ありふれてしまった秘封俱楽部   作:名もなき提督

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 召喚されてから二週間、私たちは情報収集に勤しんでいた。

 現在、王立図書館の一角に私たちはいる。

 

「魔人族側の神も同じように亜人族を差別してるとか魔人族側の神と人間族側の神が同一の存在である可能性をより濃厚にしてるわね。神に愛されてないとか作っておいて無責任すぎるわね、本当だったらの話だけど。」

 

「向こうじゃ、神はすべてを愛している。とか言われてるのにこっちじゃそうもいかないのね。私たちの目的はそこじゃないでしょ、蓮子?」

 

「まあ、本来の目的である“メリーの能力の制御法、あるいは似たような力”これを探すためのものだからそこまで気にもしてないし、それに関してはある程度めどが立ってるからいいとしてそっちよりも今は図書館の端の方で埃をかぶってたこの本とかが興味深いわね。要約してしまえば神に逆らった眷属である“反逆者”がいた。でも神エヒト様はそれを簡単につぶした。神スゲー。の話だけど着眼点はそこじゃないわ。」

 

「反逆者。つまるところ革命を起こそうとして失敗したものがいた。そういうことでしょ?」

 

「そう、さらに補足するなら迷宮の数は七つ、そして反逆者の代表格も七人。あまりにも出来すぎていて怖いわ。」

 

「それってもしかして?」

 

「恐らく考えてる通りよ。迷宮は今は神の試練とか言われてるけど実際は七人の反逆者が自分たちの力または意思あるいはその両方を後世に託すために作った可能性の方が高いはずよ。」

 

「なかなかに皮肉が効いてるじゃない。そこに付け加えるならその力は神代魔法の可能性があってそこの中に境界に干渉し得る魔法がある。そう言いたいのよね?」

 

「そうそう、だから確実に一つは迷宮に行く必要があるわ。まあ、迷宮っていうだけあるから何かしら帰るための出口があるはずだからそこをメリーの能力を使えば裏口からこんにちわができるものね。」

 

「正面切って攻略する理由もないものね。」

 

ズル?度々危険をとしてオカルトでもないものを暴きに行くほど蓮子も馬鹿じゃ・・・ないわよね?それに今回は明確に目的があるわけだし、うん、大丈夫ね、きっと。

 

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 訓練用の施設に時間ぎりぎりで来ると、飽きずに子悪党組が南雲君をいじめてたわ。

 付け加えると突撃っ子(白崎さん)が特攻してキラキラ君が苦労人(八重樫さん)を苦しめてたわ。

 

 あ、あと最後に言うと

 

 

「明日から、実戦訓練の一環として【オルクス大迷宮】へ遠征に行く。必要なものはこちらで用意してあるが、今までの王都外での魔物との実戦訓練とは一線を画すと思ってくれ! まぁ、要するに気合入れろってことだ! 今日はゆっくり休めよ! では、解散!」

 

だそうです。

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