るために改めてミア母さんの教えを乞うべきだったのだろう。一歩間違えれば私にとっての誠意はベルに届かないかもしれない。

 

 もしシルとの関係に決着を付けてベルに心配を与えないようにしたいならば、有無を言わせずベルを追い返すべきではなかった。ベルの言い分をきちんと聞き、ベルのその時の心配をきちんと取り除いた上でシルと向き合うべきだったのだろう。あの時明らかに私にとっての善意はベルを傷つけてしまっていたのだから。

 

 私は結局の所所ベルのことを理解できていなかったがために不必要にベルをあの時傷つけ、それどころかさらに傷つけようとしていたのだ。

 

 つまり私は…

 

「まずすぐにでもベルさんと話さないとね?リュー?ベルさんのことをもっと知らないと。そうじゃないとすぐにでもすれ違ってリューの望まない結果に辿り着いちゃうかもしれないよ?リューがまずすべきなのは一方的に誠意や善意を押し付けることじゃなくて、ベルさんのことを理解することなんじゃないかな?その上でベルさんが何を望んでリューは何を望むか…それを元に行動していかないといけないと思う」

 

「なる…ほど…シルの言う通りです。私はまずベルが何を望んでいるのか聞かなければならなかったですね…分かりました。手料理云々の前にまずベルに会いに行き、ベルの考えを聞いてみることにします」

 

「それがいい気がするな。ミア母さんはどう思いますか?」

 

「…んまぁ。何があったのかをあたしはよく知らないけど、もしあんた達が将来夫婦になろうって言うならお互いのことをよくよく理解するのが一番だろうねぇ。何せ味付けの好き嫌いで夫婦に亀裂が入ることまであるんだ。料理一つ取ってもあまり軽く考えちゃいけないと思うね?ま、リューのすべきと思うことをするのが一番いいと思うね」

 

 いつの間にやら手料理からベルと如何に向き合うかに転換していた話題。

 

 特にシルの口振りから鑑みるに恐らく最初から私にこのことを話すつもりでいたのだろう。

 

 …要は手料理という話題自体この話に繋げるために利用していた訳だ。

 

 だがそんな導入があったからこそ私はその意味を深く理解できた。

 

 

 私はまずベルときちんと話をしなければ、すべきことさえ分からない。そしてベルの考えを少しでも理解し、何とか仲違いを終わらせなければ。

 

 

 そう固く誓う私にシルは小さく微笑み、安心したかのような表情を浮かべる。そしてシルはミア母さんの方を向いて尋ねた。

 

「どうやらリューの心も決まったようだから、手料理を教えるのは延期かな?どうしよう?ミア母さん?」

 

「…確かに具体的な料理の作り方を教える必要はなくなりそうだねぇ…でも流石に…料理の基礎もまともじゃないのはどうにかした方がいいかもねぇ…」

 

「じゃあまず料理の基礎を学ぶところから?どうする?リュー?」

 

 シルの問いに私はしばらく考え込む。

 

 確かに料理の技能云々よりベルと向き合うことの方が余程ベルと仲直りするのに繋がるということは分かった。

 

 だが先程ミア母さんは味付けの好き嫌いで夫婦に亀裂が入ることもあるとも言った。

 

 もし私とベルが夫婦になるならば…と考えるとなぜか身体が熱くなってきて頭がボーッとしてきてしまうので考えるのはやめるとして。

 

 何にせよ料理が全くできないということは後々ベルとの関係に問題を生じさせかねないのである。

 

 よってその危惧から私の導き出す答えは一つであった。

 

「やります。まだ時間はありますよね?…もし宜しければお願いできませんか?」

 

「仕方ないねぇ…もしあの坊主に明日会いに行くなら早めに切り上げるけど、やる以上は短時間でビシバシ叩き込んでやるから覚悟しな?」

 

「…はい。お願いします」

 

 そうしてミア母さんによる手料理特訓は再開された。

 

 その特訓はミア母さんの宣言通り私の悲惨なレベルに低い料理技能とミア母さんの失敗した時の慈悲のない鉄拳制裁によって過酷を極めた。

 

 …文字通り身体で覚えさせられたと言っても過言ではないかもしれない。




リューさんのイケメンのような振る舞いにシルさんは尊さの余り鼻血を流し、『豊穣の女主人』の同僚達は新しい趣向に目覚め始めた模様(今作の趣旨ではないので後日談はカット)

そしてサラリとベル君が大食漢だと誤解するリューさん。ベル君のことを実際問題よく知らないという証拠の一つにしてみました。(尚これは元々シルさんの嘘な訳ですが)
ついでにベル君の好物さえも知らないというのは意外とまずい問題点ですよね。(…決して原作的にもベル君の好物がよく分からないから明示しなかったという訳ではない)
要はリューさんはベル君を思いの外よく理解していないということを示してみました。まぁ一緒に生活している訳でもないので仕方ないですが。ここら辺はリューさんの場合本当にこれからですね!

Q.リューさんは料理をちゃんと作れるの?
A.料理スキルが壊滅しているに留まらずまず第一に作るべき料理自体が分からなかった
…点数化するなら0点。リューさんは最初から条件自体を整えられませんでした。風邪のアーニャに黒いブツを振る舞えたのもアーニャの好物を知ることができたから、という前提があったからこそであって…その前提さえ用意できなかった時点で詰みです。
ということで今回のリューさんの成果は料理スキルが少し上がった、のみです。ベル君に何かを食わせるのはもうちょっと先。
リューさんとベル君の関係が少しずつさらに深くなっていくようにリューさんのベル君のために振るう料理スキルも少しずつ向上していく…予定です。

尚リューさんは何でも焦がしてしまうらしいので火加減の調整が不得意なんだろうと考えました。ついでに言うと料理に関わることが少な過ぎたせいで知識自体が少ない…という設定。
で、今回で料理の基礎は学んだので多分火加減や味の調節とか最低限の知識ぐらいは少しはまともになった…はず。
というかシルさんって明らかに味音痴なので料理が元は普通だったなんてある?…と大森先生のTwitterを見て思ったのが本音。
その点リューさんは料理の基礎が悲惨なのでまだ救いようがある…気がします。
まだリューさんには希望があるんです。料理回は今後も定期的に出現する予定。

それにしてもリューさんはシルさんに振り回され過ぎですねぇ…
大丈夫?リューさん?
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