ありがとうございますm(_ _)m
「っ、来てくれたんですね石動君」
「あぁ」
ギャー助と塔城と出かけた数日後の夜、俺は腰にビルドドライバーを付けて学園に来ていた。
そして、俺の目の前には会長と会長の眷属がいた。
「では案内します。私について来てください」
そう言われ、俺は会長について行った。
〜〜〜〜
学園の中は、普段と違いどこか雰囲気や道が変わったりしていた。そして、しばらく歩くと
巨大な扉が目の前に現れた。
「この先が会談会場になります。....準備はよろしいですか?」
「あぁ。いつでもどうぞ」
「....わかりました。では、開きますよ」
そう言って、会長は扉に手を触れた。すると、扉は勝手に開いていき、会長は扉の中に
入っていった。俺もついて行くと、そこには会長の姉、赤髪の男、金髪の男、夜中にいた
堕天使の男が席に座っていた。そして、その後ろには護衛が二~三人ほど立っていた。
「石動君はお姉様の隣の空いている席に座ってください」
「わかった。....それよりも、塔城達は来ないのか?」
「....おそらく遅刻です」
「....そうか」はぁ
俺はそう言ってため息をつき目をつぶった。その数分後、無能と無能の眷属達が自信満々の
様子で入って来た。それを見て、会長の額からは嫌な汗が流れていた。
「(会長も苦労人だな。....それよりも、ギャー助と塔城はいないのか)」
そう思っているうちに、三大勢力の会談が始まった。だが、俺はしゃべることが無く、黙って
三勢力の話しを聞いていた。そして、話が進んでいき三勢力は和平を結んでいた。
「さて、こっちは終わったし一番大事な話しをしようぜ。なぁ、二色のライダーさんよ」
「....俺は特に話すことはないんだがな」
堕天使の男がそう言ったので俺はそう返した。
「そう言うなよ。お前の力に謎の勢力....こっちに被害が出ないとは言えないんでな。
対策のためにも聞いておきたいんだよ」
「力に関しては既に会長とそこの無能に話した。魔王のアンタらにも話は通っているだろ?」
「まぁね☆でも、私達的にはもう少し詳しく聞きたいんだけどね」
「....具体的には?」
「君の使うそのベルトとボトルの作り方について....」
赤髪の魔王がそう言った瞬間、俺はホークガトリンガ―を赤髪の魔王に向けた。
「ふざけたことをぬかすなよ悪魔風情が。何で貴様ら悪魔にこの力を渡さなきゃならない。
この力は俺の復讐のための力だ。誰にも渡すつもりはない」
そう言った瞬間、この場の空気は一瞬で冷えたような空気になった。
「それに俺は悪魔が....いや、お前達三大勢力が嫌いだ。人間の命を駒みたいに使う、
お前達が。....まぁ、そこの会長とここにいない塔城とギャー助は別だがな」
そう言いながら、俺はホークガトリンガ―を降ろした。その瞬間、旧校舎の方で爆発が起こり
この空間の時間が止まった。
「(始まったか....)」
そう思いながら俺はラビットタンクに変身して窓の外を見た。
『(配置もルフェイからの連絡通りか。なら、俺は俺の仕事を始めるか)』
『おい無能の兄。これ、ギャー助の神器の力か?』
「あぁ。恐らくそうだろうね。でも、どうやら自分の意志では使っていないようだけどね」
『アイツは旧校舎の中か?』
「そうだよ」
『そうか。だったら勝手に行かせてもらう。そっちは任せるぞ』
そう言って、俺はビルドフォンをマシンビルダーに変形させて旧校舎に向かった。
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小猫side
「こ、これといって特に何も起きないね」
「....そうですね」
三大勢力の会談が始まり数十分が経った。私はギャー君と一緒に旧校舎の部室にいた。
本来なら私は会談に参加するはずだったのだが、ギャー君の神器がまだ不安定のため、
ギャー君の護衛で一緒に留守番をしていた。
「まぁ、何も起きない方が良いですが....」
そう言った瞬間、突然扉の向こうから何かが走ってくる音が聞こえた。
「(っ、何か来た....)」
私は扉の向こうを警戒して防衛体制を取った。だか、いつまで経っても扉が開かれることは
なかった。
「(一体扉の向こうで何が....)」
そう思っていた次の瞬間、突然扉は開かれた。そこにいたのは....
『よっ。久しぶりだな』
「っ!? ブラットスターク....!?」
石動先輩の宿敵であるブラットスタークがいた。そして、隣にはフードで顔を隠した
人間が一人いた。
「どうしてあなたがここに!」
『それは、お前が知らなくて良いことだ。黒歌の妹の白音』
「っ!? 何であなたが私の名前を....まさか!?」
「そのまさかよ。スターク、そっちは任せるにゃん」
そんな声が聞こえ、私は背後から身体を拘束されてこの空間から消え、気づけば謎の空間に
いた。
「さて、力づくで悪い事をしたわね白音」
そして、次に聞こえてきたのは申し訳なさそうな姉様の声だった。
「姉様....あなたが世話になっているって言った人はあの人だったんですね」
「ま、そういう事になるにゃん」
「どうして私をこんな所に連れてきたんですか?」
「簡単に言えば、あの吸血鬼の子を救うため。それにはあなたが邪魔になったからよ。
一応言っておくけど、こう言ったのはスタークだからね」
姉様は心底めんどくさそうにそう言った。
「安心して。ある程度時間が経ったら出してあげるから。それに、白音にはビルドに
届けて欲しい物があるからね」
そう言いながら、姉様は赤いトリガーの様な物を投げていた。
「ま、少しだけ大人しくしててね白音」
そう言いながら、姉様は虚空を見つめていた。
「(ギャー君を助ける....? 姉様、一体何が目的なんですか....)」
そう思いながら、私は姉様を見つめていた。